学生ライフ
【読書好きの大学生は読むべき!?】住野よる作品の世界観や魅力を読んだ感想と共に紹介!

こんにちわ、最近はネット小説を読み漁っているよっしーです!
大学生の皆さんは普段から小説は読みますか??

「全然読まへん…」
「マンガしか読まない」
「読む時間がない」

もしかしたら、小説を読む機会があまり無いのかも知れませんね…
僕も大学生になるまではマンガしか読まず、小説を全く読んでいませんでした。
何なら文字ばっかで読むことに抵抗が…

しかし、ある時に友人がとある作家さんの作品をオススメしてもらい読んだことで一気に小説の世界に引き込まれました!

その作家さんは誰かというと…住野よるさんという人です。
大学生の皆さんは住野よるさんを知っていますか?

代表作は実写映画にもなった「君の膵臓を食べたい」を書いた作家です。

「映画見たことある!」
「映画見て滅茶苦茶泣いた!」

なんて人もいるかもしれませんが、「君の膵臓を食べたい」を始め多くの作品を世に放ってきました。
どの作品も住野よるさんが描いた独特の世界観があり、一度読むと引き込まれること間違いなし!

今回は住野よるさんの1作目から現在までの最新の6作品目の魅力を紹介したいと思います。

《目次》

1.住野よるとはどんな人物か??
デビューまでの流れをまとめてみた。
2.住野よる6作品を感想共に紹介
2-1.君の膵臓を食べたい
2-2.また同じ夢を見ていた
2-3.よるのばけもの
2-4.「か」「く」「し」「ご」「と」
2-5.青くて痛くて脆い
2-6.麦野三歩の好きなもの
3.まとめ

1.住野よるとはどんな人物か??デビューまでの流れをまとめてみた!

作品を紹介する前に住野よるさんについてなぜデビューすることになったのかを紹介をしたいと思います。

【簡単プロフィール】
男性
大阪府出身
趣味は音楽

 デビューまでの流れ

高校時代から執筆活動をしており、過去には電撃小説大賞に応募をしていました。

結果としては1次選考には通らず落選という結果に…!
また、選考が通らなかったものの改めて作風を見直して書き上げた
「君の膵臓をたべたい」は応募の規定よりも長くなり投稿出来ずじまいでした…

しかし、住野よるさんは「君の膵臓をたべたい」だけは多くの人に読んでもらいたいという想いが強く2014年2月頃から夜野やすみ名義で小説投稿サイト「君の膵臓をたべたい」を投稿したことで話題になり住野よるさんはデビューをしました。

ちなみに住野よるというペンネームは「教室の隅っこにいるような子の夜の創造性がある」という意味を含めた事でこの名前に! 

僕はペンネームを見た時に女性の方ではないかと思っていました。
しかしこのペンネームのエピソードを知って、住野よるさんらしいなと思いました!!

2.住野よる6作品を感想と共に紹介

2-1.君の膵臓を食べたい

(IoundrawさんのTwitterより引用)

この作品は住野よるさんのデビュー作であり代表作でもあります。

「本屋で見た事ある!」

なんて方もいるのでは??

この作品はアニメ映画化・実写映画化をされ、度々メディアにも取り上げられました。とても有名な作品です!
まだ読んだことない方に簡単なあらすじをまとめました。

【あらすじ】

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。
(こちらから引用)

《僕自身の感想》
僕自身は友人に勧められて「君の膵臓を食べたい」を買いました。
最初は青春系や恋愛系に当てはまるのかなと考えていましたが、
とても綺麗な文学作品を思わせるような表現や描写に心を掴まれました。

小説だけでなく実写映画版とアニメ映画版の両方を観ましたが、とても感動しすぎてしばらく放心状態に…涙が止まりませんでした。

特に実写映画版では原作では描かれなかった未来のシーンなど感動しすぎて鳥肌が…

また、実写映画ではヒロイン役として女優の浜辺美波さんが演じており彼女の演技を見てファンになりました。
小説の中の桜良が現実に出てきた!?と思わせるくらい適役でした。
むしろ浜辺さんにしか演じることが出来ないと思いました!

