こんにちは、ライターのかまたまです。
なんの文脈もなくわけのわからない写真を貼ってしまってすみません。
私の横にいるオレンジのは、福井県美浜町の伝統芸能「王の舞」の衣装模型です。

そう、私はいま、福井県美浜町に来ています。

そしてここは福井県の伝統芸能資料館……ではなく。

「美浜原子力PRセンター」です。

美浜原子力PRセンターは、福井県美浜町にある美浜原子力発電所のすぐそばに位置しており、美浜原発の紹介や原子力発電についての知識・歴史などを教えてくれる施設です！

なんと今回、関西原子力懇談会さんのご協力のもと「美浜発電所見学会」として発電所の見学に行くことが出来ました！

団体でバスを貸し切るなんて修学旅行以来では？
スタッフ、テンション上がります。

行きのバスの中では、エネルギーに関するお話を事前に聞いてお勉強。

原子力発電のこと、電力のこと、エネルギーのこと。
事前に聞いておくと実際に見学したときの理解度が深まるのでありがたいですよね～！

エネルギーに関するDVDなどを見ているうちに、バスは福井県へ到着。
原発見学の前に、お昼ご飯！
なんと！　福井の民宿で！　海の幸ランチ！

さすがは日本海に面した福井県。海鮮が最高すぎる……！
私たちスタッフもにっこりです。

民宿は海も近いので歩いて遊びに行けます。

めっちゃイイ感じの集合写真も撮れます。

美浜原子力PRセンターで美浜発電所や原子力発電についてのお話を聞きます。

一言で原子力発電と言っても、実は関西電力と東京電力では発電のしくみがちょっと違うらしいです！（関西電力は「加圧水型炉」、東京電力は「沸騰水型炉」）
でも基本的には「ウラン235に中性子をぶつけて核分裂を起こし、その際に出る熱を利用して発生させた蒸気で発電機を回す」という仕組みだそうです。
（科学的な詳細については私みたいな文系大学生にはさっぱりわかりませんので割愛です）

しかし原子力発電所やその歴史について、こうして見学会に参加することで、ここまで深い知識を身につけられた学生は私たち以外にいないんじゃないでしょうか。

実際に展示されている資料や原子炉容器の模型なども見ることができます。

スタッフ、真面目なのかふざけてるのかどっちなんだ。

さて、美浜発電所へは写真の右にある専用の橋を渡って行きます。
発電所の敷地内にはこの橋を渡って入ることができますが(もちろん許可が必要)、建物の中に入ることはできません。

ということで、建物の中を私たち一般人が見学するときには、なんとバスの中からVRスコープを使って見学します！

VRスコープを覗くと、美浜発電所の全景を上空から一望できたり、原子炉や使用済み燃料ピットの中の様子が見れたりと、ここでしかできない超レア体験ができました！

やっぱりこうして実際に見に行って、正しい知識を持つって大事ですよね。
実際に原子力発電所で働く方がどれだけ真剣な顔で仕事をしているか、安全対策がどれだけ入念に組まれているか、電力関係者の方々が日々どんな思いで正しい知識を広めようとしているか。
今回の見学会に参加していなければ、知らなかったことばかり。

私たち大学生ってついつい「知らない」を言い訳に意見を言うのを避けてしまいがちですけど、こうして「知る」ことで初めて意見が持てるし、そこからやっと行動に移せるんですよね。

……と、VRスコープを外して、しんみり語りあったのでした。

PRセンターやVR見学中に学んだことをクイズで復習！
エネルギーや原発に関するガチクイズにスタッフ大苦戦。

というわけで読者の皆さんにも一部を出題！

Q1. 日本のエネルギー自給率は何％？

Q2. 現在の日本の火力発電依存度は何％？

Q3. 日本政府が考える、2030年度の日本における現実的かつバランスの取れた電源構成をなんという？

なかなか難問ではないでしょうか。
見学会に参加した私たちだからこそ答えられますが、恐らくこれを全問正解できる人は少ないでしょう。

答えは下へスクロール↓

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【答え】
Q1. 日本のエネルギー自給率は約8％

Q2. 現在の日本の火力発電依存度は約85％

Q3. 日本政府が考える、2030年度の日本における現実的かつバランスの取れた電源構成を、エネルギーミックスという。

全問正解できなかった方はぜひエネルギーについて詳しく調べてみてください！

＞なるほど！日本のエネルギー～エネルギーミックスを考える～（出典：電気事業連合会ホームページ）