はい皆さんおなじみサザンオールスターズ!
サザンオールスターズは今も歌番組などのテレビで見かける機会が多いので10代20代でも知っている人は多いんじゃないでしょうか?
「見つめあうと素直におしゃべりできない」TSUNAMIや、「四六時中も好きって言って」の真夏の果実が有名ですが!
私がお勧めしたいのは、
「涙のアベニュー」
これです!!
お気に召すまま she’s gone away
彼女のこともういいわ
とはじめは失恋について歌っているのですが、そのあと
二人だけなら心に Harbor light 肩寄せ合うよに
Chinese style
口説かれたいならそう言いな
なにゆえ恋する二人なんだもの
なんと、もう新しい人!!
ここは詳しく書かれていないんですが、私は初めの失恋を慰めてくれた女友達と恋仲になったってことかなあと思ってます。
歌詞のChinese styleっていうのは
Yokohama ちょいと程よくな 漂うだけの街
から、横浜中華街の雰囲気のことかなあと。
なんだか歌詞だけでも昭和の横浜の恋に浮かれたような雰囲気を感じませんか!?
またこのメロディーがゴスペル調で! さみしいような投げやりなような何とも言えない気持ちになるんです!!
これはもう直接聴いてほしい!!
皆さんの心にカラオケの映像のような昭和風景が浮かぶこと間違いなしです!
(残念ながらYouTubeではご本人の歌が見つかりませんでした……)
テンポが速く軽快なドラム、スピード感のある管楽器、魂の叫びのようなシャウトでまさにロック!!な雰囲気を持っているこの曲。
そして歌詞を見てみると……
突然忍び寄る 怪しい係長
悪魔のプレゼント 無理やり
3年2か月の過酷な一人旅
……ん?
こいつはまさに大迷惑
君をこの手で抱きしめたいの
君の寝顔を見つめてたいの
逆らうと首になる
マイホーム 没になる
帰りたい 帰れない
…かわいい!!
ただ係長から単身赴任を言い渡されたサラリーマンの歌なんです。
歌詞だけ見ると、三年二か月も奥さんと離れるなんていやだ!迷惑だ!っていう歌です。
ただちょっと深いのが、ラストの「お金なんかはちょっとでいいのだ」
この曲が作られたのは1989年、バブル真っ最中。
作曲者の奥田民生さんは、ただ単身赴任がいやだ!ってことを言いたいんじゃないんです。
人々が経済成長にばかり気を取られ、家族との時間などお金以外の幸せを軽視した社会についてもっと大切なものは他にあるよ、そんな社会で当たり前に仕事を優先させられたサラリーマンは犠牲者だ、そんな社会は迷惑だ、という社会風刺の歌なんです!
この軽快なリズムとスピード感と比喩がちりばめられたちょっとわかりにくい歌詞!
それがこの曲のおすすめポイントです!!
いかがでしたか?
今回は私的おすすめ80年代音楽5曲について語らせていただきました!
一人でも多くの人に80年代音楽っていいな、聴いてみたいなと思っていただけると幸いです!!
80年代音楽大好き人間サチコがお送りしました!
ありがとうございました!!
シリーズ |
愛ゆえの語り |
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