学生ライフ
大学生よ勉強しろ ~学問のすゝめ~

2018年明けましておめでとうございます。ライターのかぶさんです。
年が変わるのがなぜめでたいのかは分かりませんが、みんなでひとつのことを祝えるのって素敵ですよね!
同じような日々の繰り返しだったとしても、多少なりともフレッシュな気持ちで新年を迎えられたのではないでしょうか。
サークル頑張ろうとか、新しいことを始めようとか、それぞれが何か目標を立てたことでしょう。

ところで、みんなのプランの中に勉強は入っていますか……?

単位? 再履修? 留年? 今年こそ卒業するぞ……?

そういう話ではなく、今年は大学で何を勉強しますか?

…と聞かれるとすぐには答えられない人が多いですよね?

「別に単位さえとれればいいじゃないか、大学生活は就職までのモラトリアム、勉強時間は最小限にしてその分バイトしてお金貯めて遊びたい!!」

という気持ちはわかります。
しかし、今から勉強することのメリットを3つあげてみるので、もし何か引っかかるものがあれば今年のプランに勉強も少しくらい入れてみてください!

1. 話せる人が圧倒的に増える

ガリ勉=コミ障、話しづらい
みたいなイメージを持っていませんか?

たしかに、話しづらいですね笑

では、それはなぜでしょう?
かぶさんの見解では、これは2つの変数に分解することができます。
ズバリ、

話しづらさ=「相手の印象」×「相手と自分の知識量のギャップ」

横柄な態度、整っていないというかステレタイプな身なり(笑)
こんな印象最悪な人とは話したいとは思えませんよね。

前者がそもそも話したいか話したくないという気持ち的なものに対して、後者は「話したい」と思ったときに、それを実現できるかどうかを左右するものです。

Y会? 乙会? の彼は東大を目指しているのですが、そもそも話が合いますか?
話の合う合わないって性格の問題だと思われがちですが、実は意識しないと基本的に自分と同じかそれ以下の知識量や考え方が近い人としか望んで話ができないものなのです。
類は友を呼ぶといいますよね!
もしそんな「類」以外の人と話がしたかったら、「友」になりたかったら、勉強するしかありません。

変数のうちの知識量のギャップについては、自分の努力で埋めることができます。
「全然世界が違う人で、専門的なことが全く理解できない」という人も安心してください。
まずは、自分の学部の勉強を深くやってみてください。

かぶさんは経営学部なのですが、全然世界が違う国際系の学部の友人ととある国際問題について「経営学的にはこう考えるんだよ~」といったテーマでかなり話ができました。

「話しかける勇気!」とかの精神論でも、「雑談力」とかのテクニックでもなく、物理的に「話せる力」を身に着けられるのは勉強ですよ。

2. 奨学金を狙える

お金のために勉強するのではありません。
しかし、勉強するのにはお金がかかります。

授業料に大学までの交通費、教科書、食費諸々……。
奨学金はそんな負担を軽くしたり、場合によってはゼロにしたりできる制度です。

でもちょっとまってください。
よく考えてみると、「そんな負担」って勉強してなくてもかかってきますよね?
サークルするにせよ会場は大学だから、大学生であることにお金がかかっていると考えられます。
そのためにお金が必要だからバイトしているに違いないのですが、授業出て勉強してそれでお金もらえるならよくないですか?

奨学金制度は大学によって様々ですが、立命館大学の場合は各学部の成績上位2%に入れば年間30~50万円の給付を受けることができます。
年間50万円なら、バイトで月4万円少しの給料以上にはなります。
週2、時給1000円、シフト5時間のバイトを一年間続けた額になります。

繰り返しますが、お金をもらうために勉強するのではありません。
しかし、大学へ行くのにお金が必要で授業に出ずにバイトするなら、大学で勉強して奨学金をもらう方が理にかなっているのではないかと思います。

3.世界が広がる

正確には、ものの見方が広がります。

「同じ空がどう見えるかは心の角度次第」

と言いますが、勉強によって心の可動域は広がります。

たとえば、3回生の人はおそらく今年のプランに就職活動が大きな位置を占めるのではないかと思いますが、企業をどのように見ますか?
説明会、インターン、OB訪問などなど手段はたくさんありますが、もし会計学を修得していれば日本に440万社ある企業を財務という共通の指標で考えることができます。
数字が全てではありませんが、数字で見るという選択肢を持てることは大切です。

ポケモンだって技を4つ持ってる方がいいに決まっているし、その4つの技が20個のおぼえる技のなかから取捨選択された4つのほうがいいに決まっていますよね。

世界の広さは行った国の数ではなく、ものを見る目の数のことなんじゃないかと思います。もちろんそれは基本的には最大で2つですが、「自分の経験(それも20年そこらの人生で)」、「一般常識」の2つ中の2つと、1000個の選択肢のなかから取捨選択された2つならどちらの世界が広いかは明らかですよね。

ぜひ2018年を、世界を広げる1年にしてください!

編集部から一言

学問の価値は学問をやる人にしかわからないんだなあ(み〇を)

 

 

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