どうもどうも。りかりんです。
あっつい夏が過ぎて
日の落ちる時間も早くなりましたね。
クーラーの役目は終わりました。
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お話代りまして、
勝手にシリーズ化を続行中のりかりん京都ぶらり旅。
今回はりかりんイチオシのお寺をご紹介しようと思います。
私、高校時代は日本史をとりまして
日本史、好きだったんですよ どの教科よりも。
そう。あれは確か高校1年生の頃…(なんか回想をはじめる)
授業の前に日本史の教科書をぱらぱらっとめくっているとき
目にとまったのです。
「半跏思惟像」
いや~綺麗。
綺麗の一言に尽きる…。
わかってもらえるかな…私変なのかな。
この「半跏思惟像」は絶対に見に行かなければならない。と
使命感をいだきました。
まあ、半跏思惟像の説明は後ほどするとして
半跏思惟像がおかれている有名な場所が二種類合って
1番有名なのが奈良県の中宮寺にある半跏思惟像なんですが、
私が惚れたのは京都府の広隆寺にある半跏思惟像です。
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はい。…ということで
第3弾スタートです!!!!!
仏像の像形の一つで
台座に腰をおろして片足を上げで座ってます。これを「半跏」(はんか)
軽く右手を頬に当て考えている様子を「思惟」(しゆい、しい)
まあ、これを2つ合わせると
半跏思惟像 となるわけなんですねぇ。
呼ばれ方は様々。
広隆寺には弥勒菩薩半跏像があって「宝冠弥勒」といわれています。
本像は像高123.3cm、赤松の一木造だそう。
日本史専攻の方は懐かしいですよね。一木造り…笑
ちなみに飛鳥時代に作られたとされています。
弥勒菩薩は釈迦如来の次にこの世にあらわれ「弥勒如来」となり
人々を救うと考えられ「未来仏」としてあがめられています。
本像は古い記録では「金色弥勒菩薩像」と書いてあるらしくて
金箔に包まれてたんですよ…昔はキラキラしてたみたい…
日本史の授業で知ったんですけど
仏様って階級があって
「如来>菩薩>冥王>天」
大きく分けて4つに分類されてるんです。
①如来が1番くらいが高い!
悟りを完全に開いた仏様たちのことですね。
お釈迦様(蜘蛛の糸とかで出てきますよね…)とか
阿修羅如来とか薬師如来とか大日如来とか…
あと、大仏様も如来にカテゴリされます。
②菩薩は2番目の階級です。
悟りを目指して修行中ってところです。
弥勒菩薩・地蔵菩薩(お地蔵様は位が高いんです)とか
観世音菩薩などなど…
なので半跏思惟像は菩薩なので位で言うと2番目に高い!
人を救う仏様は菩薩様です!
③明王(冥王)は3番目。
有名なのは不動明王ですね。密教です。
あの、ちょっとコワイ顔をしている仏様です。
悪い所行をした人とかを強制的に救済してくれる仏様らしい…
④天 は1番くらいの低い仏様です。
金剛力士像や七福神、弁財天・毘沙門天などがこれにあたります。
インドのヒンズー教の神様が仏教に帰依した状態だそうです。
靴履いてたり、鎧着てたりしてますよね。
そのほかにも閻魔様などこの階級には入っていない仏様もいるそうです。
しかもこの階級は服装とか表情とかにも如実に表れているらしくて
着飾っていたり、表情が豊か(怒ってたりとか…)だと
煩悩がまだあって見栄を捨てきらない、人間に近い状態らしくて
服装も着飾ってない(むしろあんまり着てない)
顔に表情があまりない仏様の方が
煩悩など人間性が少なく、悟りを開いている・または悟りに近いため位が高いそうです。
…語りすぎたかな…。
今度お寺に行く機会があったら、
階級を見ながらも楽しいと思いますよ。
国宝:桂宮院本堂・阿弥陀如来坐像
重要文化財:講堂・地蔵菩薩坐像・虚空蔵菩薩坐像・鉄鐘
9:00~17:00
12月~2月(参拝)
9:00~14:30
一般 | 団体(30名以上) | |
大人 | 700円 | 650円 |
大学生 | 700円 | 650円 |
高校生 | 500円 | 450円 |
中学生 | 400円 | 350円 |
小人 | 400円 | 350円 |
未就学児 | 無料 | 無料 |
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