エモい学生名鑑
NPO法人 TEAM旦波 宮田悠司さんにインタビュー 前編
みなさん、こんにちは。
撮り溜めていたドラマを見ていたら元気が出たライターのはっしーです。
みなさんの元気の源はなんですか?笑顔ですか。睡眠です。それとも人の活躍ですか。
今日はシリーズ『関西学生見聞録』の記事です。
この記事では頑張っている関西圏の大学生・専門学校生のインタビューをしていくという特集です。
これまでもいろいろな学生のみなさんにインタビューをしてきました。
(気になる人はこちら)
今回紹介する人はこのシリーズ初の男性です。
今回は大学生活のことを中心に話を聞きました。
まずは自己紹介と趣味をお願いします。
立命館大学文学部心理学専攻4回生の宮田悠司です。趣味は連ドラを見ることが好きで最近は「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」をよく見ていました。
いいですよね。心理学専攻で勉強しているということなんですが、どのような勉強をしていますか。
教育心理学です。例えば、「どんな言葉をかけたらモチベーションを持ってくれるのか」などを勉強しています。教育ってついているから学校現場だけと考える人もいますが、それだけはなく「人に教える」「人に指導する」という「言葉かけ」の部分も教育心理学のところに含まれます。学校教育について勉強している人もいるのですが、自分はそのような方向のテーマで卒業論文を書こうかなと考えています。
就職先もその系統の業種に行かれるんですか。
そういうわけでもなくて、物流系の会社に就職する予定です。友人の中では心理系の資格を取るために大学院に行く人も多いです。
心理学の人は大学院に行かれる人が多いですよね。
そうですね。他には教育免許をとる勉強もしていました。
教育免許の勉強もしてきたんですか?
はい、そうですね。このあともそのための勉強をしないといけないんですよ(笑)(取材時、立命館大学ではテスト週間でした。)教職課程の勉強は大変だったのですが、それもそれで教育心理学とリンクすることがあったりして、教師になるわけではないのですが、かなり役に立っているなぁと感じています。
なるほど。それでは、大学生活の中で頑張ってきたことはありますか。
1つは2年間、大学の演劇サークルをやっていたことですね。そこで一度、オカマの役を演じたんです。
オカマの役ですか(笑)
そうなんですよ(笑)その時にどうすればいいのか分からなかったので、テレビや直接会って研究していましたね。そこから「人に気持ちを考える」という癖がついたかなと思います。
演劇って自分とは違う人を演じるので必要ですよね。
そうですね。もう一つは、アルバイトで少し高めの料理店で働いていました。自分の性格が大雑把だったんですが、その料理店で丁寧に料理を提供したり、お皿やお箸などの並びを気にしたりなど細かいところに気をつけることを意識することができました。
どちらとも細かいところに気をつけてやってきたんですね。
はい。それらのおかげで今のNPOの活動もスムーズに行けている気がします。地域創生をテーマにしたインターンシップを考えているのですが、その時に学生を集めるのが大変でしたね。どうすれば、魅力的に伝わるのかを考えていましたね。
現在していることとは関係ないと思ったことが巡り巡って今に至るんですね。今やっていることをより一層大切にしたいなと思いました。それでは、ここからTEAM旦波についてお聞きします。
はい、お願いします。
いかがでしょうか。学生生活は自分がしたいことをすることができることが多いですが、必ずしもすべてがそうではありません。そんなときになっても決して背を向けないことが大切です。始めは、全く役に立たないなぁって感じるかもしれませんが巡り巡ってそれがいつか自分にとってプラスになるのでね。自分も文章を書くのが少し苦手だったのですが、そんな自分が巡り巡って学生ライターとしてこうやって記事を書くようになっているのでね。
次回(後編)は現在取り組んでいる活動であるNPO法人 TEAM旦波と今後の展望についてお話を聞いていきます。