限られた時間で、最大の挑戦を(学生団体UMF)

半年に一度、大阪で開催されるオールジャンル野外フェスUniversity Music Festival
「イベントを通して社会に対し感動と笑顔を与え、学生と音楽の可能性を追求する」
この理念を軸に活動を行っているのが学生団体UMFさんです。
今回は、現在二代目代表を務める杉原悠介さんにお話を伺いました。

人物紹介:杉原悠介さん

学生団体UMF 代表
大阪大学 2回生
好きな言葉は、「やってみせ 言って聞かせてさせてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

活動について

—–まずは活動について教えてください

UMFの組織図としては、渉外部、広報部、内部活性局の3つがあります。

渉外局は読んで字の如く。外部に交渉したりとか、他団体さんにチケットサポートをお願いしたりとか、言わば営業マンですね。

広報局は、Twitterの運営がメインなんですけれど、画像を加工したり文字を入れたりして。あとは動画作ったりとか。

もう一個の内部活性局は、内部イベントとか。例えば、「スポッチャ行こうぜ」とか。他にも、新しいメンバーとして入ってきた子のサポートをしたりします。

—–内部活性局? 初めて聞きました!

潤滑油じゃないですけれど、なかなか他の団体さんにはない局かもしれませんね。やっぱりメンバー間のモチベーションの差とか、個性の違いとかあるじゃないですか。その中でも、ケンカがあるとか、仲悪いとかは一切ないんですけど(笑)役割を確立してあげることが大切だと思うので。

団体のシステムとしてイベントメンバーを入れ替えるという仕組みなんですけれど、一応4月10日のイベントが6期生の区切りとして今は動いています。

死にそうになってるのがワクワク。しんどいけど楽しい、その流れの中でぶつかったりもするんですけれど、一回やってみると、やりきるまでやりたいなって気持ちが湧いてくるんですよね。

あらゆる手段でアウトプットを

—–イベントについて、具体的な内容を教えてください

簡単に言うと、オールジャンル野外音楽フェスです。
ヒップホップ、ロック、レゲエのプロアーティストさんがライブしてくれる中で、大学生のダンスサークルの子とか、個人でバンドの活動をしている子とか、よさこいのサークルの人にいてもらったり。
老若男女問わず喜んでもらえるようなアーティストさん、パフォーマーの方を呼んで全ての人が笑顔になれるようにってやってます

—–なるほど。イベントの他に何か行っている活動はありますか?

「学生と音楽」っていう切り口からフリーペーパー作ろうとしています。あとは、まだローンチしてないんですけれどバイラルメディアを作ってて、そこの記事書いたりインタビューしに行ったりとかもしていますね。

—–多岐に渡る活動をされているんですね。学生団体でメディアを作ろうとしているのは珍しい気がします。

そうですね。うちの理念が「イベントを通して社会に対し感動と笑顔を与え、学生と音楽の可能性を追求する」ってあるんですけれど、これを達成するためにはフェスの開催だけじゃ足りないなってのがあって。

フェスにとどまらずにいろんな媒体でアウトプットをして、可能性を試していくように心がけているんです。その手段の一つが広報誌で会ったり、バイラルメディアであったり、という感じですね。メインはフェスなんですけれど。

燃え尽き症候群からの解脱

—–杉原さんがUMFに入ったきっかけは何でしたか?

大学入って、営業団体を少しやっていたんですけれど、それまではずっと野球をしていたんですね。ただ、野球は高校野球で燃え尽きてしまって。大学入ったら新しいことを何かやろうと思っていました。そしたら、何もなかったんです。

今まで確固たる生活の中心(野球)があったんですけれど、それ(野球に代わるもの)が……ない!!自分に何も残ってないなあ…と思って。

—–野球部あるあるですね

そう、燃え尽き症候群というか。
しばらく他のことを色々した後、ふと、高校の時に「フェスやりたい」と思っていたことを思い出しました。ネットで検索をしてみたらUMFという団体を見つけて。その時メンバーの募集はなかったんですが、あの手この手を使って当時の団体代表をしていた人に会いに行きました。で、話聞いて「やります!」と。

—–行動力がすごい(笑)

何もしていないことに対して焦っていたのかもしれません。
野球に匹敵するような、自分が楽しいと感じられるものがなかなか見つからなくて。その苦しい気持ちの中での行動でしたね。
「せっかくの4年間、楽しまないかんやん俺」みたいな一種の義務感のようなものもありました。UMFとはそんな中での出会いでした。それがもうマッチしすぎてて(笑)

人を笑顔に出来る瞬間

—–思い出に残っている活動があれば教えてください

イベント当日ですねやっぱり。
自分の作り上げたものを見て欲しいと思って友達を呼ぶんですけれど、その友達がどんどん笑顔になっていく。「めっちゃよかったよ〜!」と喜んでくれる。
そんな姿を見ると、自分が頑張ってきたことが人のためになってると実感できるのは一つの達成感でもありますし。
喜び爆発!みたいな(笑)いろんな人の表情が見れるのは非常に嬉しいです。

—–メンバーにはどんな学生がいますか?

UMFって、いろんな思いが集まっている場なんですよね。この団体での活動を始めるにあたって、自分を変えたいっていう子もいます。何か挑戦するきっかけが欲しいって思っている子もいたり。将来イベント運営したいからUMFで学びたいと言ってくる人や、純粋に「楽しそうだったから」という理由でメンバーに入る子も。

いろんな人が集まって、たくさんの個性があるんですけれど、それを全員認め合う風土がチーム全体でできているんです。

自分の気持ちを大切に、まずは行動あるのみ!

—–最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします

大学生活って、自由に選択する時間がすごくあると思うんですよ。高校までとは違って。その大学生活を”めちゃめちゃ楽しむ”のも”それなりに終わる”のもその人次第だと思います。別に楽しむ必要もないし、頑張る必要もないと思うんですけれど、もしどこかに「楽しみたいな」っていう気持ちがあるなら、勇気出して行動してみてほしいなと思います。

確かに悩むことがすごく多い期間ではあるんです。でも悩んでるだけじゃ何も変わらない。悩んで、行動してみて、それから考えたほうがはるかに有意義で絶対その人のためになると思います。

まずは思いっきり自分のやりたいことを信じて、とりあえずやってみる。失敗したらしたで、また次の行動に移ればいい。なので4年間のうちに、沢山のことをやってみてほしいと思います。

サークル・団体名

代表者氏名

杉原悠介

活動頻度

月4回

会費

なし

所属人数

39人

男女比

男:女=3:7

メールアドレス

umf.kansai@gmail.com

参加大学

大阪教育大学、和歌山大学、帝塚山大学、大阪大学、京都産業大学、同志社大学、同志社女子大学、大阪経済大学、摂南大学、立命館大学、近畿大学、関西外国語大学、関西大学、関西学院大学、龍谷大学

Twitter

こちらから→@gakusei_UMF

 

 

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