そうなんですね。一人ひとり目的は違いますが、地域のためにはするということは同じなんですね。ちなみにインターンシップは具体的にどのようなことをしていますか。

２つテーマがあって、1つは『地方でしかできないことをやってみよう』です。例えば、農業や漁業、ワインや日本酒などの酒造体験のような日常のアルバイトではできないようなことをしてもらおうということそこで暮らしながら体験してもらうことを考えていますね。もう一つは『経営の中枢を見ることができる』というものです。普通のインターンシップに行った時に大企業だと経営の中枢を見ることは難しいと思うので、このインターンシップでは実際に経営者と一緒に何かを取り組んでインターンシップを行い、自分の頭で考えてみようというのを考えています。

確かに。そんなインターンシップってなかなかないですよね。そもそも、宮田さんがこの活動を参加するきっかけってなんですか。

実は大学2年生の春まで丹後地方というものを知らなかったんです。その時に議員インターンシップと参加したときに宮津市の議員さんだったのでそこをきっかけに『もっと丹後地方を知りたいなぁ』って思ったのがきっかけです。あとは地域のために何かかかわりたいという思いがあったのでそれも入るきっかけになったかと思います。

今までにどんなことをしましたか。

食事のイベントでキッチンを借りて、丹後地方の食材を使って1日飲み屋をしまたり、あとは、総務省の『地域おこし協力隊』の人たちに来てもらい講演会をしたりしました。

これからどのようにTEAM旦波をしていきたいですか。

この団体が続けてもらいたいというのが一つの願いです。今、3～5回生の割合が多くて、1、2回生が少ないんです。なので、今後は興味がある１・2回生にも参加してもらえるように頑張りたいと思います。TEAM旦波の学生メンバーはいつでも募集中なので興味がある人は是非連絡お待ちしています。

宮田さんの将来の夢を教えてください。

漠然ですが、広い世界を見てみたいですね。それを活かして地元や地方を活性化させたいなぁと考えています。あとは人が今までにやったことのないものをして先駆者になったり、企業を立ち上げたりして『何か自分にしかできないもの』をできたらいいなって思います。

最後に頑張っている学生さんにメッセージをお願いします。

いろんなことに挑戦することが大切ですね。積極的にできるのが学生生活しかないので興味があればすることが大切ですね。あとはマジョリティーだけではなくマイノリティーになることも大切です。それができるにはとにかく動きまくることが大切だと４年間学生生活を過ごして感じましたね。今からでもいいのでぜひ実行してもらいたいです。

学生生活はどのように過ごせばいいのか分からないという人が多いかなと思います。当たり前のことです。自分もどのように過ごせば、満足のいく学生生活になるのか考えています。でも、やっぱり考えても動かないと始まらないんです。始まるためには動くこと。体験すること。そして、感じること。今、動き出したいけど動けない人は今日から動いてみてください。

宮田悠司さん、本当にありがとうございました。

引き続き、頑張っている学生を募集しています。興味ある人はきっとみつかるカフェのLINEまで連絡してください！！

また、NPO法人　TEAM旦波に興味ある学生の皆さんは是非とも参加してみてください。

http://team-taniwa.com/