みなさん、こんにちは。今回は梅田周辺のラーメン店選びに困った方必見!「大阪ビルおすすめラーメン店10選」を紹介したいと思います。
その前に、ラーメンにあまり詳しくない方でもラーメンの魅力をより一層感じることができるように通になるためのラーメン専門用語を説明、解説していきたいと思います!
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そもそもラーメン用語の雑談をガッツリする理由
ラーメン紹介の前になぜこんなにガッツリ解説を行うかというと
「ある程度の知識を知るか知らないかでただラーメンが『美味い』とだけの感想になるか『豚骨ラーメンって豚のゼラチンが溶け出すだけでこんなにも濃くなって旨味が増すのか』と具体的なラーメンの味わいを知識と共に体験することができるから」
です。
そして、好みの味わいを覚えておくことで、今後自分の食べたいラーメンの系統を的確に絞ってお店に行くことが出来ます。
以上が理由となります。理由も説明したので、さっそく解説にいきましょう!
1.ラーメンにも種類がある
ラーメンには、大きく分けて3つのグループがあります。スープに浸かっているか、麺とスープが分離しているか、スープがないかの3つです。それぞれ名称もあるので詳しく紹介していきます。
1.1.ラーメン
スープの中に麺が入っている1番メジャーなタイプです。ラーメンを全然知らない人でも、日本人ならこのメジャーなタイプは知ってる方が多いと思います。カップラーメンをはじめとしたラーメンはほとんどこのタイプですね。
1.2.つけ麺
麺とスープが分離しているタイプです。イメージとしては、ざるそば、ざるうどんのラーメン版だと思ってもらえれば分かりやすいと思います。茹でた麺のヌメリを一度冷水で冷やし、締めてから皿やざるに盛り、別の器についだ熱いスープがついてくるのが一般的です。食べ方は、ざるうどんのような食べ方と変わりません。スープにつけて一口ずつ食べます。
また、お店によっては、一度冷やして締めた麺をもう一度、麺をあえて暖かくする「あつもり」があるお店もあります。これはその人の好みです。その他にも、みじんぎりの玉ねぎをスープに入れるサービス、冷えたスープをもう一度温める「焼き石」サービスなどお店によって様々あります。
後、スープは付けて食べるということで濃いです。そのまま飲むと咽せるでしょう。スープを飲みたい場合は、麺を全て食べ終えた後、「お湯」または「鶏ガラスープ」などをかけて薄めることでちょうど良い味わいになります。これを「湯割り」または「スープ割り」と言います。
つけ麺の食べ方を以上をざっくりまとめると
1.麺をスープにつけて一口ずつ食べる
1.2.お店の様々なトッピングなどを味わってみる。
1.3.「焼き石」があれば冷えたスープを温めてみる
2.麺を食べ終えた後、スープを味わいたい時は湯割、スープ割りを頼む
です。
まあ、食べ方にルールなんてないので自由に食べても構いません。今説明したのは一般的なつけ麺の食べ方ですからね。
1.3. 油そば
油そばはスープがなく麺だけのタイプです。別名「まぜそば」とも呼びます。麺が入ったどんぶりの底にごま油や、しょうゆベースのタレが入っています。それを混ぜて食べます。お好みで、酢やラー油をかけることでなお美味しさが一層増します。
初めての方は、
1.まず何もかけず混ぜて一口食べる
2.酢やラー油を少しかけて食べてみる
3.好みの量の酢やラー油をかけて食べてみる
が良いと思います。
よく油そばを初めて食べる男性がやりがちなのが、酢やラー油をどっぷりかけてしまうことです。
油そばの旨みが酢やラー油を多量にかけてしまうことで、一気に失せてしまい、せっかくの油そばが台無しになってしまいます。油そばは逃げません。ゆっくり量を増やしていきながら食べましょう。
以上がおおまかなラーメンの種類となります。ラーメンにも「ラーメン」「つけ麺」「油そば」「僕イケメン」と4種類?あります。続いては、中級者レベルのラーメン味の基本的な種類を紹介していきます。
2.ラーメン味の種類は?
