学生ライフ
【知ってるようで知らない通信速度の話 】文系でもわかる身の回りのテクノロジーコラム
こんにちは。清水です。
突然ですがあなたのスマホ遅いですか?早いですか?
じゃあそれってどれぐらい早いですか?
今や身体の一部と言っていいほどのスマホ。
感覚的に操作できるだけに、構造とか仕組みはそっちのけにしがち。
自分の身体の一部だったらなおさら少しは知っておきましょう!
このコラムはわかりやすさを重視しているので、
携帯の話を専門的な用語を出さずに説明します。
例えばあなたが愛する彼女にラブレターを届けたいとします。
しかしその彼女は遠くに住んでいる。
相手まで届けるためにどうしましょう。
ここでは自分で歩いて届けるのは恥ずかしいので友達に頼むとします。
【手ぶらの友達に届けてもらう場合】
なんせ手ぶらなので使えるのは両手とポケットぐらい。あまりたくさん送れませんね。
【カバンを持ってる友達に届けてもらう場合】
カバンなのでいっぱい入りますね!
ラブレターだけでなく小さなプレゼントも一緒に届けてもらうことだってできちゃいます。
【リアカーを引いた友達に届けてもらう場合】
こうなるとラブレターだけなんてもったいない!
大きなクマのぬいぐるみと、花束と…なんて、いっぱいプレゼントできちゃいます。
これが携帯を介して電波が行っている「データ量を相手まで届ける」という仕事です。
そして登場した3人通りの届けられるラブレターの枚数。
これが『通信速度』と言われるものです。
ではあなたが届けたかったラブレターが200字の内容だとしましょう。
【手ぶらの友達】
これが携帯電話が登場したころ。
1993年の通信速度です。
この頃の通信速度だと1秒間でラブレター全てを送ることはできません。
1秒間での限界は156文字だけしかないので最後の大事な言葉までは届きません。
【カバンを持ってる友達】
これが携帯電話が普及したころ。
2001年の通信速度です。
この頃になると1秒間で約125枚のラブレターを送ることができます。
【リアカーを引いた友達】
これが現在のスマホです。
なんと1秒間に3万2500枚のラブレターを送ることができます。
もはやここまでくると彼女に伝えたいことはもう無いってレベルですね。
といった具合なんです。
技術の進化とともに通信速度はそれこそすごいスピードで進化しています。
ちなみに、それぞれ2G、3G、4Gと呼ばれ、
それぞれ通信システムの世代別に区分されます。
今のところ、LTEもXiもまとめて4Gということになっています。
テクノロジーコラム |
vol.01 |
---|