こんにちは、ライターのもずくです。

天気は雨続きで気分が落ち込みがちです。

そんでもって、気分が落ち込む時期にはついつい散財してしまいますよね。服買ったり、遊んだり、美味しいもの食べたり。

しかしそうなってくると、一つの問題に悩まされます。

「お金、なくないですか？」

そう、ないんです。大学生からするとこれから夏休みも控えているのに、お金が無いんですよ。

ぼくは親が不在の時に受け取った夕食代(500円)を節約するために、スナック菓子食べて残った粉をご飯にかけて飢えをしのいだほどです。実家暮らしに自炊を求めるな。ていうか500円は少ないわ。育ち盛りなめんな。

ということで、これからに向けてお金を稼ぐことは大学生にとって必須。つまりバイトをしなければならない……！

 今回はそんな僕のような貧民学生のために、とあるバイトについての記事を書きます。

ご協力していただくのは……

株式会社成学社さんです！

そう、今回は「個別指導学院フリーステップ」や「開成ハイスクール」で有名な成学社さんの本社にお邪魔して、学生に根強い人気の塾講師バイトについて詳しく聞こうと思います！

普段の求人サイトでは分かりづらいところもしっかり聞いてみようと思います！

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こういうのは最初が肝心です。元気よく挨拶しましょう。

「おじゃまします！！！」

（えっ……）

（めちゃくちゃ偉いっぽい人きてる……）

同年代現役講師に聞くぐらいの気分でいたので、早速びびってますが気を取り直していきましょう。

「いきなりですが塾講師のお金事情を教えて貰っていいですか。」

「いきなりですね。うちは基本的に、いわゆるコマ給というものを採用しています」

（でた、よく分からないやつだ……）

「フリーステップの授業は基本的に80分を一コマとしていて、一コマ当たりの給料を設定していた方がわかりやすいと思ってコマ給で設定しています。」

「そうなると、給料が出るのは授業中だけになるんですかね？」

「いえ、もちろん授業前後の時間分も給料計算して支払っています。生徒を出迎え見送りすることや、授業の準備やミーティングがありますから、そこはきちんと『授業前後手当』として支給してます。さらにそれ以外でもカリキュラム作成などの塾内で行う事務作業など授業以外のお仕事にもしっかり給料を支払っています。」

「ずいぶん細かいし、お金めっちゃ稼げそう」

「『さすがにこれは入れなくていいですよ！』と言ってくれる講師バイトさんも多いのですが、やっぱり普段しっかりやってくれている分、こちらはお金の方でしっかりとしたいですから。」

「まじですか！超稼げそう！」

 （来てからずっと言うことが汚いな……）

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 「塾講師のアルバイトって４月のタイミングを逃すと応募できないイメージがありまして、やっぱり中途半端な時期に申し込むのはあまりよくないのですか？」

「そんなことないです。むしろ中途半端な時期でも来て欲しいくらいです！というのも、塾講師のバイトの応募は3月4月が特に多いんですけど、その時点では逆に生徒さんが少ないんです。」

 「あれ？意外ですね。」

「大学受験生が卒業しますからね……どうしても。そのあと学校のテストであまり良くない点数をとってしまって、本人やその子の親が不安を感じて通い始めるというのが実は多くて、中学高校のテストの時期が過ぎるにつれてどんどん人手が欲しくなるんです。」

 「それはかなり意外です！僕自身、1回生の時に塾講師をやらなかった理由が、「申し込むべき時期を逃しているのではないか」というのでしたから。」

「今質問された私たちからしても、なるほどなという感じでした。普段はアルバイトをやろうか悩んでいた人の話なんてなかなか聞けないですから。」

「やっぱり採用する側もされる側も、直接聞いてみないとわからないことが多いですね。ということはいつでも稼げるってことですね。」

 （やっぱり汚いな……）

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  「授業は基本的に、「今日はどういうことを教えるのか」「どこがポイントなのか」ということをマニュアルとして講師の皆さんに伝えて、それに沿って行ってもらっています。すべて講師の方にまる投げするわけではなく、きちんと仕組があるので心配はありません。ですが生徒さんによって各単元の出来には差があるので、決まったとおりだけ指導するのではなく、講師の判断で単元ごとにかける時間を調整する必要もあります。生徒ごとに先生が教え方を工夫するということも、教える上で楽しいことの一つだと思います。」

 「楽しみながらお金を稼げるんですね。」

 「もちろん楽しいだけじゃなく、成績が伸び悩んでいる時は落ち込む時もありますし、悲しいこともあります。でもそうやって生徒と苦楽を共にして乗り越えていくことが、塾講師ならではの大きなやりがいだと思います。」

 「それは確かにそうですね。なかなか他で得られるものではなさそう。」

 「講師と生徒の間での物語といいますか、生徒が在籍しているあいだはもちろん、大学に入学してから、「先生みたいになりたくて、塾講師をはじめました！」という報告を受けたりした時なんかは、もう何にも代えられない嬉しさでしたね。」

 「めちゃくちゃ稼ぎながら楽しさや嬉しさ、やりがいを得られるんですね！！」

 「こいつ最後まで言うことが汚いな……」

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他にも「カリキュラムがどうやって作られているのか」「講師と生徒の感動話」など、いろいろな話を聞かせていただきました。

塾講師は決して、「高給で楽なバイト」というものではなかったですが、話を聞き終わった時には素直に、「塾講師やりてーーーー」となりました。 いやほんとに。

これからの時期、勉強のことで悩みを持った生徒さんがたくさん入塾してきます。

こうした生徒さんたちの手助けをするために、あなたも塾講師をはじめてみませんか？

それでは、もずくでした。

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