2.1.醤油ラーメン
日本では、もっともポピュラーで一般的なラーメンと言えるのがこの醤油ラーメンです。醤油をベースとしたタレに、豚や鶏・魚介、ネギや玉ねぎななどの具材から取った出汁を合わせて作ります。
醤油や出汁の種類は数多く存在し、地方やその各々の店、地域によって異なってきます。そのため、醤油ラーメンと言ってもたくさんの種類があるわけですね。また、細麺や中太、太麺など合わせる麺によっても、食べた時の印象はガラッと変わってきます。
2.2.塩ラーメン
塩ラーメンは他のラーメンに比べてあっさりと後味の良い味わいのラーメンです。スープも透き通った色合いをしており、最近ではお洒落なラーメン屋さんでは塩ラーメンの綺麗さを売りにしているところもあります。
塩ラーメンは、味噌や豚骨、醤油などとは異なり水と具材で取る出汁の特徴がダイレクトに出ます。その為塩ラーメンは、旨さの評判に誤魔化しのきかないラーメンとなっています。近年は、塩ダレという旨みを持たせたラーメンも多くそこまで敷居が高いラーメンの味カテゴリーではなくなりましたが、美味いか不味いかはわかりやすいです。
2.3.豚骨ラーメン
豚骨ラーメンは、基本的には豚骨ベースの乳白色のスープと極細麺が特徴です。出汁は豚骨を長時間煮込むことにより、豚から出る骨のゼラチンが溶け出しドロッとした白濁したスープになります。
そのスープの濃さや味わいは、煮込む時間や使用する豚の部位によって異なってきます。また、調味料としてニンニクを使うのでガツンとした旨味あふれる味わいがあります。
このラーメンは九州にある福岡県博多市が発祥の有名なラーメンカテゴリです。別名「博多豚骨」「博多ラーメン」なんて呼ばれます。
また、細麺を使うのが特徴的で、麺の量が少ないので替え玉(麺だけさらに追加注文すること)が生まれたラーメンでもあります。さらに、麺を茹でる時間をお好みで選ぶ、「麺の硬さ」の種類があるのも特徴的です。
よく通の人は「バリカタ」なんていうサッと茹でた硬い麺を好む人が多いですね。
後、これは仕方ないことですが豚骨を長時間煮込んでいる分臭みがあります。この臭みが良いという方もいれば苦手な方もいます。匂いもきついため他のラーメンに比べて服に匂いはつきやすいです。
2.4.味噌ラーメン
味噌ラーメンは味噌をベースのタレにし豚や鶏・魚介、ネギや玉ねぎななどの具材から取った出汁を合わせて作ります。
日本人にはよく「北海道ラーメン」「札幌ラーメン」などの別名で親しまれるラーメンでもあります。
味噌ラーメンには、出汁で風味を聞かせた野菜炒めと、溶け出したバターとコーンがトッピングされ、さらに食欲を注ぐラーメンです。比較的、こってりとした味わいですが、豚骨ラーメンなどに比べて脂っこさはそこまでなく重たくないラーメンです。
また、最近は焦がしたニンニクをトッピングすることでさらに味噌の旨みを引き出した焦がしニンニク味噌ラーメンが流行です。
2.5.鶏白湯(とりぱいたん)ラーメン
鶏白湯ラーメンは、鶏を長時間煮込んで白濁させたスープをベースにしたラーメンです。見た目は豚骨に似ていますが、味わいはまったく違います。
鶏白湯は、豚骨特有の臭みを取り除いたようなラーメンで、こってりな味わいはするも後味はあまりしつこくなく、比較的食べやすいラーメンです。
見た目以上にあっさりとしています。ドロっとした旨みとまろやかな味わいで、しつこくない白濁ラーメンを食べるなら鶏白湯ラーメンはおすすめです。
なお、こってりした味わいが捨てがたい方には、鶏白湯は少し物足りなさを感じるでしょう。こってりは豚骨ラーメンの代表格でもありますからね。
2.6.魚介・にぼしラーメン
魚介・にぼしラーメンとは、ベースは豚骨や醤油など様々なベースがありますが、出汁が魚介やにぼしを煮込んだスープを利用しているラーメンになります。
普通のラーメンに対してさらにプラスで魚介・にぼしの風味が乗っかるような感じです。よくWスープなんてことも言われます。
魚介・にぼしのスープを加えることにより、魚介の旨味と奥深い味わいに一気に様変わります。豚骨と魚介を混ぜた豚骨魚介スープは豚骨の旨味はそのままに臭みを抑えた魔法のスープでもあります。
しかし、魚介系も魚介の味わいが強いスープでは、魚介特有の臭みと少し癖のある味わいなラーメンもあるので好き嫌いがあるラーメンでもあります。
以上がラーメンの基本的な味となります。続いては、上級者向け系統ラーメンの説明に移りたいと思います。
3. 代表的な系統別ラーメン種類は?
