学生ライフ
【歌わないラブライブ】ユニドルWinter大会目前!音ノ桜学院(大阪音楽大学)に取材。

ピアノやバイオリンの音色が鳴り響く中、

「いちに、さんしっ」

体育館から、声を合わせて練習する女子の掛け声が聞こえてきました。

扉を開けると……

この跳躍力!!

なんとまあ若さに満ちているんだこと…。私ときたら、この寒さのなか起きるのが辛くて、毎朝バスに乗り遅れそうになるのに。

同じ女子なのにこの違いはなんなんでしょうか…。

 

今回応じてくれたのは、
(左から順に)

りさるんさん・せなぺーにょさん・ひなさくさん・亀井かめさん・まめさん・ぽんずさんの6人。

彼女たちは、音ノ桜学院(おとのはがくいん)という大阪音楽大学のユニドルチーム。

「UNIDOL Summer 2017 関西予選」で鮮烈なデビューを果たし、

秋のスプンオフの大会でも3位という高順位を獲得し、ユニドルファンの間でも次期優勝候補と囁かれている彼女たちに、

12月12日に開催される「UNIDOL 2017-18 Winter 関西予選」に向けた心境を語って頂きました。

アイドル大好き女子大生の私、みっさん。まさかユニドル出場者とお話ができるなんて感無量です。

食堂での取材だからか終始和やかな雰囲気でお話してくれました。

というか食堂のはずなのになんでピアノがあるんですかね……ピアノの音色を聞きながら食事とか…どこぞの高級レストランじゃないんだから。

慣れない音大の雰囲気にビビりつつも、取材開始!

「よろしくお願いします。まずは、10月24日の「UNIDOL Fresh 2017 KANSAI」お疲れ様でした!新メンバーも増えたばかりと伺っているのですが…ステージに出る機会の多いこの季節に、大変じゃないですか?どうですか、リーダー?」

(※「UNIDOL Fresh 2017 KANSAI」…初出場または既存チームの1年生のみが参加できる、秋のスピンオフのユニドルの大会のこと。関西では今回が初開催。)

 

「リーダーです。メンバー減っちゃって5人になったので本気でできる子を探して、ようやく9人になったばかりです。」

 

「今度の大会から参加する新メンバーです…一番可愛く踊れるように頑張ります。」

 

「(意気込みまでもが可愛い…)年間を通してどのような活動をしているのですか? 」

 

「5月に結成したばかりですのでまだ年間は通してないんですけど(笑)夏の予選以降は、日本橋などで開催されるアイドルイベントにオープニングアクトやブレーキングアクトで参加させていただいたり、先日は大阪音大の文化祭にも出演しました。」

 

「文化祭!」

 

「ただ、普段のイベントに参加してくださる方が空気を読んでしまって(笑)コールがほとんどなくてそこはちょっと寂しかったですね…。友達や親御さんなどに見ていただける新鮮な機会だったなとは思います。 」

 

 

「周りの人からは活動のことをなんて言われていますか?」

 

「理解度はピンからキリまでですけど、基本的に”歌わないラブライブ”と説明しています。なかなか誤解されやすいんですけどね。私たちは大学生なのであくまでもサークルの一環ですが…お客さんから貴重な時間やお金などを頂いている以上、責任もありますしね。それに答えられるだけのステージをしようと心がけています。」

 

「そもそもなんでユニドルになろうと思ったのですか?」

 

「前のリーダーとは受験生時代からの友達なんです。お互いアイドルが好きなので、もしそういうチームがあったら学校へ通うのも楽しくなるんじゃないかなって。合格したら絶対結成しようって話してたんです。」

 

「私はもともとミュージカルで男役をしていたんですけど、大阪音大にそういうサークルがなかったんですよ。そしたら、ひなさくに誘われました。それからはアイドルの勉強めちゃめちゃしましたね。偏差値で言うなら、28から68ぐらいまで上がりました(笑) 」

 

「私は亀井に誘われて入りました。もともと家でひとりで踊ってたし、やってみたいなと思って。」

 

「見事に受け継いでますね…。一番嬉しかったエピソードはなんですか?」

 

「前のリーダーが「UNIDOL Fresh 2017 KANSAI」を見に来てくれたんですけど、『前いたチームやからって理由で投票するつもりは全然なかったんやけど…ホンマに良かったから思わず素直に投票してもたわ!』って後から言ってくれたことですね。気恥ずかしかったのか、チケットを他のチームから買っていたんですよ。それだけに本当嬉しかったですね。」

 

「他に最近だと…Fresh大会でで知ったくれた方が、文化祭まで足を運んでくれたことですね。」

 

「それは嬉しい!ちゃっかり、大学に貢献していますね。」

音大生ユニドルの実態に迫る!

