こんにちは!ライターのなゆみんです。
ずいぶんとポップな入口ですね…。
ここはどこかって?私が行ったのは…
HYGGER主催の福祉イベント『フクフェス』!「福祉×フェスティバル」で、福祉の魅力を発信するイベントです。
しかし「福祉」と言われると、何だか難しそうだし、理解しづらいイメージがありますよね…。いやいや、見てくださいこの会場を。
なんとお洒落な。インスタ映えすること間違いなし。実はここ、毎月2,000人以上の学生が訪れる『学生カフェ』なんです!スタッフも学生なので、気軽に行きやすいですよね。
しかも!HYGGERが開催する就活イベントには無料で参加することができるんです。これはもう行くしかないですよね。
会場も学生で満員です。
この密かな注目イベントに、きっとみつかるカフェも潜入させていただきました!
①流行りにのって!#自己紹介
開会の挨拶を終え、まずは自己紹介からスタート!
自分を表す「#(ハッシュタグ)」を3つ使って自己紹介していきます。
「#」といえば、今流行りのインスタグラム。投稿写真の説明をする際に用いられますよね。
なるほど~、インスタの自己紹介ver.ということでしょうか。ワクワクが高まってきました。
まずは同じグループくんにAくんによる自己紹介。
自分を表す「#」は
#粘り強い#マイペース#アニメとのこと。
いや~、「#」を使うことで分かりやすく相手のことを知れますね!そこに説明が加わることにより興味がグッとわきます。
私の場合「#」を#粘り強い#犬#笑顔としました。
聞き手だけでなく、話し手は「自分を表現する」良い練習にもなりますよね。
自己紹介をする際に「#」を使うのもいいかもしれません…!緊張が少しほぐれてきました。次はいよいよ説明会です。
②直接知れる!福祉コーデ説明会
それぞれの法人が自社の個性や魅力についてプレゼンしていきます。「法人」って聞くと、何だか難しいイメージがありますよね…。
一体どんな取り組みをしているのでしょうか。ワクワクが止まりません!
4つの法人をご紹介っ!
・フクスタ
大阪の社会福祉法人である『フクスタ』。
「フクスタ」は“フクシスタイリスト”の略!
すごすぎる!福祉人事担当者の集まりなんです。
“介護職員不足”をキッカケに2017年4月始動。
目的は福祉業界の魅力発信!→「フクスタ★カフェ」といった学生向けイベントを開催。
・同和園
京都の社会福祉法人である『同和園』。
創立99年目!京都府で一番歴史のある老人ホーム。
「人材育成に積極的に取組む福祉事業所」として認証!
まさかの連絡ツール!“インカム”で情報共有。
「看取りケア」で人生の最後まで寄り添います!
・武田病院グループ(福祉介護部)
→軽費老人ホームヴィラ城陽より(京都)
「#」は#人が好き#クリエイティブ#人が好きNo.1!
充実した新人教育!マンツーマンで丁寧に教えていきます。
福利厚生も充実!長い視点でのキャリアを支援。
とにかく人が好き。利用者を一番に考えます!
・健光園
京都の社会福祉法人である『健光園』。
昨年70周年を迎えました!京都で歴史のある老人ホーム
地域とともに!イベントやカフェで世代を超えた交流を。
「その人らしい」生活を。利用者第一に考えています。
幅広い年代で!スタッフ同士の交流が深い。
いや~、色々な福祉の団体があるんですね!どの法人もそれぞれの個性があり、魅力ポイントいっぱいです。
普段の生活で「社会福祉法人」のことを知る機会は少ないですよね。学生ならなおさら。知らないことを直接知れる良い機会になりました!
あなたはどの法人に興味を持ちましたか?
次は楽しみながら学ぶ!「チーム対抗クイズ戦」です。
③目指せ優勝!クイズ福祉ミリオネア
ざわざわ、どきどき…。会場も盛り上がってきました。それもそのはず。チーム対抗戦で福祉に関するクイズを行っていきます。
チームに法人様も加わってです。全10問、優勝目指して頑張ります!
(全問より抜粋)
「日本には”障害者の日“がある?〇or×」というクイズに、紙に答えを書いて表していきます。これは悩むところですね…。
「カレンダーにそんな日あった?」「〇〇の日として表すことで、差別につながらないかな…?」正解に向けて、グループで意見を出し合っていきます。
果たして正解はいかに…!?
なんと!答えは「〇」!!!
会場には驚きの声と「当たったー!」の声が上がりました。
何でも1975年12月9日に制定されたのだとか。いや~、「障害者の日」があることを全く知りませんでした…!
