どーも、たっくんです。大学生をしながらここのメディアでアルバイトをしています(一度言ってみたかった)
映画そこまで好きちゃうねん
失礼、取り乱しました、大きな声とこってりの関西弁でお送りします。もう1度言います。たっくんです。
たっくんですをもう1度と誤解する人すみませんきっと
映画そこまで好きちゃうねん
が正解だと思います。ええ、今回から僕の独断と偏見で面白かった映画を紹介するシリーズを行っていきます。
「ネタが尽きたのか?」 とか「食べ物と顔芸は封殺か貴様ァァァアア!!」
などと言われてしまえば、おっしゃる通り、滅相もございませんそのとうりですぅぅぅぅうう
とジャスティンビーバーが曲中にソーリーと連呼する気持ちもよく分かるわけです。
そんな反芻ビーバーであるたっくん。そこまで映画に詳しいわけでもございません。おいおいプロでもない貴方にもの言われる筋合いはないと?
ジャスティン的に言うとわっどぅーゆーみん。きっとそういうことなんです。
でもね、そんなミーハーであるからこそ、皆さんのためになるような意見をお届けできると思うのです。プロはプロが故のこだわりがあると勝手に思っていて、
ホラーは超常現象が起きるものはみないだとか、ミステリーはポップコーン食べながらじゃないとみないとか、ラブストーリーは突然にをBGMにしないとラブロマンスはみないだとか
そんなこと一切ございません。人間です、雑食動物僕たちなので何にでも手を伸ばしてみるわけです。そんな沼にはとりあえず右足出してみる精神の僕なので、新しいものはとりあえず試してみよう、そんな感じになっております。
もちろん映画1つ1つ、ミニスカ女子の太ももを見るくらいの熱視線で鑑賞し、リスペクトを右拳で突き上げながら買いています。安心してください。
でも、面白いの判断は僕次第です。まあなんてエゴイストなの僕。
へいYOUと映画の趣味が合わないかもしれないと思いますが、まあ、そこはお気になさらず。ワンオピニオンとしてチェケラしてくれたらアイム幸せ者です
そんな第1段は「ミスト」
僕としては最高の映画でした。まずは予告編。
引用Youtube
この映画もとはスティーブン・キングが書いた小説「霧」を原作にしている映画。監督はフランク・ダラボン。「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」などを作った監督ですね。
ちなみにショーシャンクもグリーンマイルもキングさんの原作。ダラボンさん、あんた天才かよと全力で抱きしめに行きたいものです。
どうやら公開当初、フランク・ダラボン監督だ!!しかも原作キングらしい!!劇場へ走れ!!!!
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なんやねんこれ…神は救いすらも与えないのかよ…と落胆しポップコーンを食べ忘れる人が続出したそう…
僕たちの広辞苑ウィキさんによると
激しい嵐が町を襲った翌朝、湖のほとりに住むデヴィッド・ドレイトン(トーマス・ジェーン)とその妻のステファニー(ケリー・コリンズ・リンツ)は自宅の窓やボート小屋が壊れているのを見つける。デヴィッドは補強品などの買い出しのため、8歳の息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)と隣人のブレント・ノートン(アンドレ・ブラウアー)と共に車で地元のスーパーマーケットへ向かった。店は客たちで賑わっていたが、冷蔵庫以外は停電していた。デヴィッドたちが買い物をしていると、店外ではパトカーや救急車が走り回り、サイレンが鳴り始めた。その直後、鼻血を流したダン・ミラー(ジェフリー・デマン)が店内へ逃げ込み、「霧の中に何かがいる」と叫ぶ。店内の一同が戸惑うなか、店外の辺り一面は白い霧に包まれていく。不安に駆られた客たちは、店内へ閉じこもった。 霧の中に潜む怪物たちの襲撃に晒された集団は、徐々にカルト信者のミセス・カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)にすがるようになっていく ミセス・カーモディとその信者たちを恐れたデヴィッドと一部の生存者たちは、物資をかき集めて店外への脱出を計画するが… 引用wikipedia
こんな長いあらすじ読めるか!!!って思った貴方、僕もです。
霧の中にいる化け物と、武器を持った人間たちの戦い!! 人間はやっぱり強かった!!そんなハッピーエンド的なお話ではなくひたすら否応なく絶望です。ここまでの絶望を僕たちは味わえるのかと言われたらまあ、無理じゃないですか?
