学生ライフ
「地方創生」についていま、大学生に伝えたいこと

「地域活性化!」「学生の力で田舎を元気に!!」なんてよく聞きませんか?

かぶさんの手元集計では、いま関西の大学ボランティアサークルでは空前の地方創生ブーム。

途上国に学校を立てるプロジェクトと並んで、地方の祭などを盛り上げるイベントが溢れています。

 

素晴らしい取り組みです、本当に。

しかし、祭を盛り上げれば地方は創生されるのでしょうか?地域の特産品を活かして学生のアイデアで新商品を開発すれば、地方は元気になるのでしょうか?

答えは、半分イエスで半分ノーです…。

祭→地域活性化
新商品→地域活性化

ではなく、価値を生み出す→それを求める人がやってくる→お金を落として経済が回る→地域活性化であり、

祭、新商品etc…→価値→人→お金→活性化なのです。

つまり、一般的に「地方創生」として学生が取り組んでいるのはそのプロセス上にある一手段に過ぎないのです。

「文化や資源を守る」「地域の魅力を発信する」「変わらないことが価値である」とは聞こえが良いですが、…あえて言いましょう

「変わった方が良いことは結構多い」

そして、地域資源そのものは価値を持たず、価値は人がそれを求めて初めて生まれるということを。

価値の大きさは求められる数の大きさなんですよ。(これは武井壮が講演かなにかで言っていました)

地方文化担保のためには、商業的機能が重要なのです。商業を機能させるのは売り手と買い手であり、買い手が求めるから売れるのです。

何が言いたいことかというと、

「求められるもの」を創ってください

祭でも商品でも何でもよいのですが、その活動は「求められる数」を増やしていますか?

「求められる数」が増えているかどうかきちんと検証していますか?

地方で価値を創って生きることが地方創生の本質でありいま大学生に伝えたいことです。

 

 

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