私の就職活動
就活生必見!一次面接突破のためのマッチング理論

こんにちは、しみたくです。
就活マナーの本を開くと元気な声で、とかお辞儀の角度とかスーツの色とか女子は就活メイクなんてものも。
さてここで疑問が。この本の通りにしていて本当に内定がもらえるの?
今回合コンの成功法の記事を書こうとしていたのですが、就活でも同じようなことが言えそうなのでテーマを変更して書いてみました。
こんにちは、しみたくです。
就活マナーの本を開くと元気な声で、とかお辞儀の角度とかスーツの色とか女子は就活メイクなんてものも。
さてここで疑問が。この本の通りにしていて本当に内定がもらえるの?
今回合コンの成功法の記事を書こうとしていたのですが、就活でも同じようなことが言えそうなのでテーマを変更して書いてみました。
ちょっと面白い事言ったり、ちょっと派手めなスーツを着たり。面接って目立った方がいいと思いませんか?その方が面接官の印象に残る気がしますよね。
それは果たして正しいことなのか今回は経済学のマッチング理論と呼ばれるものを使って考えます。
それでは今回は身だしなみも姿勢も受け答えも無難なミツオくんと
スーツも派手でビッグマウスの目立ちたがり大学生ハデオくんを例にとってみます。
《設定》
学生5名(ハデオ、ミツオ、A、B、C)が
企業5社(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ)の面接を受けるとします。
各社の採用人数は1名ずつ。
学生は働きたい企業の志望順位があるもとのし、
また企業も入社してほしい学生の順位をつけるものとします。
そして当然ながら学生も企業も第一志望により近い結果を望んでいるとします。
学生の志望順位は
|
1位 |
2位 |
3位 |
4位 |
5位 |
ハデオ |
Ⅰ |
Ⅱ |
Ⅲ |
Ⅴ |
Ⅳ |
ミツオ |
Ⅴ |
Ⅳ |
Ⅰ |
Ⅲ |
Ⅱ |
A |
Ⅰ |
Ⅳ |
Ⅲ |
Ⅴ |
Ⅱ |
B |
Ⅱ |
Ⅰ |
Ⅴ |
Ⅲ |
Ⅳ |
C |
Ⅱ |
Ⅲ |
Ⅳ |
Ⅰ |
Ⅴ |
だとします。
さて面接が終わり、各社も欲しい学生の順位が決まったようです。
|
1位 |
2位 |
3位 |
4位 |
5位 |
Ⅰ社 |
A |
B |
ミツオ |
C |
ハデオ |
Ⅱ社 |
B |
C |
ミツオ |
ハデオ |
A |
Ⅲ社 |
C |
A |
ミツオ |
B |
ハデオ |
Ⅳ社 |
ハデオ |
C |
ミツオ |
B |
A |
Ⅴ社 |
A |
B |
ミツオ |
C |
ハデオ |
ハデオくんはⅣ社の面接では目立ったことが評価されましたがそれ以外ちょっとウケなかったみたいです。
ミツオくんは設定上無難な子なので全社において3位を独占しました。
さて、これをもとにマッチングしていきます。イメージはフィーリングカップルみたいな感じで大丈夫です。
まずは赤線が各社の第一希望の学生です。
AさんとBさんはそれぞれ第一志望の会社からオファーをもらえたので入社を決めました。
ハデオくん、Cくんはオファーが来ていますが、第一希望の会社ではないのでちょっとオファーを受けずに待っていることにします。
ミツオくんにはオファーは来ていませんね。ちょっと不安になってしまいますね。
さて、Ⅴ社はAさんをⅠ社にとられたので第2希望のBさんにしたいところですがBさんもⅡ社にとられてしまっています。なので第3希望のミツオくんにオファーをかけます。
CくんはⅡ社からのオファーがもう来ないので第2志望のⅢ社のオファーを受けることにしました。
その結果がコチラ。
ミツオくんは無事第一志望のⅤ社からオファーが回ってきたので入社を決めました。
最後に残ったハデオくん。他の4社からはオファーがもう来ないので第5志望のⅣ社に入社することにしました。
今回の例は特に差が出る結果となりましたが、「ミツオくんは全社で3位」「ハデオくんは1社だけ1位・その他は3位以下」という設定を守って何回もランダムに学生と企業の順位を設定してみてもハデオくんよりミツオくんの方がおおよそ第1志望に近い企業に入社できる確率が高かったです。
面接を受ける上で目立つことが無駄とは言えませんが同時にリスクとなってしまいます。
1番になろうとして張り切ってカラ周りしてしまうよりは身だしなみや礼儀はキチンと基本を押さえて、平均点でいいんだという気持ちで臨めば少しは楽に面接を受けることができるかもしれませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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