カンニングもしていないのに疑いをかけられ単位がもらえなくなり、就職活動も失敗し進路が見えない、恋人が親友に寝取られる。こんな不幸のトリプルパンチを同時に食らったとしてもこの映画の絶望さには勝てないと断言できます。
主人公は
トーマスジェーンが演じるデヴィッド・ドレイトンさん。ミストは田舎の街を舞台にに住んでる大物画家です。冒頭部分で「遊星からの物体X」のポスターがおいてるシーンが流れるんですよ。
あ。こいつ結構人気な人なんやと、田舎でこんな悠々自適に過ごせるってちょっとドヤ顔で我が作品を家にちょい起きするってことは結構人気な人です。
ちなみに、お隣さんは
超売れっ子弁護士さん。いやね、わかります?この高級住宅地感。売れっ子画家さんの隣は一流弁護士さんですよ?別隣はロックスターの別荘か何かなのかい? と言いたいくらいのお金持ちさんが住んでるんですよきっと。
そんな、金持ち自慢マウンティングが始まってもおかしくないんですが、まあ始まりません、昨日ね「自家用ジェットが」とか「うちのパーティにあのダンスグループのアイツが」とか、そんなものは一切皆無。
ただの絶望映画なんです。
前日にジャニーズじゃない嵐が訪れて、そりゃもうジャニーズの方の嵐並みに暴れて行ったんです。身体中に巻き起こしたんですね、嵐、嗚呼 ARASHI
そんな弁護士と画家のお二人は大変中が悪く、しょうもないことで裁判まで起こしていたのですが、画家さんが気を利かしたのか、嵐で潰れた弁護士さんの車をいたわるわけです。
弁護士「おまッ、ええやつやん…。」
はい、主人公が弁護士を包み込んだ瞬間でした。おもむろにMISIAの「包み込みように」あの超高いファルセットが突き抜けたんです。
暴れすぎた嵐の後。ボートや小屋を治すために息子とスーパーに立ち寄る訳です。そこからがミストの始まり始まり。
スーパの大きさ? 本当に地元のスーパーです。万代とかトップワールドとかそれくらいの大きさ。わからなければググってください、他だとライフとか?
いや、本編まで長すぎだろうと思ったそこのあなた、実際は10分くらいで安心してください。なんせ絶望映画なので。
鑑賞済みの方はわかると思いますが、デイビットの主人公補正ゼロなんです。
彼にスパイダーマンもびっくりの糸がでるわけでもなければ、トニースターク並の財力とテクノロジーがあるわけでもない。ラッキーマンに匹敵するほどの運もない、ただの普通の大卒おっさんなわけです、
だって「遊星からの物体x」のポスター飾っちゃうんですよ? 名作ですが、ビームで1発です。ムジョルニアでポコーンなわけです。
なんせ絶望映画なので主人公の強さなんてこんなもの。この主人公補正ゼロのおかげで
この宗教おばあさんが嬉々凶乱するし
口説き落とした弁護士もさらっと怒ってしまうわけです。
選択と決断をひたすらに、しかも突然に迫られる。そんな映画がミストです。
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おいおい、全く中身ないやんけ!!死ねカス!!と言いたい方もいるかもしれません。この映画本当にネタバレ厳禁だと思おうんです。
衝撃のクライマックス!!とかあるじゃないですか?
最後の15分、目をそらすな!!みたいなもの。オチがわかってしまうと、本当につまらない。
答えの知っている入試問題なんて解きたいと思いますか? 僕はがっつり思いますね。ここまで読んだそこの君。ぜひ見て欲しい。絶望映画なので。
次回は、ドラマ版「ミスト」か「グリーンマイル」か「ダンケルク」にくらいを攻めていこうと思います。では。
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映画、それは愛。 |
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