学生ライフ
【本当にやりたいこと、わからなくない?】大学生的お悩み相談室 vol.1

<こんにちは、きっとみつかるカフェ編集長のかまたまです。

この「大学生的お悩み相談室」は、フツーの大学生のフツーの悩みに対して、同じくフツーの大学生である私かまたまが勝手に答えていくコーナーです。

フツーの大学生のくせに偉そうなコーナーを立ち上げてしまったのですが、決して皆さんを啓蒙しようとかそんなどえらい大層なことは考えていません。本当に。

ただ単純に私がちょっとしたことで悩んでしまうドネガティブ陰キャであり、にもかかわらずなぜかよく相談を受けるというのがありまして。
せっかくなら、今まで受けた相談や自分が悩んだことに対して出した結論・対策みたいなものを公開しちゃおうと。
同じ悩みを抱える同年代の大学生に、少しでもお役に立てたら泣いて喜びます。

お前の意見なんか聞いとらんわという方は遠慮なくスワイプして消しちゃってください!
すみませんでした!

というわけで、第1回目のお悩みはこちらです。

わかる……わかりすぎる……。
わかりみ深度がブラジルまで突き抜けそう……わかる……。

うっかりわかりみ太郎になってしまいましたが、いや、本当にこれ、大学生活でほぼ確実に誰もが抱く悩みじゃないですか?
私も2回生~3回生くらいでずっとこの悩みを持ってました。

サークルとか授業とかバイトとかで忙しいけど何となく充実してるような日々を送ってるのに、「あれ、ほんまにこれでええんかな」ってふと思ったりする時、あるよね、わかる……。

大学生がほぼ必ずぶち当たる壁の代表格みたいなこの悩み。
私なりに出した結論はこうです。

ヤバい企業みたいなこと言ってますが、意識高そうなことを言おうとしてるわけじゃないので安心してください!

根拠1.そもそも大学生活で得られる経験は限られている

大学生という立場上、できること・知れることは限られています。
授業、サークル、バイト、留学、旅行、インターン……フツーの大学生なら、大体みんなやれることはおんなじです。
(起業とか世界一周とか、自分の「やりたい」が明確な大学生は例外とします)

いくら時間があってもお金がない。
バイトやインターンでも社会人と同じように働けるわけじゃない。
学生は入れない場所、学生だから教えてくれないことも、たくさんある。

「学生」という身分である以上、どこの大学に入っても、周りと同じような経験しかできない。
それは仕方ない。
だってフツーの学生だし……そもそも勉強するのが本業だし……。

つまり、
大学生のうちに「自分なりの」「具体的な」「やりたい活動・仕事」を見つけるとか、
無理じゃね?

と、思う。

え、無理じゃない? 
てか、環境的にそれがフツーじゃない?

それがフツーなのに、どうして私たちは「自分は何がしたいのか、このままでいいのか」とか思っちゃうのか。

それはたぶん、単純に、時間があり余ってるから。暇だから、大学生。
アリストテレスだって、紀元前のギリシャが暇すぎて考え事するしかなかったから哲学者になっちゃったんですよ。しらんけど。

だから、大学生のうちに「何がしたいか」を決められなくても、当然なんじゃないかなと思う。(そうであってほしい)

じゃあ逆に、大学生だからできることってなんだろう?

根拠2.大学生のメリットは「とにかく色んな人に会えること」

どこの大学に行っても、できる経験は大体同じ。
ただ、そこにいる「人」は、全然違う。

色んな人生背景を持つ、色んな価値観の人たちが、一時的に詰め込まれている場所。
それが大学。

つまり、自分と違う人たちに、短期間で大量に会うことができる。

それが大学生の大きなメリットじゃないかなって。

ほら、たまにいるじゃないですか、
「なんやこいつしばくぞ」みたいな人(暴言)

でも、そういう「自分と全然違う言動をする人」と関わると、逆に自分の考え方とか、価値観がなんとなくわかる。
それが大事だと思う。
もちろん、自分と同じ価値観を持つ人とも出会えるとめっちゃいいよね。

周囲の人たちと関わる中で、その人たちと自分のどこが同じで、どこが違うのか。それはなぜなのか。何がきっかけでそう感じるのか。
そうやって周囲との違いを通して初めて、自分の特徴とか価値観を自覚することができる。

まあ、逆に言えば、それぐらいしかできないですよね……。
だってやれることは他の皆とだいたい同じだし……おんなじ経験してるのに個性とか言われても……つらたん……ってなるし。

だから、大事なのはたくさんの人と関わる中で、自分の価値観、判断基準、みたいなものを、しっかり自覚することだと思う。
判断基準がないと、いざ自分がやりたいことを選ぶときに、無限の選択肢を前にどうすればいいかわからなくなるから。

「何がしたいか(具体的な目標)」の前に
「どうありたいか(価値観)」。

余談:「快」と「不快」

これは余談なので、ここまで読んでくださって疲れちゃった方は遠慮なく飛ばしてください。

そもそも人間って、当然ながら生物なので、生存のために有利な行動は「快い」と感じ、逆に自分の生が危うくなりそうな行動は「不快」だと感じるようにプログラムされているらしいです。
例えば、美味しいものを食べるのは「快い」けど、お腹がすくのは「不快」、みたいな。

つまり、私たちは生きていくうえで「快」を選択し、「不快」を回避している、ということ。

だから、自分の判断基準にもとづいて、自分が「快い」と感じる方を選び、「不快」だと感じる方は避ける、という生き方は、人間として間違っていない(むしろ当然)ってことですよね。

だとしたらやっぱり、自分は何を「快」とし、何を「不快」とするか、っていう判断基準をしっかり持つことは、人として生きるうえですごく重要なことなのでは?
それがあれば、あとは取捨選択するだけ、人生イージー、みたいな。

サークル選びも履修登録も恋人選びも会社選びも、自分の軸があれば迷うことも少ないんじゃないかな、と、思う。

結論!

経験できることが限られている以上、フツーに大学生活を送るなかで「自分のやりたい具体的な何か」を見つけるとか無理!
資本主義経済? 仕事? 
生きがい? 社会的価値? 
ナニソレ! 無理!

私たちフツーの大学生ができるのは、とにかくたくさんの人と会って、たくさん会話して、周囲の人を通じて、自分の価値観・判断基準を自覚すること!
ぶっちゃけそれぐらいじゃないでしょうか! 

ちなみにここまで読んで「は? なんか違う」ってなった人は、それがあなたの価値観なので大事にしてください! 

以上です!
それではまた!

【第2回はこちら↓】
>大学生的お悩み相談室vol.2 「大学の友人、うわべだけ」問題

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