学生ライフ
【勝負下着を贈りあう?】ブラジルの年始の謎風習を現地調査してきた。
Eu vim no BRZIIIIIIIIL !(ブラジルに来たよーーーー!)
Eu vim no BRZIIIIIIIIL !(ブラジルに来たよーーーー!)
ついに! ついについについに!!
日本の裏側ブラジルにやってまいりました!
日本の人聞こえますかーーーー!?
いやー 長かった……。
日本から総フライト時間28時間ですよ?
もうほんと長かった。
フライト中ずっと隣のおしゃべりな外国人から謎の言語でひたすらに話しかけられては ヤーヤーと返事をし、
太鼓の達人鬼レベの譜面のような間隔で運ばれてくる味の濃い機内食を養豚場の豚の気分で食べ、
エコノミー症候群で養豚場の豚の名前に恥じないくらい足がパンパンになり、
挙げ句の果てには機内のスタッフ、アレックスに求婚されるという意味不明なフライトで最後の方は完全に死んでおりました。
ヘンジガナイ タダノシカバネノヨウダ
何故私がそんな思いをしてまで地球の裏側にきたかというとですね、
ズバリ!
世界の年末事情を現地調査しちゃいます!
ってことです。(詳しくはこちらの記事をどうぞ)
どんな面白い記事でも信ぴょう性第一。
きっとみつかるカフェの記事は自分でちゃんと体験して書くものですからね!
と、いうわけで
今回はブラジルのサンパウロ州のノヴァ インデペンデンシアという片田舎にきております。
まじで田舎やん……
いや、ほんとすいません。
本当は年末の花火で有名なリオデジャネイロとか行くべきなんでしょうけど、いかんせんこの時期高いんですよ……。
あと治安がすごく悪い。
大事なことなんでもう1回言います。
すごく悪い。
大阪の西成と福岡の中洲とパンムンジョムを足して割らないくらい悪い。
現地に知り合いが居ない旅行客にはオススメしません。
ってことで母親の実家にほど近いこの街で調査スタートです!
「ちょっと待ってやで」
えっ……この微妙に間違えた独特の関西弁は…… まさか……
ブラジルの年末は大体みんな白い服着るね。あとその薄い化粧やめてよ。アイラインひいて 、リップは真っ赤にして。みんなそうやよ。
なんとまさかの母親乱入からのまともな助言。
調べてみたところ白い服を着るのはアフリカ移民の習慣で、白い服を着ることで一年の汚れとかを浄化するような意味合いがあるそうです。
化粧に関しては調べても特に出てきませんでしたが慣習のようなものっぽいです。
私からしたらブラジルの女性は万年化粧が濃いのですが……。
ともかくそれに沿って化粧してみました。
あと、年末年始は鶏じゃなくて豚食べる とか 、年が明けたら海に体を向けて向かってくる波を7回ジャンプする とかあるな。
みんなだいたい彼氏と2人で海で写真とってFacebookにあげてるな。あ、そういや彼氏できた?
すっかり母親のペースに飲まれている間に、新年のカウントダウンがはじまってしまいました。
3! 2! 1!
どぱぱぱぱぱーーーん!
うるせえええぇぇぇぇぇ!
普段日本でみる花火と威力と距離が違いすぎる!
花火とめちゃくちゃ近い!
熱い!
なんならさっきからめっちゃ火薬の燃えクズが落ちてきてる!
Feliz Ano Novo! (あけましておめでとう!)
おぉ! なんだかみな新年の挨拶とともに抱擁しはじめたぞ!
美女どこだ!?
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いない……?
ブラジル来る前から言おうと思ってたけどそんな風習聞いたことない。
……は? 「良い恋愛に恵まれますように」って意味のピンクの下着は……?
新年を迎えるときに新しい下着を身につけて、その下着の色によって意味が違うっていうのは確かにあるけど、プレゼントするとかはないよ。
うっ
うそだああああぁぁぁぁぁぁ!
なんの.……何のために私はブラジルまで来たというんだ……。
リサーチと現実が違っていたショックと、今年も結局彼氏ができなかったショックで新年早々悲しみとパジャマを纏い自室へ引きかえしたれーれ……。
すると、
プレゼント!
こっ、これはまさか……!
あまりも楽しみにしてて可哀想やったから私からのプレゼントやよ。
うわああぁぁぁぁぁぁ! ありがとおおおぉぉ!
ほんとはプレゼント貰ってる美女が見たかったんだけどもうそんなのどうでもいいや!
きっとみつかるカフェの、プレゼントはもらってその場ですぐに開ける方、れーれです!
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いや、ピンクちゃうんかい!
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