学生ライフ
スイーツ大好き大学生が「くらしとエネルギー」について学べるイベントに参加してみた話っっ!!~(実体験レポート)~



こんにちは、ライターのなゆみんです!

関係者席から不慣れな感じで失礼します。
(右;私 左;きっとみつかるカフェ。カメラマンのヒライちゃん)

え?何かのパーティにでも参加しているのかって?

いいえ、違います。今日はあることをお勉強しに来たのです。

「気象予報士 蓬莱大介さんと考える くらしとエネルギー」

そう、今日はくらしとエネルギーについて学ぶためにやってきたのです。

その名の通り、天気や環境、エネルギーについて楽しいトークを聞きながら考えてみようというイベントです。

名前だけ聞くと何だか小難しいような感じがしますが、そんなことはありません。

見てください。このきらびやかな会場を!まるでお城のなかにいるようです。

実はここ、高級ホテルで有名なあのザ・リッツ・カールトン大阪なんです!

優美な空間の中、落ち着いた雰囲気でエネルギーについてのお話が聞けるそんなイベントです。し・か・も!

なんとスイーツ&ドリンク付き!!これで参加費無料なんですよ皆さん!

高級ホテルの中、美味しいスイーツとともにお得なお話が聞けるなんて・・!滅多にできない経験です。

さて、今回はそんなお得すぎるイベントにきっとみつかるカフェのライターとして参加させていただきました!!

第1部 目からウロコのお天気講座

第1部は「情報ライブミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ!ぷらす」などの番組で気象キャスターとしておなじみの蓬莱大介さんによるトークです。

明るく澄んだ声にはきはきとした喋り方・・・、普段テレビで見ているよりずっと存在感があります!

もう興奮が止まりません・・!ドキドキの中、蓬莱さんによる自己紹介が始まりました。

NPO法人 気象キャスターネットワークの理事や、環境省から任命されて地球温暖化防止コミュニケーターとして「地球温暖化って実際どうなってるの?」ということを最新の科学の知見を元にわかりやすく伝えるお仕事もされています。

出身は兵庫県明石市。

学生時代はバンドに打ち込み、俳優としても活動していたそうです。

今の雰囲気からは想像もできないようなお話です!

その後、俳優を辞めて27歳の時に気象予報士の資格を取り、テレビ局を回って自分を売り込み、今のようにニュース番組の気象キャスターとしてTVでご活躍されるようになったそうです。

蓬莱さんの天気予報は「わかりやすく」をモットーに大人が子供に教えるのではなく、子供が大人に教えられるような伝え方を心掛けているそうです。

そして、トークは事前アンケートの質問に答えるコーナーへ。

「天気予報の見方のコツを教えて!」という質問に対してクイズ形式で教えてくださいました。

「天気予報は一日何回発表するでしょう」というクイズに三択でグー「1回」チョキ「3回」パー「6回」で答えを示す会場の人たち。

6回であるパーが一番多かったです。そして、肝心の答えは何と3回であるチョキなんです!
会場からも驚きの声が上がりました。

なんでも気象庁は午前5時、午前11時、午後5時の1日3回天気予報を発表しているのだとか。

なのでその時間のちょっと後の番組の天気予報は最新情報だということでした。

なるほど、これは目からウロコですね・・!

また、「1時間に50ミリの雨」は町中に水が溢れるくらいの量、ということであったり、降水確率が40%のときは念のため折り畳み傘を持っていくと良いと教えてくれました。

た、ためになるぅ~!

知っているようで知らない天気予報のお話、私たちの快適なくらしのためにも、天気予報の見方を変えてみるのも良いかもしれませんね!

第2部 もっと知りたい!エネルギーのこと、環境のこと

第二部ではいよいよエネルギーのお話へ。

環境・エネルギー問題の専門家である竹内純子さんと蓬莱大介さんとの対談形式で始まりました。

「エネルギーすべてを再生可能エネルギーで補うことはできるのか」という蓬莱さん。

それに対し、「再生可能エネルギーだけでは補うことはなかなかできない」と答える竹内先生。

その理由は、自然の力をコントロールすることができないから。

竹内先生によると、再生可能エネルギーの一つである太陽光発電はCO2の排出量は少ないですが出力は‘太陽’次第なんだとか。

雨の日や夜は発電できませんし、晴れていても昼ごろがピークで夕方と朝方は発電量が下がります。

太陽光発電の電気をつくる力を100だとすると1日で平均12%ぐらいしか発電できていないそうです。

また、風力発電は1日で平均すると20~25%の発電量らしいです。

そこには季節によって向きが変わる日本特有の風の吹き方が関係しているのだそう。

要は、自然の力を使った再生可能エネルギーは安定して発電ができないということなんですね!

それに加え、日本のエネルギー自給率はたったの8%と非常に低く、燃料のほとんどを輸入に頼らざるを得ない状況です。

日本の深刻なエネルギー問題に息を呑む会場の人たち。私もすっかり聞き入っていました。

エネルギー問題を考える上で大切なのは「3E+S」の観点と「エネルギーミックス」だと竹内先生は仰います。

3E+Sとは

Energy Security 安定供給・安全保障
Environment 環境
Economy 経済性
Safety 安全・安心
のことであり、エネルギーの安定供給だけでなく環境・経済性も考慮し、さらに、安全・安心も確保する、みんなが幸せになるための観点です。

そして、この観点を満たしてエネルギーつまり、電気をつくるには、一つの発電方法にこだわらず、さまざまな発電方法をバランスよく組み合わせる「エネルギーミックス」が重要なのだとか。

国は、2030年までにLNG、石炭、原子力、再生可能エネルギーなどを以下の割合で分散する「エネルギーミックス」をめざしています。

上記のエネルギーミックスが実現すれば、もし、LNG、石炭、原子力、再生可能エネルギーのどれかがなんらかの理由で欠けたとしても、他のものでカバーすることができるそうです。

「私たちのくらしに必要なエネルギーのため、自分に何ができるのか考えていきたい」と蓬莱さん。

エネルギー自給率がたったの8%と非常に低い日本、もし輸入がストップしてしまうと供給ができなくなり、私たちのくらしに影響を及ぼす可能性があります。改めてエネルギーの大切さについて考えさせられますね・・!

「私たちが幸せに暮らせるよう、まずはエネルギーのことを知り、自分に何ができるのかを考えることが第一歩なんです」と竹内先生は仰います。

まとめ

私たちのくらしにエネルギーは必要不可欠です。

“エネルギー”といわれて、一番身近に感じられるのは電気ですよね。

普段何気なく使っているので、その大切さをつい忘れてしまいがちですが、このイベントを通してエネルギーのことを知り、「自分には何ができるのだろうか」と考えさせられました。

電気製品を使っていない間はコンセントを抜くなどして、エネルギーの無駄遣いをなくすために取り組んでいきたいです。
こういう考え方を持つことがエネルギー問題や私たちのより良い暮らしにつながるのかもしれませんね・・・

今回の「気象予報士 蓬莱大介さんと考える くらしとエネルギー」はエネルギーのことについて分かりやすく知ることができるとても良いイベントでした!!

今後のエネルギー問題や環境についてのニュースの見方も変わってきそうです。

今日のイベントで一つ賢い学生になれたような気がします!
皆さんも一度、私たちのくらしとエネルギーについて考えてみませんか?



 

 

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