2-2.また同じ夢を見ていた

(IoundrawさんのTwitterより引用)

続いて紹介するのは住野よるさんの2作目である「また同じ夢を見ていた」です。
こちらの作品は「君の膵臓を食べたい」とは違う意味で感動する作品。
この作品のテーマとしては「幸せとは何か?」について考えさせられます。

おそらく初めて知った方が多いと思うので簡単にあらすじを紹介したいと思います。

【あらすじ】

「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」小柳奈ノ花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。そしてその出会いは、とても格好いい“アバズレさん”、手首に傷がある“南さん”といった、様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていき―。大ベストセラー青春小説『君の膵臓をたべたい』の住野よるが贈る、幸せを探す物語。

(こちらから引用)

《僕自身の感想》
僕はこの小説を見かけた時タイトルに惹かれました。
理由としては、この作品の意味深なタイトルでどんな物語なのか上手くイメージが出来ず、1ページめくる度にワクワクしました。

そこから中身を読みこんでいくと、自分にとっての幸せとは何か?
これについて哲学的な領域まで深く考えるようになりました。
ちなみに僕にとっての幸せは好きなアイドルの追っかけをすることです。。

そして作品のラストには全ての伏線が綺麗に回収されて感動しました…
なぜならシリアス系の感動とは違った要素がありました。

「また同じ夢を見ていた」という作品を一言で語るなら、優しさに溢れる物語ではないでしょうか。
個人的にこの作品を実写映画化して欲しいと思いました!

2-3.よるのばけもの

(IoundrawさんのTwitterより引用)

続いて紹介するのは「よるのばけもの」という作品です。
表紙カバーのイラストをパッと見たときインパクトが大きいですよね。
僕も本屋で見かけた時は一番印象に残りました。

こちらの作品は
「君の膵臓をたべたい」や「また同じ夢を見ていた」とは違って重めな雰囲気…
なぜなら、いじめをテーマに扱っているからです。

それ故に先程紹介した2つの作品とは違ったポイントで共感を呼ぶ作品ではないでしょうか。

こちらも簡単にあらすじを紹介したいと思います。

《あらすじ》
夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。誰もいない、と思っていた夜の教室。
だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。

(こちらから引用)

【僕自身の感想】
「よるのばけもの」は読み終わると中々スッキリせず、むしろ考えさせられる要素がたくさんありました。
なぜなら、伏線が回収されていないからです。

しかし伏線が回収されていない分、自分の頭の中で仮説や伏線に込められた背景を想像することが出来るのがこの作品の魅力ではないでしょうか。

また、「よるのばけもの」はいじめをテーマとして扱っている作品なので僕自身は共感できるポイントがあって読み進めるのが苦しくなりました…
この作品は読む人によって作品の伏線に対しての解釈が変わる作品ではないかと思いました。
ちなみに「夜休み」というキーワードが個人的に好きです。

2-4.「か」「く」「し」「ご」「と」

(こちらから引用)

これは4作品目である「か」「く」「し」「ご」「と」という作品です。
内容としては青春系のテーマですが、「よるのばけもの」のような重いテーマじゃなく、大きく心を揺さぶられるわけでもないけど少し特別なお話です。

具体的に言うと、特別な力を持った自分だけの「かくしごと」を持った5人の男女が織りなす青春物語。

初めて知った方に簡単なあらすじを紹介したいと思います。

《あらすじ》
みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。別になんの役にも立たないけど、そのせいで、君のことが気になってしょうがないんだ――。きっと誰もが持っている、自分だけのかくしごと。

(こちらから引用)

【僕自身の感想】
このお話を読み終わった際にとても青春してるなー!と感じました。
5人の男女の心情や感情を細かく表現されており、自分に重ね合わせて読んでいました。
とても眩しくて、エモかったです。
各キャラクターの個性がそれぞれ違っておりとても魅力的。

その中でも僕の推しは「パラ」という女の子です。
彼女の性格は天然で1つ1つの発言が予想の斜めをいく、ある意味この物語のひっかきまわしキャラではないでしょうか?

