学生ライフ
大学生にとって親友とは?親友がいない?大学での親友の作り方も紹介【友達関係の心理学】

こんにちは、藤えりかです。

みなさんには親友がいますか?
私には仲のいい友達がいるんですが、親友という言葉が苦手で親友はいません。
そもそも親友ってなんなんでしょう……?他の友達と何が違うのかよくわかりません。特別な何かがあるんでしょうか?
こんな風に考える私が変だと思っていましたが、調べてみたら私のような大学生は他にもいるみたいです!
現代の大学生は仲良くなるのが怖いという気になる統計がありました……!参考文献をもとに詳しく見ていきたいと思います。
現代の大学生が親友を作るには、どうすればいいのかも知りたいですよね。
大学での親友の作り方もまとめてみました。
ぜひ最後まで読んでみてください!

現代の大学生の親友事情が知りたい!みんな親友はいるの?

まずは現代の大学生の親友事情を見ていきましょう。
みんな親友はいるのでしょうか?そして、親友とはどういう友達のことを言うのでしょうか?
質問形式で、回答は参考文献をもとに作成しています。
参考文献に使用したのは、『対人関係を読み解く心理学 データ化が照らし出す社会現象』です。

 

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Q1.親友とかいう前に、現代の大学生はどんな友達関係を築いているのか知りたい!グループで固まってるの?少人数でいるの?


自分以外の大学生ってどんな友達関係なのか気になりませんか?
みんなグループで行動しているのか?
固定の少人数でずっと一緒にいるのか?どっちも考えられますよね。
では、答えを見てみましょう。

 

A1.傾向が分かれている
現代の大学生には、大きな3つの傾向があることがわかっています。
1.群れ傾向:楽しい事だけ共有したい
2.気遣い傾向:親密になり過ぎたくない、傷つかない距離感を求める
3.関係回避傾向:内面的関係を求めない
(参考文献p.6参照)

なるほど……。
私は明らかに2の傾向が強いですね!でも全部共感できます。

全ての傾向を、わかりやすく解説していきます(あくまで私の解釈になります)。

1はいわゆるパリピ

深刻さを避けて、大人数で楽しい関係性を追求する付き合い方です。
サークル仲間や飲み友達なんかはこれが当てはまりそうですね。
楽しい事だけ追求して、深い関係にならないと傷つくことがなくて楽ですよね。でも、自分が悩んでいるときにそれを話せないのもしんどい気がします。

2は親密さを求めるが傷つけないように気を遣う

これはどっちつかずな感じで、一番楽そうで大変な関係に思えます。
傷つけないように気を遣うのは疲れるけど、優しい関係性を保てそうですね。友達はずっと一緒にいると友達依存してしまいそうなので、これくらいがいい気もします。
友達依存についてはこちらの記事をチェック!

3はバイト仲間

距離をおいて内面的な関係を求めない付き合い方です。
バイトの時間中は仲良く話すけど、それ以外は全く……といった関係あるあるです。
バイトの人が嫌いなわけではないですが、こういう関係って干渉されないから楽ですよね。

Q2.みんな親友っているの?そもそも普通の友達と違うの?


現代大学生の友達付き合いの傾向はわかりましたが、みんな親友がいるのか気になります。
中高生は親友が必ずいて、公言する人も多かったように思います。親友がたくさんいる子もいましたよね。
大学生も親友がいるのでしょうか?そして、中高生のように簡単に親友認定するのでしょうか?

A2.親友は限られた存在
女子高生1000名を対象に行ったアンケート(シンデレラ総研、2017)で「あなたが友達と思う人は何人いますか」「あなたが親友だと思う人は何人いますか」という質問を行っています。
友達の人数は「21~40人」(40.8%)がもっとも多かったのに対して、親友の人数は0~5人程度に収束しています。
親友=特別な限られた友人でることがわかりますね。(参考文献p.3参照)

データからも、親友は特別な存在であることがわかりますね。
友達の人数が40人だとしても、親友が1人であったら、他の39人は親友以外の友達という感じもします。
もちろん親友がポジティブな意味であることが多いとは思いますが、少し排他的なマイナスなイメージもありそうですよね。
例えば、中学生女子が、「私とAちゃんは親友だから!」と周りにアピールするのはそういった排他的な意味があったように感じます。
過度な親友アピールには、他を排除して親友を独占する意味もありそうですね。

Q3.どうしたら親友はできるの?友達から親友になる流れが知りたい!


