学生ライフ
【大学生のバイト先トラブル】それ実はコンプラ違反です!3つの事例と解決策

コンプラ違反という言葉を知っていますか?
コンプライアンスというのは、法律もしくは社会の通念のことを指します。
もし、バイト先がコンプライアンス違反をしていたら大きな問題です!
でも、法律に詳しくないと、わからずに従ってしまいますよね……。
あなたのバイト先は大丈夫ですか?
心配な人は、今すぐチェックしてみましょう!



プロローグ

バイト君は、A大学の一回生です。
4月から新しくB飲食店で働き始めました。
しかし、B飲食店では厳しいルールがたくさんあって、バイト君はパニック!
これってバイト君が悪いの……?
お店の責任なの……?

ケース1.守るべきなのは、会社の常識より法律

6月中旬。
バイト君は店長にシフトを提出しようとしています。
しかし、店長はなんだかバイト君に怒っているみたいです……。
店長「バイト君、出勤できる日が少なすぎるよ!」
バイト君「すみません。面接のときに、7月はテストがあるので、週2日でお願いしたと思うんですが。」
店長「みんなテスト前でも週3日出てるよ?店のルールが守れないなら辞めてもらうよ!」

問題点

店長はお店の常識を理由にバイト君を責めています。
契約の際の約束よりも、お店のルールって大切なんでしょうか?

答え

7月は週2日勤務で、お互い合意しているので、口頭であっても契約が成立しています。
なので、店側は契約を守る必要があります。
当然、お店内の常識よりも法律行為である契約の方が大切です!
お店の常識はお店内のルールに過ぎませんが、法律は社会全体のルールです。



ケース2.罰金制度は違法


今日のバイト君は、前日にレポート作成で徹夜したため、眠くてぼーっとします。
そのせいか、いつもなら楽勝なお皿運びで、お皿を何枚も割ってしまいなした!
バイト君「お皿割ってすみません!気を付けます!」
店長「お前5枚もお皿割りやがって!弁償だ!給料からお皿代抜いておくからな!」

問題

お皿を割った原因は、明らかにバイト君にあります。
自己責任として、弁償する義務があるのでしょうか……?

答え

結論から言うと、そんな義務を課した法律はありません!
バイト君が普通に働いていてお店に損害を与えても、損害賠償を命じられることはまれです。
また、仮に損害賠償を払わなければいけなくても、給料から勝手に差し引くことは法律で禁じられています。

ケース3.休む時に代わりを探す義務はない

バイト君の通っているA大学は、冬休みに入りました。
せっかくの冬休みですが、バイト君はインフルエンザにかかってしまいます。
当然バイトも休まなければいけないので、休みの許可はもらえたのですが……。
店長「仕方がないから休んでいいよ。でも自分の代わりに出勤できる人を探してくれ。」
バイト「連絡したんですけど、みんな代われないそうです。」
店長「お前が休むんだから、誰か代わりを絶対に見つけてこい!」

問題

バイトをどうしても欠勤する場合、自分の空けた穴は誰かに埋めてもらう必要がありますよね。
でも、なかなか代わりって見つからないものです。
代わりを見つけるのもバイト君の義務なんでしょうか?

答え

そもそも、バイトが急に休んでも大丈夫なように管理することは店側の仕事です。
なので、誰か1人が休んでも大丈夫なように、お店側が対処法をとっておく必要があります。
バイト君には、代わりを探す義務を定めた法律はありません!
お店側の管理不足なので、無理をして探さないようにしましょう。



もしアルバイト先が法律違反の行為を仕事にしていたら……

「すごくあてはまる……」

そんな人もいると思います。
当てはまった場合、どうしたらいいでしょうか?

周りに相談する

周りの人に相談してみましょう。
できれば、知識があまりない大学生よりも、頼れる社会人に相談してみるといいですよ!

受け流す

素直に応じていたら、ますますエスカレートしていきます。
なので、
「できません」「無理です」「忙しいです」
と言うように突き放すことも大切です。

それでもしんどい時は

辞めましょう!

大学生のアルバイトは、社会人になるための準備でもあります。
だから、ひたすら我慢することよりも、自分にあった働き方を見つけることのほうが大切だと思います!
アルバイト先のルールは世界の常識ではありません。
自分にあったアルバイトを見つけて、楽しくお金を稼ぎましょう!

 

 

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