学生ライフ
Getting over it とは人生のようなものだ。

「そこに山があるから」

〜ジョージ・マロリー〜

 

この言葉を知っているだろうか。かの有名な登山家ジョージ・マロリーが放った偉大な一言を。

 

この一言が世にいる登山家たちを駆り立て山へ飛び出した!!世はまさに大登山時代!!「登山王に俺はなる!!」

 

そんな話はまあ、アニメの世界でしかないであろうが、ジョージマロリーは偉大な名言を生み出している。ということは周知の事実で間違いない。

 

その言葉にインスパイアされたのかもしれない男が一人。山へと狩り出した。

 

こいつである、名前はまだない。こいつがただ山に登る。それが今回紹介する「Getting over it(ゲッティングオーバーイット)」なのだ。

ただ登る。それだけだ

壺から唐突に彼が現れる。それがこのゲームの始まりである。捜査説明などは一切皆無。まさに人の誕生ならぬハゲの誕生だ。

 

「なんで壺に人に入ってるんねんw」

「下半身どないなっとんねんww」

 

などのクレームは知らないし聞かない。私だって600円課金した先がこんな現実がなんて想定の範疇を超えている。600円だぞ? ビックマックセットにして食べれるやん……

 

そんな彼が、自信の体重をハンマーで支えながら、進む。そんなゲームになっている。ただ進むだけだ。

 

ドラゴンが出たり、人の手から炎や氷が出たり、超絶イケイケなお兄ちゃんがイケメンボイス、いわゆるイケボを喚き散らしながら敵をバサバサなぎ倒すようなゲームが乱立するなか、こいつはハンマーだで進む。しかも目的は登るだけ。この無印良品もびっくりのシンプル制と老舗を彷彿とさせるゲーム性の悪さには頭が上がらない。

 

かのキノコヘッドたちや外来種の緑や赤の亀を蹂躙し、気がつくとおっきくなったり小さくなったり、怪しい花を食べては手から妖術の類を放つ。短足髭男マリオにそっくりではないだろうか。

 

いや、マリオと釜男では目的が根本的に違う。

 

マリオは性欲の赴くがままに走った。よく、考えてみればマリオは愛する姫を抱くために怪獣たちと戦っていたのではないだろうか。彼女を抱くために鬼と化した彼は八面六臂の活躍で手下から排除して行ったのだ。ある時は海の国に自ら出向き、また歩きは雪の国など、まさに化物

 

なおかつ、復讐を起こさないように、手下から潰していくとは邪智暴虐とはまさにこのこと。ピーチ姫多分結婚したら彼DV男になるよ、うん。

 

それに比べて釜男は山に登るそれだけである。彼には多分彼女はいないし、釜だし、窯出し。うん、とりあえずね? そんな感じだよ!!笑。

ゲーム性などない、あるのは絶望のみ。

先ほど、「ゲーム性がない」と述べた。これほどゲーム性がないゲームは今時珍しい。

 

まず操作性がウェイ系のノリみたくダルい。上の写真に木が見えるだろうか。この木をハンマーを使い飛び越える必要がある。だが、これがもうめちゃんこ難しいのだ。

 

「いや余裕すぎわろたww」

「鼻くそほじり流らでもいけるわww」

 

そう思っているだろう? そう思った人はぜックマックセットを我慢してダウンロードしてほしい。私と同じ目にあえバーカ笑

 

次にセーブができない。今のゲームであればボス戦の前にセーブ→負けるとやり直しだが、それがない。

 

彼が一生懸命積み上げ、登っていったものが

 

一瞬の気の緩みで

 

 

 

現実へと急降下。永遠に富士山の5合目状態だ。こうなるとイライラボルテージが滝登りをする。さらに、落ちると流れ出すナレーションが最高に煽りを助長している。うざいうざすぎる。

 

このセーブのできない断崖絶壁を登ったり、ふとしたことがきっかけで崩れ落ちる様。しかし、繰り返し登れる使用はまさに人生そのものではなかろうか。

 

「なんでもやり直しが聞くんだ、人生はうまくいくではないしすぐ諦めてしまうものでもない。登れ栄光を掴むために」という制作者のメッセージのように感じる。(多分違う)

最後に

さもクリアしたかの物言いだが、

 

ここまでしか来れなかった、情報によると序も序のうちらしい。誰か攻略法を教えてくれ。

 

 

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