学生ライフ
【ポケ森】キャンパーレベル30以上のプレイヤーにありがちなこと

クリスマスが今年もやってきた。
人里離れたこの森も例に漏れない。
冬化粧した木々を色とりどりの果実が飾り、滝の音がいっそう冴え冴えと辺りに響き渡る。
巨大なクリスマスツリー、たくさんのプレゼント、床に直置きされたクリスマスケーキ。
野ざらしにされた極寒のベッドでは犬が悪夢にうなされ、猫はこたつで丸くなるどころかタンバリンを叩いて踊り狂う。
かと思えば年中無休でアゲハ蝶が飛び、アジとヒラメが大量発生する海でマグロの一本釣りを狙う。
家具より高い服がざらにあり、勧められるがままに車内の拡張をして法外な価格のローンを組まされる。

核戦争後のディストピアの話をしているのではない。
「どうぶつの森ポケットキャンプ」の話である。

通称ポケ森である。

2017年12月現在、ポケ森がリリースされてそろそろ1ヵ月が経とうとしている。
リリース当日はあまりの期待値の高さに全国からアクセスが集中し、空前絶後のアクセスエラーを叩きだしまくったポケ森だが、すでに飽きてやめた人も多数いる。

巷では「延々どうぶつにパシられる」「終わりのない労働」「御恩と奉公」「友情を金で買う」などと言われているが、すべて否定しようのない事実である。

そんなディストピアで今もなお生き続けているゴリゴリ猛者キャンパーたちなら、キャンパーレベル30はとうに越していることだろう。

キャンパーレベル30以上のポケ森の生活にありがちなことをまとめてみたので、すでにディストピアから逃れた皆さんも、未だに残って労働の日々を過ごしている皆さんも、一緒に見ていってほしい。

1.いかに効率よくおねがいをクリアするか考える

まずはマップにいる全どうぶつの「おねがい」をチェック。
何が何個足りないのかを把握し、どの順番でマップを回れば効率よくおねがいをクリアできるかを考える。
ディ〇ニーランドのアトラクションと同じである。

2.バザーでマウンティングする

レアな魚やムシを捕まえたら、とりあえず1匹目はバザーに出して自慢する。
売るためではない。他キャンパーに対するマウンティングである。
(たまに購入されることもある。ベルが増えるのは嬉しいが「あっ買われちゃった」という謎の気分になる。)

レアものをゲットしたスクショをSNSに載せるが、周りは既に飽きているので自分だけが騒いでいると気づいてしょんぼりする。

3.常に何かが枯渇する

タイやカブトムシなどのそこそこレアなものはストックがあるのに、イカやアゲハ蝶あたりがなぜか枯渇する。
自分で捕獲するのがめんどうになると金にものを言わせてフレンドのバザーで買い集める。
その結果、どのフレンドのバザーが最低価格か把握するようになる。

4.リーフチケットは使い切る派と貯める派に二極化する

とあみや鉱山、クラフト、イベントなどでリーフチケットをガンガン消費するタイプと、ほとんと使わずに何百枚も貯めるタイプがいる。

完全に偏見だが、前者は他のソシャゲでも課金ガチャを大量に回して爆死するタイプだと思っている。

5.イベントに本気を出す

2017年12月現在、クリスマスイベントが開催されているが、既にクリスマスの家具シリーズをコンプリートしている猛者も多い。

基本的にポケ森を飽きずに続けられるのは作業ゲーにおける「レベル上げ」や「コンプ」に喜びを見出せるタイプか、SNS大喜利に参加しがちなタイプである。だから基本的に1人でも問題なく延々と遊び続けられる。書いていて悲しくなったが実際そうである。

6.推しのどうぶつがいる

キャンプに招待しているどうぶつたちの中でも特にお気に入りの「推しメン」がいる。
今実装されているどうぶつの中でも人気なのは「ボルト」「カックン」「アポロ」「レイニー」「ビンタ」「シュバルツ」「ブーケ」あたりではないだろうか。

全く関係ないが「グラさん」だけ名前と見た目のネタ要素が強すぎると常々思っている。

7.服はとりあえず買う

持っていない服や靴があればとりあえず買う。
猛者キャンパーはベルがありあまっているのだ。

しかし試着ができないため、買ったはいいけど着てみたらなんか違うというミスマッチが多発する。

8.キャンピングカーのカスタマイズを定期的に変えたくなる

色やデザインが変わるだけで新鮮味を感じてしまうぐらいには感性がバグっている。

もしかしたらあの森にいるどうぶつたちも元々は我々と同じ人間で、俗世間に嫌気がさして森で暮らすうちに徐々に感覚がバグって「どうぶつ化」され、やがて自分のことをどうぶつだと思い込むように……いや、やめよう。

9.やたらゲットするレアものがある

やたらミヤマクワガタがとれたり、やたらフグが釣れたり。
3匹目、4匹目ともなると「またお前か」以外の感想が出てこない。

逆に何をやっても来てくれないヤツがいるのでやめられない。
そいつをゲットするまで何が何でもやり続ける。

10.次のアップデートが楽しみで仕方がない

公式Twitterでハニワくんが発表するアップデート情報をめちゃくちゃ楽しみにしている。

随時アップデートされることでどんどんやれることが増えるのがアプリ版のいいところだ。
というか、アップデートに対して「やれることが増えて嬉しい」と思える人でないとポケ森は続かないかもしれない。

まとめ

ポケ森を続けている人もやめた人も、思うことは同じだろう。

「ポケ森」と「どうぶつの森」は別物だと。

やめるも続けるも自由であり、単純に好みの問題である。
続けている人がやめた人にむかって「もうやめたの?ww」とか言うのはもってのほかであるし、やめた人が続けている人にむかって「まだやってんの?ww」とか言うのもまた無粋なのである。

やりたい人はやればいいし、飽きた人はDS版をひっぱり出してみてもいいよね。

そんなわけで、ポケ森もどうぶつの森も大好きな私は次のアップデートを楽しみに待ちながら、今日も鉱山に入るためのヘルプをフレンドに送り続けます。

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