電子レンジでラップを溶かしたこと、ありますか。
水溶き片栗粉でスープをゼリーにしたこと、ありますか。
スープが吹きこぼれて中身がなくなったこと、ありますか。
クリームシチューを焦がしてビーフシチューにしたこと、ありますか。
バレンタインで友達のお腹を壊したこと、ありますか。
私はあります。
こんにちは、れなこです。
この世に生まれてから20年。
1人で料理をしだしてから約16年。
料理が下手だと気付いて5年。
そんなれなこが!
ついに!
美味しい食事を作ることが出来ました!
見てくださいこの食卓を!
とてもおいしそうですよね! (自画自賛)
因みに献立は左から時計周りで
・マグロの刺身
・ご飯にかける用のとろろ
・白ご飯
・白ご飯
・茄子のおひたし
・チキン南蛮
・鶏皮のフライ
です。
これね、れなこ一人で作ったんですよ。
凄くないですか? (自画自賛)
で、ここからが本題です。
れなこ、気付いちゃったんですよ。
今まで料理が出来なかった理由が!
というわけで、今回は料理が出来ないと思っている人に見てほしい、料理が出来るようになる3つのポイントをお送りします!
それでは張り切ってどうぞ!
「レシピ通りに作ったのに……。」
この言葉、料理が出来ない人なら1回は言ったことありますよね。
レシピ通りに作ったのに何でうまくいかないの?
実は、そのレシピに落とし穴があるんです!
『中火で3分』、『電子レンジで30秒』……
レシピには調理時間が事細かに書かれていますよね。
でも、あなたが思っている中火、本当に中火ですか?
レシピで使われているフライパンやお鍋と、あなたが使っている物の熱の通り方は同じですか?
材料の分厚さや柔らかさ、熟し方の加減などは、レシピに使われているものと同じですか?
電子レンジのワット数やモードの違いは見逃していませんか?
コンロの火の大きさって自分で思っているよりも大きかったり小さかったりします。
フライパンやお鍋だって、劣化などで熱の通り方は少しずつ違ってくるそうですし、材料だって、レシピで使われているものと完璧に同じものは用意できませんよね。
電子レンジだって、500Wと600Wだと全然違いますし、○○モードなんて特に機種によって違います。
レシピに忠実に、は料理上でとても大切なことですが、それが必ずしも実際の料理に当てはまるわけではないんです。
レシピに載っている調理時間はあくまで参考程度に収めて、実際の調理時間は自分の目と鼻と舌で判断しましょう!
家庭科の調理実習なんかでは、「これを煮込んでいる間にこれを切ります」とか言われましたよね。
料理が出来ない人が1人でそれをやってはいけません。
さもないと、新しい作業に集中してしまってお鍋の中身がさよならします。
れなこがスープを煮込んでいる間にじゃがいもを電子レンジに入れた時のスープがこちらです。
かかった材料費を返してほしいですね、さよならスープ。
料理が出来ない人は、要するに不器用さんなので、1つ1つを確実にこなしていきましょう。
「あれを待っている間にこれをする」じゃなくて、おとなしく待ちましょう。
お鍋の中身が温まるのを待っている間に次の作業を始めたけれど、やっている間に温まってしまって作業が中途半端になったり、温まったのに気付かずに吹きこぼれたり焦がしたり……という失敗に繋がります。
どうしても落ち着かないだとか、何かしておきたい人は、作り方の次の工程を改めてじっくり確認する程度に収めましょう。
(もちろん何時間も待たなければいけないようなものは、その間に何かしても大丈夫です! その場合は余裕をもって出来ることからしていくといいですよ! )
大切です、味見。
出来上がってから、「あれ? おいしくない……」なんて思う人もいるのではないでしょうか。
因みにれなこは典型的なこのパターンでした。
レシピ通りの分量で作ったから美味しいはずなのに、完成してみたら何故か美味しくない。
そんな悲劇を避けるためにも、味見です。
炒め物や煮物はお皿によそう前に、汁物はひと煮立ちしたらなど、味の修正が出来るうちに味見を何度かしておきましょう。
「ここで味見する!」と自分ルールを決めてみたりすると、割と料理が楽しくなるのでお勧めです。
煮物や揚げ物の時は、この時に具材の中まで火が通っているかも一緒に確認できるので、中身を確認する手間も減りますよ!
これで手料理を食べた友達がお腹を壊すこともありませんね。
いかがでしたか?
「料理は分量が大事!」
「レシピに忠実に!」
よりも、もっと簡単に、もっと気楽に料理が上手くなるコツを紹介しました。
でも、れなこは思うんです。
料理には、テクニックやコツなんかより、もっと大切なものがある。
それは、「作った料理をおいしく食べてもらいたい」という気持ちだ、って。
れなこと同じように料理下手で悩んでいる大学生の皆さんが、いつか料理を作った相手に、そして何より、料理を作った自分に、「美味しい」と言ってもらえますように!
シリーズ |
女子力向上作戦 |
---|