学生ライフ
【悲報】話にオチがないと関西で生きていけないらしい。
こんにちは。関西生まれ関西育ちしみたくです。
関西圏外から関西の大学に進学された新入生の皆さん。
お疲れ様です。
前期の授業も始まり、友達も出来てきたかと思います。
運悪く関西人の友達を持ってしまった方、
ご愁傷様です。
関西、、特に大阪。
そこは話にオチがないと聞く耳すら持ってもらえないという地獄。
幼少の頃からそんなスパルタ教育を受けてきた関西人の中に入ってしまうと本当に苦労します。
そこで今回は話のオチの作り方を教えたいと思います。
面白い話の作り方ではないです。オチの作り方です。
大丈夫。あなたならできる。
オチとは文字通り話を落とす事です。
結論はココっ!ってのをわかりやすくするためにはオチまでの話を盛り上げおく必要があります。
それをフリといいます。
例えば「電車で前に座った女の子がとても可愛かった」という話をしたいとします。
こんな簡単なフリでは全然オチませんが、構造としてフリは「電車で前に座った女の子が」までです。
それではフリをどうすれば盛り上げられるか
まず大事なのがツカミです。
ツカミとは文字通り相手の聞く気を掴むこと。
話の続きが気になるようなツカミにしなければなりません。
先ほどの話にツカミをつけると
「今日さぁ!電車乗ったらさぁ!」と言ってから話し始めましょう。
ポイントは元気よく。大きな声で。
フリの部分にはその時どんな気持ちだったのかという描写もいれましょう。
これはオチより違う感情の方がよりオチる幅が大きくなります。
今回のオチは「女の子がとても可愛いかった」ということなので、違う感情、例えば
「寝坊したから焦って走ったら電車ギリギリ間に合って座ったら」とかですね。
これは関西人の習性ですが
効果音で喋ります。
ドーンとかバーンとか。できるだけ大げさに表現します。
効果音を入れると
「寝坊したからダーッって走って電車のドアがプッシューって閉まりかけてるとこ滑り込んだら中ガラガラやったからヨッシャーと思ってって座ったらさぁ」
となります。
一気にアホみたいですね。
大阪においてアホなことは大事なことです。
もうね。これが肝です。
関西人の本質。
話の9割ウソです。
話を盛りに盛ります。
カッコよく言えば脚色ってやつです。
さて、それでは以上の5点を踏まえて
「電車で前に座った女の子がとても可愛かった」という話を関西人が喋るとどうなるか見てみましょう。
「今日さぁ(大声)!!寝坊したから焦ってダーッ走って電車のドアがプッシュー閉まりかけてるとこ滑り込んだら中ガラガラやったからヨッシャーおもて座ったらさぁ!目の前にいたの誰やと思う!?綾瀬はるか!!」
これが関西人です。
綾瀬はるかが電車なんか乗ってる訳がありません。
牛丼を牛丼単品で提供せずに、具を大盛りにして紅生姜を山盛り乗せてツユダクにして、味噌汁とサラダと生卵までつけてしまうように
普通の話に効果音と感情とウソを盛り付けてツカミとフリとオチをつけて話す。
これが関西人です。
最初からこんなに頑張らなくてもいいですが、少しずつ挑戦していきましょう!
これであなたも関西人!
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【話のオチの作り方】 |
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