恋愛
【大学生的恋愛コラム】vol.4
かわいいからからって何でも許されちゃうのどうなの?

かわいい子は得をする。
かわいい子がミスをしてもたいていの事は許される。
そんな場面多くないですか?

イラっとしますよね。

でも自分に置き換えた時
自分の好きな相手やイケメンなら許しちゃう場面ありませんか?
今回はこの状況とその理由を心理学的に掘り下げていきましょう。
(ちなみに僕は心理学専攻ではないので気軽に読んで頂けると幸いです)

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恋は盲目

例えば「何もないところでこける」こんなダサい場面を見かけたとします。
好きでもない人なら「え?何してるの?」と引いてしまうでしょう。
でも好きな人なら「意外な一面みちゃった!」ぐらいに感じますよね。

この差は何なのでしょうか?

それを説明する実験があります。
ロンドン大学で行われた実験では
人が恋人の写真を見た時の脳の動きを観測しました。
すると脳の中の「不快・よくないこと」を判断する領域と
「物事を批判的にとらえる」領域の働きが
著しく低下することが確認されました。
つまり好きな人に対して脳がマイナス感情を抑えるということです。
『恋は盲目』という言葉が脳科学的に正しいといえる実験結果となりました。
さきほどの場面の差は脳レベルで生じていたんですね

好意の副作用

実験結果の通り、「好き」という感情は
脳科学的に相手の行動に対しての認識をゆがめてしまいます。
そして心理的に相手に嫌われたくないという気持ちを生み
本音の部分にフタをします。

つまり相手を自分の中で正当化してしまいます。
この正当化こそがかわいい子が得をする、その「得」の中身の様です

得をすることはことは悪い事じゃない

以上の分析を踏まえると
「かわいい子が得をする」という状況において
「かわいい」ことが重要ではなく「好かれる」ということが重要なようです。

好意を持たれている相手の前では多少のミスも許されます。
それは相手が勝手に自分を正当化してくれているから。

なんと都合の良い状況でしょう!

人にやさしくしたり、合コンでサラダの取り分けをして好かれようとすることは結局自分の都合がよくなります。
その点でも大事なことなのかもしれません。

許しちゃう!にも限度が大事

それでもなにがなんでも許されていると自分や相手のためになりません。

平凡なミスならまだしも、
例えば、好きな人に頼まれたからといって代わりに課題レポートをやってあげるとか
いわゆる「甘え」に繋がるようなことや、ゼミやサークルという目的にみんなで取り組んでいる中で
その子だけ特別扱いするようなみんなの迷惑になることならシビアに判断すべきです。

そうしないとお互いや周りに悪影響を及ぼします。

「恋は盲目」ですが周りと相手の事もしっかり考えることがよりよい関係を気づく為には必要ではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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シリーズ

【大学生的恋愛コラム】vol.4

参考文献

匠 英一「男心・女心の本音がわかる 恋愛心理学」ナツメ社

 

 

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