俺はもう一度画面を開き、メッセージを送った。
ちょっとがっつきすぎか……?
自信をなくしつつ、画面を閉じようとした。
すると、ピコン♪ と通知音。
(二度寝か……)
ホッとする。
それからしばらくテンポよく会話が続き、無事に遊ぶ日が決定した。
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夜21時。
俺と音子ちゃんは、晩ご飯を終え、あの時と同じように夜道を歩いていた。
「気に入ってもらえて嬉しいわあ。
……なあ、音子ちゃん。真面目な話やねんけど。
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俺と、付き合ってくれへん?」
言った。
言ってしまった。
ドキドキで恥ずかしくて、情けないが音子ちゃんの顔が直視できない。
……なんて返ってくるだろう。
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よっしゃああああああああ!