学生ライフ
【大学生でもできる】観光大使っていったい何? 大阪府池田市の学生観光大使が解説!

大阪池田大好き! ライターのあかりんです。

全国津々浦々、そこかしこで耳にする「観光大使」という言葉。今、巷で流行りの「観光大使」って一体なんやねん?という疑問に、現役観光大使のあかりんがご説明いたします。

上の説明の通り、観光大使には大きく分けて二つに分類されます。

一つ目は、その土地の出身者等のゆかりのある「芸能人・有名人」が任命されるパターンです。超有名どころで言えば、広末涼子さん(高知県観光親善大使)、指原莉乃さん(大分市観光大使)やTMレボリューションの西川貴教さん(滋賀ふるさと観光大使)。芸能人の方たちは「育ててくれた故郷に恩返ししたい」というハートフルな気持ちから引き受けているため、一般的には無報酬らしいです。任期は決められていません。

二つ目は、その地域に在住している、または、その地域が通学地・勤務地である「一般の人々」の中から応募者を募り、選考を経て任命されるというパターンです。一般的には年に20回程度の観光PR活動を行います。 任期は一年の場合が多いと思います。

二つ目の一般人が就任する観光大使は、さらに2パターンに分かれます

1.シュッとしたスーツと帽子を装着し、ミスユニバース風のタスキをかけたマスコット(キャンペーンガール)タイプ

2.その土地ゆかりの伝説やアニメのキャラクターを模したイメージキャラクタータイプ

 

はい、そうです。私は、

 

イメージキャラクターって何なの?

大阪府池田市には「織姫伝説」があります。1700年ほど前、日本にまだまともな衣服がなかった時代に、遠く呉の国(中国の蘇州)から二人の姉妹がやってきて、染色や織物の技術を伝えたというものです。その二人の姉妹クレハトリとアヤハトリの功績を讃え、それぞれに神社があり、服飾の神様として祀られています。

今もなお、池田の人々に愛されている織姫姉妹ですが、この二人を広告塔として池田市をブランディング化し、市内外に池田市をPRすることを目的としてイメージキャラクター「オリヒメ姉妹」が誕生しました。

イメージキャラクタータイプの観光大使は何をするの?

マスコットタイプ も キャラクタータイプも「観光大使」ですから、基本的にすることは変わりません。その地域の魅力的なところをバンバンPRして、多くの方々に遊びに来ていただこうと広報活動をすることがメインとなります。

私の場合は、実際に人前に出てのお仕事の日は土日が多いですが、まずは自分がその地域の魅力を理解しておかなければお話になりません。オフの日でも池田市のイベントに参加したり、観光地に遊びに行ったり、カフェでお茶やお食事をしたりして、池田市のいいところを再発見しています。必ず写真を撮り取材レポートを残しています。

具体的にはどんなことをしたの?

池田市とゆかりのある都市との交流やイベントの司会

各種イベントへ出演

また、イベント以外ではfacebookで情報発信をしたり、ホームページを立ち上げ管理したりと自宅での作業も欠かせません。

やってて大変なことは何ですか?

これです。

オリヒメ姉妹は、イベント出演時パフォーマンスを披露します。織姫伝説に基づいたオリジナルの紙芝居と歌なのですが、選考会の時点ではこのようなパフォーマンスをすることは知りませんでした。やると決まった時には本当に焦りました。音痴なので……。しかし、プロの音楽家さんに歌のレッスンをしていただいているので、不協和音を出すことはなくなりました。たぶん(涙)。

何よりわざわざオリヒメ姉妹の元へお集まりくださる皆様は大変優しいので、野次を頂戴することもなく、くじけることなく頑張れています。

選考会はどのように行われるの?

大阪府池田市では三度の選考会を通過する必要があります。どこの地域でも同じ流れではないでしょうか。上を見ればお分りいただけるかと思いますが、三度ある自己PRの都度都度であふれんばかりの「郷土愛」をいかにたくさん盛り込んでゆくかがポイントになります。

大阪府池田市では、最終選考は公開審査です。盛大に開催される夏祭りの日にお祭り会場の大きなメインステージ上で行われます。ここで恥ずかしがっていてはいけません。度胸がいかほどかを審査されているのです。

また、オリヒメ姉妹場合は”二人でひとつ”ですから、二人揃った時のバランスも見ているそうです。ボケ担当は二人も要らないだろう……とか、一人が歌が上手なら、もう一人は音痴でも目をつぶろうか……とか、ですかね(涙)。

やってよかったと思うことは?

たくさんの人に出会えたことです。いや、きれいごとではなく本気でそう思っています。性別や年齢を問わず様々な方々と連携してイベントを進めていくわけですが、地域活性化というカテゴリーで全くの素人の私の意見にも耳を傾けてくださいますし、親身になって応援してくださいます。相談役の方に「みんな親戚みたいなもんだよ。」と言っていただいた時は最高に嬉しかったです。本当に、池田の人も街も大好きです!

これからもっとやりたいことは?

1年間の任期制のため、もうすぐ終わりがやってきます。観光大使やオリヒメ姉妹の冠は取れてしまいますが、地域の情報発信は冠がなくてもできることですので続けて行けたらいいなと思います。

また、色々な肩書きの方とお話をさせていただく中で、盛りだくさんの処世術をお聞きすることができました。これをどうにか今後の恋愛や就活、婚活に応用できぬものかと目論んでいます。結果が残せるよう精一杯頑張ります!

まとめ

観光大使って、めっちゃ楽しい!

詳しくは、池田市・オリヒメ姉妹ホームページへ是非おこしください。

https://orihime-ikeda.jimdo.com/

最後までお読みいただきありがとうございました。

>池田市・オリヒメ姉妹のFacebookはこちら

編集部から一言

学生ライターは観光大使もこなせてしまう

 

 

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