チャオ! 最近腰痛が悪化したメンズファッションライターのサカモトでございます。
さてみなさま、春が始まってしばらくたちますが、こんな陽気には冬の重い色は脱ぎ捨てて心も軽く装いたいもの。
普段のファッションの色、どんな色をお召しでございますか?
よもや全身真っ黒ではございませんか?
いまギクッとした皆様、そんな皆様のための記事でございます。
今回はワタクシが魔法使いのおばあさんよろしく、色合わせに迷わない魔法の言葉を授けて差し上げましょう。
きっと今頃読者様は何語かもわからないこの言葉の前に、頭に数多のはてなマークが浮かんでいることでございましょう。
では問題です。
サカモトといえば何語でございましょう?
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そう、イタリア語でございますね(←いつもテメェ似非イタリア語じゃぁねぇか)
イタリア語でアズーロとは空の色、
マローネとは栗の色。
つまるところ、青と茶色は相性がいいよ!というイタリアのことわざなわけでございます。
さすがファッション先進国イタリア!
色合わせでさえ、ことわざになってしまうのですね。
実際イタリアに行くとこの配色のコーディネートの方があっちにもこっちにも居るそうです。
ジャケットのロイヤルブルー、シャツのサックスブルー、ジーンズのインディゴブルーがアズーロ。
ベルトと靴がマローネとなっております。
ジャケットのダークブラウン、靴、時計のベルト、ベルト、カバンがマローネ。
シャツのサックスブルーとジーンズがアズーロとなっております。
シャツのサックスブルー、写っておりませんがサスペンダーのネイビーがアズーロ。
スーツ、コート、靴がマローネとなっております。
①面積比
ひとえに青と茶と申せども、ただ合わせればいいというものではございません。
その面積次第で今ひとつにもスタイリッシュにもなるのでございます。
何のことはございません。5:5に”ならないように”すれば良いのでございます。
あくまでどちらが主役かははっきりさせておく必要がございます。
②濃淡
青といっても水色から紺色まで、茶でもベージュからダークブラウンまで様々でございます。どちらかの色が淡いものの場合は、もう一方は濃い方が上手くいきやすいでしょう。
ただ慣れてくればこの辺りはあまり気にしなくとも、違和感があればそれに気づくはずでございます。
いかがでしたか、簡単でございましょう?
なにも難しいことはございません。青系に茶系を合わせればいいんでございます。
とりあえずそれさえやっていればアズーロエマローネは成立するのですから。
では最後に確認問題といたしましょう。
このページを上までスクロールしていただいて、この記事のサムネイル(タイトルの下にある画像)は一体どこがアズーロでどこがマローネでございましょう?
これが分かっておれば文句なしでございます。
”青は藍より出でて藍より青し”
編集部から一言 |
リピートアフターサカモト |
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