みっさん「それにしても…踊れて、しかも楽器も弾けるなんてハイスペックすぎますね。さそがしモテモテなんじゃないですか?」

 

「音大は男子が2割程度しかいないのでそもそも出会いがないです(笑)それに今はユニドルに専念してるので、恋愛してる余裕も相手もいない感じですね。」

 

「私はイケメンキャラなのでユニドルの他の出演者からはよくモテますね(笑)」

 

 

「(さすが元男役……)両立大変じゃないですか?音大生ならではの悩みなんかもありそうですが。」

 

「ミュージッククリエーション科の私的にはおかげ様ではかどっています。『UNIDOL Fresh 2017 KANSAI』の入場曲も作らせていただきましたし。」

 

「え!UNIDOLの曲を!?(音大ならでは~~~!)」

 

「作曲してます、仕事ください!なんならツイッターのアカウント載せてください!」

 

(笑)。学科や楽器にもよりますよね。ピアノ科の私は正直キツイです…。他の楽器のお手伝いもあるので。特にSummer大会のときは辛かったですね。せなぺーにょと前のリーダーと、私の母で衣装作ってたんですけど、実質五日間泊り込みでしたし。週4でバイトもこなしながら…。」

 

 

「ユニドルって華やかなイメージがあったんですけど、裏ではアイドル同様シビアなんですね…。音ノ桜学院ならではのこだわりなどありますか?」

 

「”音大ならでは”という部分ですね。Summer大会のときは衣装にト音記号を入れたり、スクリーンで流すPVでピアノを弾いている映像を使ったりしました。」

 

「それ、すごく印象に残ってます!!私の好きなアイドルソングだっただけに余計に!!(大興奮)」

 

「ありがとうございます。」

 

「あとは個性的なメンバーですね。音大生自体、個性が強い子ばかりなので。」

 

「既に個性の圧に負けそうなので納得です…」

音ノ桜学院にとってユニドルとは?

「12月に開催されるWinter大会も近いですが、何を今頑張っていますか?」

「アイドル感を出すこと」

 

「全体的なダンススキルを上げること」

 

「真逆の答えを同時に被せてきましたけど(笑)どちらですか?」

 

「どっちもですね。このグループを応援したいなって思えるそれだけの凄さが欲しいですね。Summer大会で優勝したI CRUSHさん(※同志社大学のチーム。Fresh大会はオープニングアクトとして参加。)のパフォーマンスにはやっぱりズバ抜けた説得力がありましたし…。東京行きのたったの二つの席を八倍の倍率で争うわけですからね。」

 

 

 

「大学生にとってどんな存在になりたいですか?」

 

「応援したい!とみんなに思ってもらえるような存在になりたいです。『なにやってるんやアイツら、アイドルみたいな格好して…』って思ってる人が周りにも絶対いると思うんですよ。」

 

「なかなか理解が難しいところですよね……。」

 

「私、もともとアイドルファンじゃなかったので偏見を持つのも分からなくもないんです。だけど、普通に自分の目標に向かって頑張ってるだけなんだなって活動を通して体感したんです。だからこそ、音ノ桜学院頑張れって心のうちで思ってもらえると有難いですね。」

 

「音ノ桜学院にとって、ユニドルとは何なんですかね?」

 

「今は生活の中心、ですかね……。」

 

「一言で例えるならば……衣食住にならぶような?」

 

「名言でましたね。」

 

「ユニドルとはご飯!笑」

 

「最後に「UNIDOL 2017-18 Winter 関西予選」への意気込みをリーダー、お願いします。」

 

「今の9人でできるのは今回が最後です。是非、本選の東京でお会いしましょう!音ノ桜学院から目を話さないでください!」

 

「音ノ桜学院のみなさん、ありがとうございました!」

 

 

とにかくにぎやかな取材をありがとうございました。

記事に載せられないようなマル秘話を何個もポロリしてしまうほどヒートアップした彼女たちの熱量はハンパじゃなかったです。笑顔はじけるステージを楽しみにしています!

 

音ノ桜学院ツイッターはこちら→@otonoha_gakuinn

作曲の仕事募集中。リーダー亀井かめさんのツイッターはこちら→@_I_am_very_cute

 

 

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