恋愛
仲直りのタイミングを材料力学が解明【恋愛×材料力学】
こんにちわ。しみたくです。
今回は材料力学を取り上げてみます。
僕は建築学科なので、この材料力学は自分の領域でもあります。
材料力学とは簡単に言えば「安全なモノづくりのための基礎となる学問」です。
主に建築や機械の設計や技術を学ぶ学問で、最大の目的は「壊れないモノをつくる」ことです。
ということは・・・?
材料力学から「壊れない恋愛をつくる」方法がわかるのでは?ということで考えてみました。
計算などは無いので気軽に読んで下さい。
引張試験と呼ばれるもので、
鉄筋などの材料をブチッと切れるまでものすごい力でひっぱります。
どれぐらいの力まで耐えられるかを実験するものですが、
これは・・・応用できるかも・・・?
つまり、この鉄筋を二人の「絆」だとします。
2人が喧嘩して、どうしようもなくお互いが嫌いになってしまった時、この絆がブチッ切れて壊れてしまいます。
このように壊れてしまうことを材料力学では「破断」といいます。
「破談」ではなく「破断」です。
鋼を引っ張った時の引張試験をもとにグラフ化すると
こんな感じになります。
縦軸は加え続ける力(応力)です。
横軸は変形量(ひずみ)です。
流れとしては、
①ある一定のところまでは一定の力がかかり続ける
②材料が元の形に戻ろうとする最後のふんばり(ギザギザ)
という感じです。
これを「目玉焼きに醤油かソースか」で喧嘩したカップルを例にとります。
①喧嘩発生
↓
なんで目玉焼きにそんなのかけるの!?意味わかんない!(相容れない論争が続きます)
↓
②お互いの調味料で食べてみます(戻ろうとする最後のふんばり)
↓
やっぱりなんか違うなぁ・・・
↓
③前から色んな価値観が合わなかったんだよねぇ・・・(切られる部分がつくられていく)
↓
④サヨナラ(破断)
とまぁこんな感じ。 結構リアルですね。
それでは別れたくない場合、材料力学的にはどのタイミングまでなら
仲直りがセーフなのか。
それは「弾性域」と「塑性域」が関係してきます。
これは力を加えるのをやめたとき「元に戻れる範囲」と「変形したままになってしまう範囲」です。
それはどこか。それは①の部分までです!
材料力学的にはココ!!!
これ以上いくと、力を加えるのをやめても変形したままもう元の形には戻りません。
先ほどのケースでいくと、喧嘩が始まったこと自体は問題ではありませんが、
お互いの調味料で食べてみた頃に仲直りしてももう遅くて、材料力学的なベストは早い段階で
「わかった。あなたはソース、わたしは醤油。別々の食べ方をしましょう。それよりあなたの好きな映画のDVDみない?」
と話題を切り替えてしまえば、2人は元の形にすぐ戻れる。
ということですね。
喧嘩は早めに終わらせることが大事ということが材料力学からわかりましたね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(建築学部の方へ)
このコラムはわかりやすいようにグラフをデフォルメしているので
試験勉強の際は講義や教科書を勉強して下さい(笑)
理解する助けぐらいになれば幸いです。