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夏服にオススメの素材は?涼しい素材や特徴などを解説します!

Ciao ciao!

サカモトでございます。

今年は突然暑くなったりして慌てて衣替えをしたという方も少なくはないでしょう。

ところでその衣替え、長袖か半袖かそんな基準でされてはいませんか?

あるいは何か買い足さねばと思っても素材なんて見ずに買っていたりしませんか?

そんなあなたの為の記事です。御託は置いておいて本題へ入りましょう!

コットン(綿)

シャツやドレスシャツなどの定番素材!

綿花のワタから取れる素材で、吸水性に優れる為汗などを非常によく吸ってくれます。

織り方などによって夏から冬まで活躍する万能素材ですが、夏は特に繊維が細くより耐久性のある超長繊維綿(ピマコットン、ギザコットン、シーアイランドコットンなど)が特にオススメです。

ジャケットしか着ないに定評のあるサカモトも夏場は某セレクトショップのギザコットンのTシャツや、某ニットメーカーのシーアイランドコットンのTシャツを愛用しています。

さらに最近ではアイスコットンという接触冷感で肌に触れるとヒンヤリとするコットン製品もございます。

ただコットンは速乾性が少し弱い為、運動をするような場面であれば化学繊維のスポーツウェアをお召しになることをお勧めします。

リネン(亜麻)

こちらも綿にならんで夏の定番素材の一つ!

近年はユニクロ等も力を入れている素材なので目にしたことのある方もも多いでしょう。

こちらは麻の茎から取れる素材で、人間が使用した最古の天然繊維であり紀元前8000年頃から人類と歩みを共にしています。

吸水性が高いとともに、吸った水分を発散させることにも優れています。

またカビや雑菌などにも強く、洗濯に対しても強いという特徴があります。

独特のシャリ感があり、見た目にも大変清涼感があるのも特徴です。

シワになりやすいという欠点はありますが、そのシワもリネンならではの風合いで洒落者の中には「麻にはアイロンをかけない」という人もおられます。

ただし新品の状態では少し硬い、また余りに粗悪なリネンは繊維が荒く、人によってはかゆく感じることもありますので、購入される前にしっかり触って確認することをお勧めします。

シルク(絹)

蚕の繭から取れる素材で、こちらもシルクロードの名前の通り人類と長くともにあった素材の一つです。

シルクといえばネクタイやハンカチなど、装飾品や小物に多いイメージかもしれませんが、それだけではございません。

蚕の幼虫を多湿になりすぎず、高温になりすぎず、紫外線など防ぎ、繭の中を丁度いい環境に保つ性質がある為、湿度や温度をある程度までは吐き出すのですがそれ以上は保湿、保温する性質を持っています。

また上記のとおり、紫外線をある程度弾く性質も持っているため薄手のカーディガンなど夏場カバンの中に入れておけばいざという時役に立ちます!

サカモトもリネンとシルクを混ぜた生地のジャケットは夏の相棒です!

欠点としては素材自体がデリケートなため、あまりハードには使えないということ。

またお世辞にも安いとは言えないものが多いということです。

ただ絹のもつ優雅な光沢感は他の素材では出ないものですので一度散財してみるのも悪くはないでしょう。

ウール(羊毛)

ウールといえば冬だと思われている方もいらっしゃったり、あまつさえそう紹介している論外なサイトなんかもあったりしますが言語道断。

夏でもウールは着られます!

といっても冬場着るような厚みのあるものではなく、繊維が細く織り目の荒いものです。

まとめてサマーウールと呼ばれるもので、トロピカルウールやポーラ、ホップサックという生地がそれに当たります。

主に春夏のビジネスウェアやドレスウェアによく使われる生地ですが、カジュアルなジャケットなどにも使われ、ウールの保湿性、吸水性、耐久性はそのままに、織り目が荒くサラッとしているのが特徴です。

欠点は洗濯しづらい事ですが、シャツなどのインナーに使われることはまずないためそこまで気にするような問題でもないでしょう。

※たまに冬に着てもバレないんじゃない?なんて聞かれたりしますが、ハッキリ言って分かります。それに何より貴方が寒い思いをするだけですのでやめておきましょう。

モヘア(アンゴラヤギの毛)

最後にご紹介するのはおそらく聞いたことのある人も少ないんではないかというような素材ですが、こちらはアンゴラヤギというヤギから取れる毛です。(よく間違われますが”アンゴラ”という名前の素材は”アンゴラウサギ”という兎の毛です。)

サマーウールのサラッと感に硬めのリネンのシャリ感を足したような生地で、ウールともリネンともシルクとも違う、少しキラッとしたような光沢があります。

ウールよりも熱を溜め込みにくいため、さらに涼しいことも特徴です。

ただお手入れに少々気を使うことと、値段も少し(高級素材の代名詞カシミヤほどではないとはいえ)張るのが難点です。

しかし時には散財してみるのも(以下略)

まとめ

素材なんて見たことも気にしたこともない人も多いことかと思いますが、素材無くして製品はありえません。そこは決して蔑ろにされるべきではないのです。

夏服に限らず服をお買い上げになる時は是非素材を確認して見てください!

色柄、形、素材の三位一体のコーディネートが出来てこそなのです。

服は、美味しい食事や良い映画、すばらしい音楽作品に似ている

―マイケル・コース

 

 

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