僕は「かくしごと」を読んでいく内に気づけばパラの魅力にハマっていました。

2-5.青くて痛くて脆い

(こちらから引用)

続いて5作品目の「青くて痛くて脆い」を紹介したいと思います。
こちらのお話は青春の煌めきと残酷さをテーマとしています。

この物語の青春は苦みや痛みといった要素が強く、「よるのばけもの」とは違う意味で心を抉られました。
この作品は主人公目線での価値観や心理描写が多く書かれており、読み終わった後はとても苦しい気持ちになります。

そして、この作品も実写映画化されました!
主演は吉沢亮と杉咲花という旬で豪華なキャストが…
2人ともそれぞれの役を原作以上に演じてくれていてとても見ごたえがありました。

《あらすじ》

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学一年の春、僕は秋好寿乃に出会った。
空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。
それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。
(こちらから引用)

【僕自身の感想】
僕はこの作品を読む前にあらすじから「青くて痛くて脆い」の内容や結末を想像しました。
その中で引っかかったのは「あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。」という部分です。
読む前は君の膵臓を食べたいと似たテイストなのかな?と思いながら読み進めていきましたが、中盤から後半にかけての展開に思わず衝撃が…

青くて痛くて脆い」は良くも悪くも青春(大学生活)を描いており、読み進めると苦しくなりました。

そしてこの作品の主人公「田端楓」は君の膵臓を食べたいの主人公「僕」と共通点が多いなと感じました。
具体的には2人とも生きる上で他者を必要とせず遠ざけている点や大切な存在と出会い少しづつ変化していくて点など…

しかし、決定的に違うのは「僕」の場合は桜良の存在を通じて生きることに向き合っていくのですが、逆に「田端楓」は秋好と出会ったことで一瞬だけ前を向くものの結局は自分の殻にこもったままで変われませんでした…

この作品は自身の大学生活に置き換えると共感できる部分が多いのでオススメです!

是非、「君の膵臓を食べたい」と比較しながら読んでみてください!

2-6.麦野三歩の好きなもの

(こちらから引用)

こちらは6作目になる作品です。
この「麦野三歩の好きなもの」は住野よるさんの作品の中で一番日常を描いた作品。
本当に他愛もない日常を主人公の女の子中心に書かれています。

また、「麦野三歩の好きなもの」の表紙を見て1つ気づいた事がありませんか?
今まではイラストだったのに対して、6作目は表紙にモデルが使われています!
ちなみに大学生の皆さんはこの表紙のモデルは誰か分かりますか??

実はこの表紙の女性はBISHのモモコグミカンパニーさんです!
凄く驚きですよね…

実は住野よるさんはBISHの大ファンでモモコグミカンパニーさんを推しだそうです。
好きなアイドルが自分の作品の表紙モデルになってくれるのはファンとしてこれ以上にない喜びですよね。

話が逸れましたが、「麦野三歩の好きなもの」の簡単なあらすじを紹介したいとおもいます。

 
《あらすじ》

 

「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。
好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい」
図書館勤務の20代女子、麦本三歩の
なにげなく愛おしい日々を描いた傑作日常小説。

(こちらから引用)

【僕自身の感想】

20代女性の日常を描いた作品ということで実際読んだところスッキリしながら読むことが出来ました。
この作品は他の5作品と比べると底抜けに明るい作風が特徴ではないでしょうか。
また、この作品の主人公である麦本三歩の容姿を表す描写が無く、実際はどんな女性なのか想像がつきませんでした…
僕のイメージではおさげの眼鏡をかけた女性を想像しながら読み進めました。

しかし、後から読み返すとイメージに縛られずにこの麦本三歩の世界観を満喫することが出来ました。

ともかくこの作品は共感するポイントが沢山あるので女子大生だけでなく、20代前半の女性にもおすすめ!

まとめ

今回は僕が好きな小説作品を感想と共に紹介しました。
大学生の皆さんは気になる作品はありましたでしょうか?

住野よるさんの作品はどれも心を揺さぶる要素や共感するポイントが沢山あるので
読書好きの大学生なら絶対に楽しめます!

もし今回の記事を読んで少しでも気になれば一度読んでみてください。

気づけば住野よるさんの世界観にのめり込むに違いありません!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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