大学は、クラスでずっと一緒にいることがないので友達と長時間過ごしませんよね。
自然と親友ができた中高と違って、親友ができにくいイメージがありませんか?
親友ができる流れを見ていきましょう。

A3.理解しあう「親密化」が重要
対人関係には、親密化過程という一連の過程があります。
「顔見知り」「友人」「親友」の三段階に分かれます。
関係が深化すれば親友に昇格することもあるし、軽いおしゃべりをする友達にとどまることもあります。逆に、関係が崩壊・疎遠化することももちろんあります。 つまり親友になるには、友達と少しずつお互いの話をして、お互いの似ているところ・違うところを確認して理解を深めて、親密化していく必要があるんです。(参考文献p.4参照)

親友に昇格するには、自己開示してお互いのことを理解し合う必要があるようですね。
中高では、自己開示する機会がたくさんありましたよね。でも、大学では講義を一緒に受けるくらいで、修学旅行も体育祭もありません。
自分から「もっと親しくなりたい!」と思わないと親友はできにくそうです。



大学で親友を作りたい!大学での親友の作り方

大学で親友を作るのは大変そうなのがわかりました。
でも

下宿だから寂しいし親友が欲しい
人見知りだから親友とずっと一緒に過ごしていたい!

なんて人もいるんじゃないでしょうか。
それなら大学で親友を作る機会に飛び込みましょう!大学でも親密になりやすい機会は、自分で見つければたくさんあります!

サークルに入って合宿と飲み会に参加しよう!

大学の仲間=サークルのイメージはないでしょうか?
サークルではイベントがたくさんあるので、仲間意識が芽生えやすいんです。
例えば、合宿で一緒にお泊りしているときに、相談事を話し合ったりしたりします。
そしてお互いの理解が深まって、それ以降はその子に相談するようになったりして……。一度のイベントだけでも、親密度がぐっと上がるんですよね。
サークル外でも少人数で遊ぶようになる友達ができて、親友がいつの間にかできていたなんて事もありますよ!

語学のクラスメイトは大学で一緒に時間を過ごすうちに親しくなれる!

一年生は、語学の授業が必須であることが多いですよね。語学クラスは少人数で、「クラス」という感じが強いと思います。
隣の席の人と音読したりするので、同じ人とたくさん話す機会ができます。すぐに友達になりやすいですよね。
大学で初期にできた友達なので、色々大学生活を一緒に決める機会もあると思います。例えば、サークル一緒に入らないか相談し合ったり……。

語学のクラスメイトは同じ学部なので、大学で長い時間を一緒に過ごしやすいです!だから顔見知りから親友まで、一気に昇格しやすそうですよね。

委員会は一緒に苦労するから親友ができやすい

大学には、学祭実行委員会や新入生歓迎会運営委員会のようなものが色々ありますよね。
学校のイベントを運営している真面目な団体なので、サークルよりも大変な仕事が多いです。
やっぱり、大変なことや苦労を一緒に乗り越えると、親しくなりやすいですよね。友達と喧嘩になってしまうこともあるかもしれませんが、喧嘩後はお互いへの理解がととも深まっていると思います。
多少大変な思いをしてもいい人には、委員会に入って親友を見つけることをおすすめします!

まとめ

大学生の友達事情や親友の作り方を見てきましたが、どうでしたか?
親友がいらない人も、別に気にすることはないです。
親友が欲しい人も、自分から親しくなる機会を作っていけば大丈夫!
親友という言葉について考えてきましたが、親友という言葉にあまりとらわれないほうがいいですね。
自分にあった友達付き合いを見つけて、友達と良好な関係を築くのが良いと思います。親友と言いたくなるような友達に出会えたら幸せですよね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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