学生ライフ
【一眼レフ初心者のあなたへ】簡単に写真が取れる方法をお教えします。

「買ったものの…設定がわからない…」

 

「おしゃれな写真が取れない…」

 

こんにちは、たっくんです。

 

突然ですが、「女子大生、一眼レフをアクセサリーにしてる説」はまだ説明してませんでしたっけ?

 

 

そうそう、こんな感じです。彼女たちの特徴を捉えるとしたら

 

 

こうなるはずです。写真はレンズ空いてないですね、ごめんなさい。

 

彼女たちは、写真を取る前からレンズカバーをガンガン外し、アクセサリーのように首からぶら下げるわけです。筋トレか? 首筋鍛えたいんかて。

 

観光地に赴いてはなぜか空を撮り出す始末。二言、彼女たちに言ってやりたい「空は多分どこでも一緒だよ」と「設定はオートじゃないの?」と

 

 

僕も最初はそうでした。めちゃくちゃわかるんですよこれ。なんせ最初はうまく撮れない、マジで。

 

一眼童貞を捨てた日に撮った写真がこれなんですけど、焦点もブレもひどいもんです。

 

そんな僕が1年もすれば

 

こんな写真や

 

こんな写真や

 

 

これくらいのであれば、鼻くそほじりながらでも取れるようになりました。

 

プロからすればおそらく鼻くそレベルですが、初心者から見ればかなりのステップアップだと手前味噌ですが思っています。

 

鼻くそばかり書いてごめんなさいお下劣ですね。

 

ググっても「構図をこうしろ!!」とか「設定はこうだ!!」

 

そういうのってまどろこしいじゃないですか? 今すぐカメラ片手に飛び出たい!! そんな気分なのに! 構図とか言われても! 

 

そう感じたのでこれさえ守っておけば、見栄え良くそれなりに撮れちゃう設定の基礎を教えますね。

 

大まかに分けて覚えることは4つです。

 

「ISO」
「シャッタスピード」
「F値」
「ホワイトバランス」

 

この4つです。

 

※今回はcanon EOS kiss x8i を使用しています。なので他機種の方は少し使用が違うかもしれません。ご了承お願いします。

「ISO」って?

デジタルカメラの場合、ISO感度とはデジタルカメラが光をとらえる能力を表す値です。
デジタルカメラは、撮像素子に当たった光を電気信号に変えて処理します。
ISO感度を上げることは、電気信号を増幅することです。ISO感度を2倍にすると電気信号は2倍になります。
ISO感度を2倍にすると撮像素子に当たる光の量が半分で適正露出になります。
つまり、ISO感度をISO100からISO200に上げると、同じ絞り値(F値)であれば2倍速いシャッタースピードで撮影できます。ISO200からISO400に上げた場合も同様です。
暗い室内などではシャッタースピードが遅く、手ブレや被写体ブレが発生してしまうことがあります。しかしISO感度を上げれば、シャッタースピードを速くしてブレを抑えることができます。「暗いシーンでISO感度を上げるとよい」と言われるのはこのためです。
ISO感度は撮影者が決めることも、カメラが自動的に決めるようにすることもできます(引用http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/13/

 

要約すると、このISOをあげると画面が明るくなるということです。

 

 

これがISO100で撮った写真です。暗く写真としてはイマイチなもの。なのでISOだけをあげていきます。

 

 

これがISO800。

 

 

そしてこれがISO8000。ここまで明るくすると白飛びして分かりにくくなるので、ISOをあげる必要もないと思います。

 

おお!これでいい感じに撮れそう!ハッピー! そうお思いですか? これにもデメリットがあって、写真にノイズのようなものが混じります。

 

せっかくの一眼なのにこれだともったいない、宝の持ちぐされです。なので次は「シャッタースピード」の設定をしましょう。

「シャッタースピード」とは?

シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことです。
シャッタースピードは1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒のように表します。
シャッタースピードを速くすると、光が撮像素子にあたる時間は短くなり、シャッタースピードを遅くすると、光が撮像素子にあたる時間は長くなります。
シャッタースピードを変えると、動いている被写体の写り方が変わります。
シャッタースピードが速いと、動いている被写体を止めて写せますが、シャッタースピードが遅いとシャッターが開いている間にカメラが動いて手ブレになったり、被写体が動いて被写体ブレになったりします。

引用(http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/04/03.html)

いわゆる、シャッタースピードとはカメラのシャッターを切るときの速さのことを意味します。百聞は一見にしかず。

 

 

 

これがシャッタースピード1/1000で撮ったもの。これだと暗いのでもう少しスピードを調節します。

 

 

 

これがシャッタースピード1/4で撮ったもの。さっきの写真と比べると明るくなったはずです。

 

 

これが1/2で撮ったもの。この2つで被写体の明るさを上手に調節しましょう。

「F値」って?

