こんにちは、あさみです。
今回は、関西大学応援団の華、バトン・チアリーダー部を率いる部長・大梅志帆さん(文学部・4回生)を取材。
「大学生活の中で、何か1つ本気でやりたい」と入部した応援団。
勝ち負けは存在しない、観ている人に伝わったか伝わらなかったか。そんな4年間の活動の中で培ってきた思いとは。
---応援団としてのチアリーダー部とは?
『応援団』という名前の通り、人のことを応援する立場というのを忘れないようにしています。練習中でも、ただ技が決まればいい、ではなく『絶対できる!』という気持ちを、技を通して伝えていく、というのを大切にしています。仲間同士で技が決まった時に泣いたりもしますし、お互いに高めあえるチームであるように意識しています。
---バトン・チアリーダー部の活動で悩んだことは?
やっぱり、どれだけやっても正解がないということです。ただステージが完成するだけではダメだし、「良かったよ」と言われても、それがゴールなわけじゃない。でもその中で、全力を出し切ったぞ、という達成感を後輩たちに味わってほしい。そういう気持ちの面で悩むことは多かったです。
---4回生になり、まわりが後輩だけになったとき感じたことは?
なんだかみんな幼く見えました。今まではチームメイト、という感じだったのが、「何が何でも守らなきゃ、この子たちの大事な1年を預かるんやから『この1年ほんまに良かったな』って思わせてあげなきゃ」って。親じゃないんですけど、そんな風に思いました。
---部長になったときの気持ちは?
はじめの頃は、みんなを引っ張るとか、一番声を出そうとか、みんなより出来ていないといけないっていう意識がありました。責任感もすごいですし、自分のテンションや自分のやり方でチームの空気が変わってくるんです。でも大事なことはチームを想う気持ちであったり「みんなのことが大好きなんだよ」って伝えることだと気付いて、それは意識していました。とりあえず、自分らしいリーダーになろう、という気持ちでした。
---これからのHELIOSをどんなチームにしたい?
うまく言えませんが、細かくこういうところがいいよねっていうよりかは「HELIOSってやっぱり勢いちゃうなあ!」と思ってもらえるチーム。HELIOSがいたらパッと周りが明るくなるような、太陽のような存在になっていってほしいです。
---いよいよ今週8日に迫った今年のHELIOS POWERのテーマ『feeling(=思いやり)』を体現するために努力した点は?
私たちがチームとしてお互いを思いやるのはもちろんですが、完成したステージが、お客さんの感情を動かせるようなものになるように、あくまで矢印は内側ではなく、外のお客さんに向ける、ということを意識しました。
---4回生の大梅さんにとって最後となるHELIOS POWERの舞台に向けて、今の心境は?
本当に不思議な気持ちです。このステージを完成させる、とか大きなことではなく、舞台に立って、部員一人一人と目が合う今この一瞬を大事にしようと思っています。この気持ちは4年目だからこそですね。
---HELIOS POWERを観に来られる方々に向けて
この舞台だからこそ観れるHELIOSの魅力が満載です。今までの応援を再現したステージやジャズダンス、セクシーダンスなどなど。HELIOSってこんなこともできるの?って思ってもらえるようなステージになっています。次はどんなことをしてくれるんだろうっていうワクワクを楽しんでもらいたいですし、「明日からも頑張ろう、っていうパワーをもらえる舞台」という前提で来てもらえたら。全力でその気持ちに答える舞台にするので!
終始、真剣なまなざしで語ってくださった大梅さん。
これからも、関西大学応援団バトン・チアリーダー部HELIOSの活躍を期待しています!
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