「単位落としそう~~」
「そういえば前に出てた課題やってなかったなあ~~」
「1つでも単位落としたら留年~~」
こんな会話が大学に飛び交い始めるのは、期末テスト1ヶ月くらい前から。
今まで、飲み会に行きまくったり、夜中までゲームをしていたり、バイトに明け暮れすぎていたりなどのつけが回ってきています。
単位落とす症候群の大学生が大量発生する時期です。
大学生は「人生の夏休み」とはいいますが、羽目を外しすぎて単位を落とすというのはいかがなものでしょうか?
単刀直入に言います。
「単位を落としまくってる大学生はやばい、大学生活を無駄にしている!」
多くの大学生が、単位を落とすことがどれだけやばくて、無駄なことか理解していません。
ぼくの大学の授業は90分×15回=1350分(22時間30分)。
テストがある授業はテスト60分を加えて、23時間30分になります。
つまり、単位を落とすことは約1日を損することになるのです!
単位を落としている人は、この事実に気づいているのでしょうか?
気づいていないでしょう!
単位を落とす大学生の大半は、「また授業とればいいか~」という風に超お気楽に考えているのです。
単位を落とすことは時間を無駄にすることになるのですが、時間を無駄したことで様々な弊害が生じてしまいます。
1.友達が減る
単位を落としていると、再履修の授業を取ったり、必修科目をもう一回受けなくてならないので、今まで一緒に授業を受けていた友達と離れる時間が増えます。
落とした授業が1つくらいなら友達も笑い話にしてくれる程度ですが、たくさん単位を落とした人は友達と接する時間が減る分、見放される可能性があります。
もしかしたら
「めっちゃ単位落としてるやつとつるんでると、俺たちもバカ扱いされるぞ!」
と、友達から距離を置かれるかもしれません。
単位を落とすことは、信用を落とすことにつながり、最悪の場合、友達が減るかもしれないのです。
2.3・4回生でびっしりつまった時間割
単位を落とさず、順調に3回生になった人は、取る授業が少なくて済むので、時間割がスッカスカで、全休を作ることができます。
3回生の先輩は週2回全休を作っている人、4回生になるとゼミだけという人もいます。
全休を利用して旅行に行くなど、ゼミを頑張りながらも楽しいことをしています。
対して、単位を落としまくった大学生は、単位を取るために1限~5限まで授業が詰まっていることも…。
結局、1・2回生と同じような時間割で大学を過ごすことになります。
3.必修科目被りが発生する
単位を落としまくった大学生の末路は、必修科目被りの発生です。
必修被りとは、取らないといけない必修科目と言語科目が同じ時間にあることです。
この場合、3回生でこっちをとって、4回生であっちをとろうという選択をしなければなりません。
さらに、被りが前提なので、絶対に落とすことことはできません。
落としたら留年だ!
4.卒業論文書けない・多忙
多くの大学で、卒業論文を書くことは大学を卒業するのに必須です。
単位をちゃんと取得した大学生は、4回生の時点でとらなくてはいけない単位が卒業論文のみの場合が多いので、時間をとって、卒業論文に専念することができます。
しかし、単位を落としまくった大学生は、卒業論文に加え、授業の単位を取らなくてはならず、授業の課題と卒業論文の板挟みになります。
その結果、卒業論文を満足に書けなくて再提出になるなどの問題が生じます。
大学生が単位を落とすことは、超時間の無駄であり、大学生活を苦しくさせる要因になります。
楽しい大学生活を過ごすためには、適度に遊んで、勉強をしっかりすることが大切ですね。
1・2回生で単位を落とさないで、3回生から休みを使って楽しく遊んだり、自分のやりたいことをしたり、ゼミの活動を頑張ることが、理想の大学生活かもしれないですね。