こんにちは、あさみです。

先日、ついに興行収入100億円を突破し、大大大ヒットを記録している映画「君の名は。」

公開から約1か月たちますが、まだまだ劇場は満員御礼が止まりません。

私は普段アニメ映画を観ないので、今回も「DVDでいっか~」なんて思っていたのですが、一種の社会現象的なことになってしまった今、観に行くしかない。

謎の使命感にかられ、やっとこさ観に行ってきました。

鑑賞したうえで、あくまで私なりにヒットの所以を考えてみました。

一意見として読み流していただければと思います。

その① 神木隆之介はやっぱりすごい!

主人公である瀧くんの声優を務めるのは、みんな大好き神木隆之介さんです。ジブリ映画をはじめ、俳優のみならず声優としても活躍してきた彼のパワーは見逃せないですね。

昨年「君の名は。」の特報動画解禁とともに声優陣が発表されたときの話題性は、この方のおかげといっても過言ではないでしょう。

その② エモい曲で心揺さぶるRADWIMPS

この映画には、なんと贅沢に4曲もRADWIMPSの曲が使われています。RADといえば、中・高生の心に刺さるエモい歌詞が特徴です。

私も中学生の頃、どんぴしゃでRADブームがありました。

新海監督自身が絵と曲がリンクするようにこだわった、とおっしゃるだけあって、曲が流れる1シーン1シーンいちいち胸に刺さる。

映画を観終わってからも何度も聴きたくなる心地いい曲調と、聴けば聴くほど深みのある歌詞は、さすがRADという感じですね。

今、中・高生の人にはストレートに刺さったと思いますし、一度ブームを越えてきた私にとっては少し懐かしいような、若返った気持ちを味わわせてくれました

…年取ったな…。

その③ 新海監督といえば!美しすぎる映像

これを無くして新海監督は語れませんよね。

ちまたでは「光の魔術師」なんて呼ばれている監督の絵は、息をのむ美しさです。これだけでも十分劇場で見た価値があると思えるほど。


はやくも、ヒロインの三葉ちゃんが住む「糸守」のモデルとなった岐阜県飛騨市に「聖地巡り」をする人たちをTwitterなどで見かけます。

飛騨市ももちろんですが、「君の名は。」の魅力は、もはや東京が聖地だということ。

東京と言ってもスカイツリーや東京タワーではなく、日ごろ東京人が慣れ親しんでいる駅のホームなどが中心に描かれています。


そんな見慣れた景色が、監督の手にかかればここまで輝くのかと。こりゃ住んでる人嬉しいわ。もし大阪が舞台だったとしたら、もっと早く劇場に足を運んでいたかもしれません。

その④  107分にぎゅぎゅっと詰まったストーリー展開

映画を観た人ならわかると思うんですが、この映画は情報量がハンパじゃない。でもその割には上映時間が短い。そこも魅力の一つです。

言ってしまえば、若者にとって映画ってメインじゃないんですね。友達と行くにしても、デートで行くにしても、時間があるならショッピングもしたいし流行りのカフェにだって行きたいわけです。そこに、この107分がいい感じにフィットしたのでしょう。

実は最初に書きあがった脚本では116分くらいあったのを、1分でも短く、と削っていったそう。ここでも新海監督のこだわりが活きています。

短い時間の中に大量の情報を盛り込みながら、全体的なストーリーは分かりやすい。いい感じに「もう一回観たいな」と思わせる作りであったことで、リピーターも増えたんでしょう。

その⑤ 男女入れ替えで必然的に起こるあれこれ。と、ちょっぴりお色気?

男女が入れ替わる話ってこれまでも何度か見たり読んだりしたことがある人がほとんどだと思います、たぶん。

映画の中で、瀧くんが入れ替わりの際に胸をもむシーンが何度も出てくるのですが、やっぱりこれは外せないのか…。全男子の憧れかもしれませんね。

男子の心をくすぐるようなシーンもちらほらあります。例えば三葉ちゃんのパジャマのはだけ方とか。「口嚙み酒」なんていうちょっと衝撃的なアイテムが出てきたり。

私的には、瀧くんが思いを寄せるバイト先の先輩(奥寺先輩)もおすすめですね。

声優が長澤まさみさんの時点でお色気担当ですよね。旅館のねー、浴衣はねー、ずるい。気になった方は本編で(笑)

その⑥ いい作品×宣伝力=大ヒット?

ここまで「君の名は。」大ヒットの理由を分析してみたわけですが。

天下の「東宝」さんの宣伝力を述べずには終われません…

新海監督の作品の配給を東宝が請け負うのは今回が初めての
こと。

今年の4月に予告編が解禁されてから、6月には『小説 君の名は。』が発売されました。これが、映画公開(8月26日)前にすでに50万部も売れていたというからすごい。

7月3日にはアメリカのロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2016」にてワールドプレミアも。

そしてそして、7月7日には完成披露試写会&舞台挨拶が行われ、全国の劇場で生中継。しかもLINELIVEでも生中継。

今までの新海監督作品とは宣伝規模が違うのが一目瞭然です…がこれだけじゃない。

JR山手線でADトレインが走ったり、サントリー天然水とのコラボCMもありましたね。

ざっと書いてみただけでもこんなに…。ヒットの理由として、この宣伝力も大切なキーポイントだと思います。

最後に

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございます。

本当はもっともっと話したいことはあるのですが、あんまりネタバレしないほうがいいかなあ、という感じでここら辺にとどめておきます。

私の自己満に付き合っていただき、どうもありがとうございました。

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