「何品か出すからちょっと待っててね。あ、待ってる間にご飯とか食べておいで。食べ放題やから。」
「え、これすごい。ご飯もおばんざいも取り放題食べ放題だなんて。京のおばんざいを愛してやまない私にとっては幸せハッピーこの上ない!!」
「(おばんざいの美味しさにテンションぶち上がった私ですが、取材をしに来たんだった。)」
「2017年の3月やから本当に最近オープンしたばっかりなんよ。これから頑張らないとって日々奮闘の毎日やで。」
「オープンしたばかりだったんですね。大針さんはずっと飲食業をやってたんですか?」
「飲食業はもう18年くらいになるかな。ほんまにいろんな料理作ってきたで、それこそ京料理はもちろん東京でも働いてたし、焼き鳥やったり。あ、中華もやったなー。おかげさまで作れへん料理はない!!って声高らかに言えるようになったよな。」
「そんなに作ってきたんですね。そんな作れない料理はない大針さんの得意料理ってズバリ………?」
「やっぱり、いろんなところでやってきた経験ってのがいきるのがまかないかなって思うんよ。まかないが1番自信あるよ!!」
「じゃあ、まかないをメニューにしたらいいのに……どんな美味しいまかないなんだろう。食べてみたいな。」
「はーー、黄金色に輝く天ぷらちゃんたち。眩しい。眩しすぎる。」
「サクサクふわふわッアッツアツ…幸せか!なにこれ!美味しすぎる。揚げたてっていうのがより一層美味しさの偏差値を押し上げてる!!恐るべし揚げたて……タマラナイ。」
「あの…そもそもの質問なんですけど、なんで天ぷら屋さんをやろうと思ったんですか? しかも天ぷらのバイキングってなかなか珍しいじゃないですか…」
「高級なお店ではやらないことをしたかってん。高級な天ぷら屋さんってバイキングとかしてるイメージなさそうやん?じゃあやってやろって感じで。もちろん味は妥協しないよ!さっき食べてもらったさつまいもとか1回煮込んであげたりしてるしね。」
「あとは立地かな…京都のまちやだから…日本っぽいものとかで勝負できたらいいなって考えてて、あ、天ぷらいいやん!!って思ったのがきっかけ。」
「町家っていいですよね。ほっかり感がたまらなかう好きなんですよ。なんか素敵だなぁ。」
「この飲食店って感動産業やからね。その素敵ってのはなになのかを徹底的に考えなあかん。それこそみくすけちゃんが感動してくれたおばんざいみたいにね。お客さんに喜んで帰ってもらうために、今何をせなあかんのか、いつも必死で考えてるよ。」
「好きな言葉があって、『3K』ってあるねん。感じて・考えて・行動する。この行動に移せる人間がほんまに少ない。ほんまにそこは大切やで。」
「これは明太子。この大きさであげるってなかなかないと思うで。」
「食感が…新しい…天ぷらにすることで明太子が新しい食べ物になってます!」
「すごい!!美味しすぎる!!あったか冷たいい!あーもう最高じゃないですか、これでお酒出てきたらデートにもぴったりですね」
「ネーミングセンス…(私は大針さんの作る天ぷらにムチュー…)」
店名 | まちやDining TEM-PU |
住所 | 京都府京都市中京区東堀川通尾池上ル押堀町27-1 |
営業時間 |
[昼]
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定休日 | 月曜日 |
最寄駅 | 二条城前駅 2番出口すぐ |
シリーズ |
天ぷら |
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