学生ライフ
【伊達マスク、伊達イヤホン】自分を隠すのは悪いこと?

こんにちは、あこちゃんです。

みなさん、伊達〇〇と聞いたら何を思い浮かべますか?

まずは「伊達メガネ」でしょう。

いわゆるおしゃれメガネのことです。

ファッションの一環で使う人も多いのではないでしょうか。

ところで「伊達メガネ」以外にも「伊達マスク」「伊達イヤホン」という言葉があるんですよ。

風邪をひいていないのにいつもマスクをつけたり、音楽を聴かないのにイヤホンをしたり。

これを聞いて「どういうこと!?」と思った人もいるかもしれません。

ですが私は風邪もひいていないのにマスクが手放せない!という高校時代を過ごしたのでこの気持ちが往々にしてわかります。

マスク、イヤホンに頼りたくなるのはどうしてでしょうか。



伊達〇〇の実態

伊達メガネ

これに関しては、おしゃれでかけている人もたくさんいるので一概には言えません。

伊達メガネをかける理由としては、目元の化粧をしていないから、ファッションに合うから、イメージチェンジというように意見も様々です。

最初に述べたもの以外で、伊達メガネをかける意見はポジティブなものが多そうです。



伊達マスク

こちらはどうでしょうか。

マスクには、すっぴん隠し小顔効果もあるでしょう。

マスクは顔の大半が隠れます。

だからこそ、すっぴん隠しや小顔効果以外にも「顔が隠れる安心感でいろんなことをシャットアウトできる」という心理的効果を得るためにマスクを使う人がいます。

表情を悟られないから安心感を得られるということです。

婚活パーティーで男女ともにマスクをつけて参加するというようなものが開催されている例もあるほど。

伊達マスクの奥は深そうですね・・・。



伊達イヤホン

あの人ずっとイヤホンつけてるなー、って周りにも思い当たる人はいるのではないでしょうか?

音楽が好きなだけ、という人ももちろんいると思います。

そんな中でも「雑音が気になる」「人に話しかけられなくて済む」等の理由で音楽を聴いていないのにいつもイヤホンをつけているという人もいるそう。

イヤホンをすると聴覚的にシャットアウトされるので自分だけの世界が簡単にできてしまうんですよね。

イヤホンをしていたら話しかけられづらいですから、これも伊達マスク同様「嫌なものをシャットアウトする」という心理的効果が得られます。

 

マスクやイヤホンを付けたくなる理由

みなさん、パーソナルスペースという言葉を聞いたことがありますか?

パーソナルスペースとは、人はそれぞれ自分の縄張りを持っていて、そのエリアに心を許していない他人が入ってくると嫌な気分になってしまう距離感のことを言います。

自分⇔マスク⇔相手

自分⇔イヤホン⇔相手

というように、マスクなりイヤホンなりで他人との間に物理的に薄い壁を作って、適度に人と距離間を置くことが可能になります。

薄いけれどその壁があることによって、自分のパーソナルスペースに勝手に入って来にくいという安心感も得られます。

マスクやイヤホンをつけている人は見た目からも話しかけにくい感じを醸し出せるので、自分から周りと距離を置くことをいとも簡単にできてしまうんですよね。

よって、人間関係を築くのが苦手だったり人見知りだったりする人ほど「マスクやイヤホンが手放せない」という状況ができやすくなってしまいます。

 



マスクやイヤホンに頼るのは悪いことではない

自分を守るためにマスクやイヤホンに頼ることは悪いことではありません。

しかし、マスクやイヤホンで防衛線を張ることによって余計に人との関わりが減ってしまうことや、コミュニケーションを取るのがさらに苦手になってしまうということが弊害として挙げられるように思います。

また、中には「アイツずっとマスク(イヤホン)つけてるけどなんなん」と言ってくる人もいるでしょう。

端的に言うと「ほっといて!」です。

例えば冠婚葬祭でマスクをつけるとか、人と会話しているときもイヤホンををつけっぱなしとまでなると失礼にあたりますが、人に迷惑をかけたり誰かを傷つけたりしなければ大丈夫。

時にはTPOをわきまえることも大事かもしれませんね。

 



さいごに

いかがでしたか?

マスクにもイヤホンにも心理的な効果があると思いもしなかった!という人も結構いるのではないでしょうか。

私自身も高校時代に人と話すのが苦痛でマスクを手放せなかった過去があるのですが、伊達マスクが手放せなかった時期を経てマスクなしで外出できるようになった今は「案外人は自分のことを見ていない」ということに気付くことができました。

結局のところ自分らしくいるのが一番ですね。

誰しもが話し上手になる必要も明るく振る舞う必要もありませんが、たまにはバリアを取っ払って「ありのままの自分をさらけ出す勇気」を少し持つのもいいかもしれません。



 

 

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