3.1.家系
豚骨スープをベースに濃い塩・醤油と太麺を混ぜた関東を代表とする人気のスタイルのラーメンです。
最近では、関西の人の口に合うよう、醤油を少し抑え豚骨の旨味を引き出した関西の家系ラーメンの出店が多くなりました。やはり私も関西人ということもあり本場の家系よりは、関西に寄り添った出汁の旨味を引き出した家系の方が好きでした。
また、麺の硬さ、塩・醤油の濃さ、鶏油の量を自由に選ぶことが出来るのも家系ラーメンの特徴の一つです。
3.2.二郎系
太麺の麺に、どんぶりが山盛りになるほどの大量のもやし、かつおぶし、にんにく、背脂を載せたがっつりラーメンです。
ザ・ガテン系とも呼ぶようなこのがっつりさは、食欲旺盛な男性やがっつり食べたい女性に大変人気な系統ラーメンです。並盛りであっても、だいぶ量があるので調子に乗って1番多い量を頼むのは注意しましょうね。
3.3.魚介豚骨系
豚骨スープをベースに魚介のスープを混ぜたWスープの系統ラーメンです。豚骨の特有の臭みを魚介スープで抑え食べやすくしたラーメンでもあります。
特に魚介豚骨スープの良さが目立つのは、つけ麺のスープになります。つけ麺のスープはどうしても濃くなってしまうため豚骨だけだと特有の臭みが増してしまいます。それを抑えまろやかにするのが魚介の強みでもありますね。
3.4.高井田系
通常の醤油ラーメンよりもさらに濃い醤油をスープに太麺、分厚いチャーシュー、厚くきった生ネギが乗った「男のラーメン」です。
味の濃さ、ボリューム共にザ・男!と言いたくなるようなガツンとしたラーメンになっています。
一口目からしみる醤油の濃い味わいは、濃いラーメンが好きな人間には癖になること間違いなしです。
3.5.北海道ラーメン
北海道ラーメンは、別名味噌ラーメンともいわれます。北海道発祥の味噌をベースにしたラーメンは、日本人も親しみを受けた有名な系統のラーメンです。味噌は、白ごはんと同様日本を代表する食材です。それをラーメンのスープにしたことが日本人の認知を一気に広げたと言えるでしょう。また味噌ラーメンには様々なトッピングがあり、味噌に染み出す上に乗っかるバターは、味噌スープをまろやかにしてくれ、ほのかに香るバターの風味が食欲をさらに注ぎます。さらに野菜炒めが乗っかっているのも他のラーメンにはない特徴の一つですね。
3.6.番外最近お洒落なラーメン屋も出てきた
時代が進むにつれラーメンは様々に進化してきており、近年ではお洒落なラーメン屋が増えてきました。私は勝手に「フレンチ系」などと呼んでいます。
味のカテゴリのほとんどは、塩ラーメンの所が多いイメージです。黄金色に輝くスープがお洒落さにものすごくマッチするみたいですね。上記の写真のように、ガラスのランチョンマットに金属のお洒落なグラス(写真の右上にちょっと写ってる)があり、静かなジャズが流れる昔では考えられないようなラーメン屋です。
以上が系統ラーメンの説明となります。このほかにも系統ラーメンは多数存在し、これはほんの一部です。ぜひ〇〇系ラーメンのお店に足を運んだ際は、ご自身で少し調べてから入ると、ラーメンの旨さをより一層楽しめると思います。