建築関係、トントントン。
建築関係、トントントン。
建築関係、トントントン。
建築学科のみなさん、こんにちは!関西大学環境都市工学部建築学科に通うはるです。
課題に追われてはいませんか!?
建築学生の宿敵 「設計課題」奴らと戦う同志に通ずる何かがあるとは思いませんか!?
そう!きっとあります!
1回生のときに、慣れるまで苦労したのが建築語。
第1問
「このボリューム、柱をスタディーしながらエスキースしたんやけど、ラーメンのほうがいいと思う?」
さて、これはどういう意味でしょうか。え?最終ラーメン食べにいっちゃうの!って思っちゃいますよね。
「この形を決定するための模型を作ってみて、柱の構造研究しながら簡単に設計してみたんだけど、※ラーメン構造のほうがいいと思う?」
という意味になります。
ーー建築語解説ーー
※ラーメン構造……伝統的な日本の木造建築のように、柱と梁で骨格を造って、そこに壁を張っていく構造。
第2問
「この100・1模型、スチボとスチペで作って、さっきもけしゃしたところ!途中でぞうさん潰れてカネダにしちゃった〜」
さて、これはわかりますか?スチボ?スチペ?ぺっぺっぺー!
「この縮尺が1/100の模型を、スチレンボードとスチレンペーパーで作って、さっき模型写真を撮影したところ!模型作ってる途中で、スチレンボードやスチレンペーパーをひっつけるためのスチレンのりを詰めた注射器みたいなものが潰れてカネダインボンドに変えちゃった〜」
という意味になります。うん、理解不能。
建築学科は上下関係がとても大切なんです!
なぜかというと、学校の授業では模型の作り方は教えてもらえないんです。
え、じゃあみんなどうやって模型作ってるの?となりますよね。
そこで登場するのが先輩!とても親切です。
しかーし!!それで油断してはいけません。
なぜなら、彼らは卒業設計のお手伝い要員を探しているから!
他学部ではありえないと思いますが、建築学科では卒論に変わる※卒計を後輩に手伝ってもらうのが基本。なんと、卒計提出直前になると建築学生総出で約2週間、製図室にこもりっきりです!
ーー建築語解説ーー
※卒計……卒業設計のこと
模型の作り方を教えたり、ご飯を奢ったり、とにかく親切にして、先輩たちはお手伝い要員を探しているのですね。卒計期間は、もちろんご飯代もお菓子代もすべて先輩持ちなので、模型材代などと合わせると総額15万〜20万になるんだとか……(ガクブル)
建築学生のリュック率は、iPhone普及率と同じくらいとても高いです。本当にリュックばっかり。可愛らしいリュックじゃありません。ガチ登山リュック。
スケッチブックに三角定規、三角スケール、勾配定規、カッターマット、カメラなどなど。とにかく荷物が多い。
しかも、製図ガチ勢は朝9時から夜9時まで製図室にこもっているので、その分の食料であったり、ラクな服装を持ち歩くので荷物が多くなってしまいます。
ちなみに、私はマムートという登山ブランドのリュックを使ってます!