他にも「“日本赤十字あかいはね共同募金”の羽根はどうして赤い色なのか」「日本における高齢者の年齢は何歳以上か」など、福祉における様々なクイズが出されました。
べ、勉強になるぅ~~!!
大奮闘のすえ、優勝したチームには京都で有名!高級ドーナツが贈呈されました。
疲れ切った脳にぴったりの賞品ですね。おめでとうございます!
知っているようで知らない福祉のこと。私たちの将来のためにも、日本の福祉についてまずは「知ること」から初めてみるのも良いかもしれませんね!
次は飛ばして答えて!「福祉のやりがいを感じよう」です。
④紙飛行機で!福祉のやりがいを実感
すっかり和やかになった会場内。福祉のやりがいを感じるため、今からあることをやっていきます。「福祉のやりがい」とは一体…?ワクワクが止まりません!
机の上には折り紙が。ここに自分の“悩み”を書いていきます。些細なことからプライベートなことまで何でもOK!そこから名前を書き、紙飛行機を作っていきます。
それを会場後方へ投げ飛ばします。そこからひとつ、自分が書いたものと違うやつを拾います。さぁ、ここからが本番です!
折り紙に書いてある“悩み”に対して自分なりの答えを書いていきます。(いや~、その様子は真剣そのもの。必死に考えて記入しております…。
書き終わったら、悩みの記入者のもとへ直接お届け!ドキドキですね…!
私はK君のもとへ届けにいきました。
「拙い回答ですが、どうぞっ!!」
K君の反応はいかに…!?
「ありがとう!!めっちゃ嬉しいです。」「こんなにいっぱい書いてくれて…!実践していきますね。」
う、嬉しい~~~!!“誰かの悩みを解決して感謝されること”。それがこんなにも気持ちのいいものだとは思いませんでした。
「誰かの役に立って」「感謝される」それこそが福祉の根底・やりがいにあるものなのだとか。一連のワークを通して、身をもって知ることができました。
フクシって奥が深いですね…!皆さんも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
次は直接聞いて知ろう!「座談会」です。
⑤直接聞ける!フクシ座談会
さぁ、お待ちかね「座談会」が始まりました。15分×4回転で気になる企業の情報などを自由に聞いていきます。
自分が知りたいことを直接聞ける良い機会ですね!どんなことが知れるのでしょうか?
Q「福祉の仕事は“閉ざされた空間で人のお世話だけをしている”イメージがあるのですが、実際はどうなんですか?」という質問が。
おぉ~、ど直球!!私も福祉に対してそういうイメージをもっていますね…。実際はどうなんでしょうか。
A「確かに福祉は“人のお世話をする”というイメージが多くもたれていますよね。でも実際は違います。福祉は「その人の生活を守る仕事」です。
「その人の生活を守るために、何に悩んでいて、どうやったらその悩みを解決することができるのか。相手とたくさんコミュニケーションをとって解決策を見つけていきます。」
「また、そのために地域の人とも密接に関わっていきます。陶芸や工芸体験、地域の子供と一緒に楽しむイベントでです。福祉は“人や地域との関わりが一番深い仕事”だと思っていますね」とのこと。
ふ、ふかい~~~!!
福祉の仕事は「大変でツラい」というイメージをもっていました。が、実際のところは“人や地域との関わりが深い”仕事なんですね。
お話を聞いて、福祉の仕事に対するイメージがガラッと変わりました。他にも続々と質問していく参加者たち…。
企業の人から聞いた福祉の実際。知らなかったことを直接聞けるいい機会になりました。
これを機に、福祉に対するイメージが変わると嬉しいですね!
~最後に~
フクフェスの主催者である市川卓磨さん。市川さん自身、とある障害をもっているのだとか。
「福祉について興味のない人、また、僕のように障害をもっている人にこそ来てほしい。このフクフェスが福祉について知るキッカケになれば幸いです。これからも地道に活動を続けていきたい」とのこと。
福祉は私たちの将来にとって大切なことです。が、実際のところを私たちはよく知っていません。私自身、フクシについてあまり興味がありませんでした。
が、今日のイベントを通して、福祉のやりがいや魅力について知り、「大変でツラい」といったイメージがガラッと変わりました。
まずは実際の福祉について「知ること」から初めていきたいと思います。
市川さんの思いがたくさん詰まったフクフェス。福祉の魅力を最大限に知れる良いイベントでした!
皆さんも一度、「フクフェス」に参加してみてはどうでしょうか?