おいおいおいおいおい

待て待て待て待て待て

ん？

一見チャラそうなイメージのある経済系の学部でも、クリスマスに予定のある人は45％と半数以下。

それに比べて文学部。
55％とはなにごとか。
暇か。暇なのか。

そして見てください、理工学系学部と法学部のクリスマス予定ありの割合。

おどろきの36％

裏を返せば、理工学系・法学系学生のクリぼっち率、なんと64％。

こんなことって……あんまりじゃないですか。
日々実験やレポートにおわれ、異性と遊ぶどころかキャンパスの猫と戯れるのが唯一の癒しになっている理工学系学部の学生たち。
出席率など関係なくテスト100％で単位が落ちまくり、テスト前にはエナジードリンクを際限なくぶち込み生ける屍と化す法学部の学生たち。

こんなにも必死に頑張って学生生活をこなしている学部の学生が、クリスマスを1人寂しく家で過ごすだなんて。

こんなことが許されていいのか？
この過酷な世界で、我々はどう生きていけばいいのか？
なぜ戦争はなくならないのか？
なぜ漫画やゲームのぷよぷよしたキャラはコンビニの肉まんにされると得体の知れない「生々しさ」を感じさせてしまうのか？

経済系の人たち、チャラそうとか言ってごめんなさい。

真に充実していたのは文学部でした。

一見チャラチャラしている経済学部や社会学部が作り出す喧騒のうしろで、ちゃっかり恋人とふたりっきりで愛を育もうとはなんたる外道。悪逆非道の所業なり。

そんな業の深い文学部の皆さんには、一度自分の生活を見つめなおしてもらいたい。

テスト期間は何千字何万字とあるレポートにおわれているふりをしながら、実は家で恋人とぬくぬくしながら一緒にレポートを書いていたりしないか？
ホットココアを淹れて一緒に毛布にくるまったりしていないか？
参考文献探しを口実に、図書館デートを週２で開催したりしていないか？
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさを現実に体験し俵万智をリスペクトし始めたりしていないか？

一つでも当てはまった文学部のあなたは、理工学系もしくは法学系の学生にセブンイレブンの揚げ鶏とローソンのプレミアムロールケーキを買ってあげてください。
当てはまらなくても買ってあげてください。
今年のサンタクロースは全国のリア充文学部生がやるのです。私が政治家になるときはこの公約を掲げて選挙に出ようと思います。

ここまで読んでくれている皆さんなら薄々お気づきかと思いますが、

要するに独り身の僻みです。

HITORIMI NO HIGAMI

来年はセカオワではなくヒトヒガが一大ブームを巻き起こすかもしれない。多分ない。

独り身の寂しい部屋なので寒くて寒くてもう指が動かなくなってきたのでこの辺にします。

クリスマス当日までに、理工学系・法学系学部のリア充率が少しでも上がりますように。
文学部のリア充率は今日から右肩下がりで当日には限りなく０に近づきますように。

全国の文学部の皆さんは化学薬品やポケット六法が飛んできていないか、背後にお気をつけてお過ごしください。

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