明るさを上手に設定できたなら次は「F値」にいきましょう。

 

絞り値(F値)とは、レンズを通って撮像素子上に写る像の明るさのことです。
絞り値はF1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22、F32のように表されます。
F+数値で表され、F値やFナンバーと呼ばれることもあります。
絞り値を変えると、絞りの開き具合が変わり、レンズを通る光の量が変わります。
絞り値を大きくすると、絞りが絞られてレンズを通る光が少なくなり、絞り値を小さくすると、絞りが開かれてレンズを通る光が多くなります。
たとえば、絞り値をF4からF5.6に変えると、レンズを通る光の量は半分に減り、撮像素子上に写る像も半分の明るさになります。
絞り値を変えると、ピントが合って見える範囲も変わります。
絞り値を大きくするほどピントの合っている部分の前後もピントが合っているように見えてきます。
逆に、絞り値を小さくするほどピントの合って見える範囲は狭くなります。
引用(http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/04/04.html

たくさんの文章を引用したのですが、まとめると

 

F値が低くなるほどに焦点が合うところが少なくなり、大きくなるとたくさんの場所に焦点が合うということです。

 

 

 

これがF値3.5で撮影したもの。カフェラテにピントを当てると他のものが強烈にボケます。

 

 

次に、F値10で撮影したものがこちら。F3.5と比べると、観葉植物やタイルの柄にもピントがあっています。ですが、くっきりとピントがあっているかと言われるとそうでもない感じです。

 

 

最後にF22で撮影したもの。全体的にキリッとした印象になったと思います。F値の数字を大きくすればその分だけ写真が暗くなるので、「ISO」と「シャッタースピード」でうまく調節しましょう。

 

ここを押さえておけば、ボケ感と明るさは問題なしです。最後に隠し味的な「ホワイトバランス」について説明します。これをするのとしないのでは撮った写真の雰囲気がぐっと変わります。

 

「ホワイトバランス」について

ホワイトバランスとは、被写体に当たる光の種類に応じて変わる色味を調整して、白いものを白に近い色に仕上げる機能です。
被写体には太陽光や電球の光、蛍光灯の光などさまざまな種類の光が当たります。肉眼ではどの光も同じように無色透明に感じますが、実は光の種類によって色が着いています。
デジタルカメラの撮像素子はこの光の色の違いをそのまま出力するため、このままでは光の種類によって写真全体に色が着いてしまいます。
この余計な色(色かぶり)を取り除くように自動調整してくれるのが、ホワイトバランスの中のオートです。
たとえば、電球の光の下では被写体が赤っぽく写るので、カメラは写真を青っぽくする方向へ調整します。
通常は、ホワイトバランスをオートにしておけば、光の種類を気にしなくてもきれいな写真に仕上がります。
ホワイトバランスは光源の種類を固定することもできます。
撮影した画像の色みが思い通りにならないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランスを変えることができます。
電球、晴天などオート以外の設定にすることで、意図的に赤味を増したり、青味を増したりするなど、撮影者のイメージにあった色味の写真にすることもできます

引用(http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/17/

これも分かりにくいので、まとめると

 

色味を変えるです。

 

 

これが「太陽光」モードで撮った写真。

 

 

次に「白色電光灯」モードでとった写真。2つを比較すると、「太陽光」モードの方が赤みが強いと思います。

 

 

最後に「白熱電球」モードでとった写真。さっきの2枚目と比べると赤みがずいぶん和らいだと思います。

 

自分で赤みを出したり、青みがかったりする写真もとることができるので、好みに合わせて色味を変えるのもカメラの楽しみですね。

まとめ

・「ISO」

・「シャッタースピード」

・「F値」

・「ホワイトバランス」

 

この4つについてある程度伝わったなら幸いです。この4つさえ押さえておけばそれなりの写真が取れるはずです。

 

さて、準備は整いました。あとはその眠った一眼レフを担いでたくさん写真を撮りましょう。

 

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では!

 

 

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