こんにちは、ライターのみなみんです。

武庫女生ってどんな人がお好みだと思いますか？優しい人、背の高い人、かっこいい人。

いいえ、甲子園で汗水流してバット振ってる人、そう野球選手です。ドキッとしたあなた。そう、あなたに言ってるんです。そんなあなたはこのまま読み続けてくれるといいな。

「あー、女子大って出会いないよね。合コンって周りはしまくってるけど私そんなタイプじゃないし大体コンパくるやつなんてチャラいからなー」

「わかる。チャラいのよりも誠実なのがいい。」

「そう言うと思った今日は二人にどうしてもついてきて欲しい店があるんだけど！○○タイガースの選手がよく来るご飯屋さん！」

「え！そんなおいしい話ある？野球選手って爽やかの権化みたいなものじゃない行くしかないでしょ！」

「阪神本線鳴尾駅から徒歩７分で来れてしまうっていう好立地なお店鳥人（トリンチュ）。夜な夜な若虎たちがくるって噂だよ…」

「え！選手登場！？」

「こんにちは、」

「きた！あたりの日なのかも…いきなり虎の選手と会えるだなんて…このかぶり慣れた帽子。着こなし方が天才的なベースボールシャツ…あの…ポジションはどこですか！」

「藤田と申します。ポジションは店長です。」

「……店長かよ！！！」

「失礼、取り乱しました。店長さん、ここに○○タイガースの選手が来るということを噂で聞きました。本当にきますか？」

「試合の帰りに来たりするね。僕はムコジョの生徒のほうが来てほしいんですけどね…」

「まあ、外でずっといるのもなんだし上がってよ。」

「嬉しい！個室なんやね！高級感のある店内で鳴尾なのに都会に来たみたいやね。」

「丸の内OLになった気分だわ～」

「二人とも、私たちの使命はなに？虎に会うことって忘れちゃダメだよ？」

「店長さん！○○タイガースのみなさんが食べるオススメメニューをお願いします。」

「へい！少々お待ちを。」

「みなみん、店長さんたち昼間から飲んでるよ…しかもめっちゃ爆笑してる…」

「店内シックで落ち着いてるから、店長さんとスタッフさんが余計個性的に見える…。どんな料理出てくるのやろう。」

「あ、こっち見た、しかも超ドヤ顔。」

「アットホームすぎる…」

「私たちも乾杯しますか！かんぱーい」

「やっぱり試合後ってコッテリしたもの食べたくなるんかな。激闘で火照った体に注ぐエネルギーが必要やもんね。」

「どんな美味しい料理出てくるんかな。」

「お待たせ！。当店自慢のM字ラーメンです！」

「お久しぶりですインリンさん…って全然焼き鳥じゃないし！え、選手はこれを本当に食べてるんですか？」

「そうそう、いつも美味しいって言ってくれてるよ。あとインパクトも最高って褒めてくれる。」

「そういう問題なんですか！？焼き鳥屋さんが作るラーメン。すでによくわからない！」

「焼き鳥屋がラーメン出すって面白くない？面白いよね？だから出してみてん」

「なに、その好奇心だけで進んでいくスタイル…いや、でもラーメンすごい美味しいです。このとんこつエスプーマがなんとも言えない旨味の極み。」

「いやん、褒められちゃった♡」

  「キャラが…わからない。」

「さっきのはウケ狙いましたすみません！本当の人気メニュー作ってきますね。」

（真剣に焼き鳥を焼く藤田さん…ふと見せる姿に思わずドキッ。）

～待つこと３分～

「お待たせしました！焼き鳥盛り合わせです！」

「来たー！これこれ。選手のみなさん食べてるって思うと力がみなぎりそう。選手ってどのくらいの頻度でくるんですか？」

「もちろん、鳥人が恋しくなったらですね。僕も恋しい。」

「それじゃ分からないですよ！何曜日ですか？時間帯は？勝ったとき？負けた時？」

「お察しください、言えないんです。」

「選手さんが来たとき、どんな話をしてるんですか？」

「それはねえ。武庫女生に会いたいって叫び転びまわってるよ？」

  「そんな姿見たくない…」

「あの、そろそろいいかな…」

「はい、藤田さん！？」

「気づいていないとは言わせない！この身体中のいたるところに貼ってあるこの張り紙を！！」

「現在鳥人ではアルバイトを募集しています。野球選手目当ての武庫女子の皆僕たちは君を待っているよ。」

「シフトは週2・3日からでOK！時給は900円で友達の武庫女の子を誘っても全然オッケーだよ！！」

「本当に鳥人一同お待ちしております！」

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「ごり押しがすごすぎて言葉を挟めなかった。でも、料理も美味しくて店長もスタッフさんもユニーク。私も今忙しくなければ働きたいなって思っちゃいました！気になった方はぜひ応募してみてください。野球選手にも会えちゃうかも…？」