学生ライフ
読書を趣味にしたい初心者にオススメなミステリ小説5選

本を読みたい、読書を趣味にしたい、
だけど何を読んだらいいのか分からない……。

そんなあなたに贈る
本の世界への入口としてお薦めする五冊の小説をご紹介。

本になんか興味ないよ!というあなたにも、
胸を張っておもしろい!と言えるものを選びました。

小説とは、いつでも鞄に入れて持ち運べるくらいのサイズに、驚くほど美しい情景やあらゆる感情、そして私たちの人生にそっと寄り添う言葉が詰まったひとつの小さな世界。

もし、LINEやSNSに疲れたら、
いま手に持っているスマホをそっと隣に置いて、
この小さな世界に持ち替えてみてはいかかでしょうか?

①「イニシエーション・ラブ」乾くるみ

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

実写化不可能と言われながらも昨年映画化されたこの作品、ご存知の人も多いはず。
読めばその理由が分かります。
出会いから別れまでのあま~い恋模様を描いた作品と思いつつも、その裏に隠された真実とは?
ラスト2行、本気でゾッとします…

②「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

こちらも映画化されている作品。
伊坂幸太郎さんの小説は普段あまり本を読まない方でもサックリ読めるものが多いです。
中でもこの作品は、ラストで驚きとともに涙が溢れること間違いなし。
そしてこのタイトルの意味が分かった時、あなたは何を感じるでしょうか。

③「十角館の殺人」綾辻行人

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

多くの読者に衝撃を与え続け、ミステリ史上最大の名作と名高いこちらの作品。
読み終わった時、思わず拍手を送りたくなるほど秀逸。
ラスト一行、あなたは必ず驚愕します。
これを読んでミステリ小説にハマる人も多いのではないでしょうか。
とにかく騙されたと思って読んでみてほしいです。
これにハマれば同じ著者の「館シリーズ」を読み進めるのもオススメ。

④「彼女は存在しない」 浦賀和宏

彼女は存在しない (幻冬舎文庫)

決して彼女がいない男のストーリーではありません。
作中では二つの視点から物語が進行しています。
それが交差していくのかと思いきや……?
登場人物がとても魅力的。
ラストは衝撃とともに切なくなるような作品。

散りばめられた伏線にあなたは気づけるでしょうか。

⑤「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

こちらもミステリ界の金字塔と呼ばれるにふさわしい名作。
タイトルの美しさに目を惹かれますが、素晴らしいのは題名だけではありません。

この小説は、内容もさることながら独特の空気感で読者を引き込む歌野晶午さんの手腕が光る作品となっています。

しかしもちろん、ただ物語が進行していくだけではありません。
ラストまで読めば、あらゆる賞を総ナメにしたというのも頷ける感動が味わえるでしょう。

ミステリの世界へようこそ!

今回紹介した五つの作品には共通点があります。
あなたは気づけるでしょうか?
ミステリ小説のおもしろさを知っていただけるよう、「二度読みたくなる」をテーマに、あえてあらすじには触れずご紹介致しました。

その目で確かめて、トリックを暴け!

一度読めばハマること間違いなし。
いや、一度では満足出来ないかも……?

すぐにもう一回読み返したくなっていたら、
あなともミステリ小説の世界から抜け出せなくなるでしょう…

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