学生ライフ
誰にも教えたくない。 ちょっと黒いコミュ障のための友達づくり攻略法
春ですね。新しい生活に胸をわくわくさせる、そんな季節。しかしコミュ障は、そんな呑気なことは言っていられない。
特に新入生。
そう、友達づくり…。
友達がほしい!けど、コミュニケーションをとるのが下手だから、不安だ…。
そんなコミュ障さんへ、「コミュ障によるコミュ障のための友達づくり」の攻略法を、お届けします。春シーズン、いつも胃を痛めているコミュ障さん。今年はちょっと賢く、友達づくりしてみませんか?
あまり目立ちたくない、目立っちゃうのは恥ずかしい。だから服や持ち物などは、つい無難になってしまう…。気持ちはわかります。
ですが、
話術だけでコミュニティが築ける!という自信…ありますか…?
ないですよね…?
だったらそれ以外の、
攻略ポイント①「せめて身につけるものなどに話題を仕掛けまくっちゃいましょう。」
しっかり話しかけられやすさを出すことがポイント!
お互いのことを話したり聞いたりするより、まずは一緒に目で見て共有してることでコミュニケーションをとる方が、コミュ障向けです。たった1つでも目を引くアイテムを身につけていれば、それがきっかけで、交友関係が大きく広がるかも…!?
これはつまり、”キャラ”的なものですね。
初対面のときって、まだどんな人かわからなくて、頭に入りにくい…。
攻略ポイント②分かりやすいイメージを植え付ける!
例えば、ディズニーが好き!→「ディズニー好き」と植えつけるのです。そうすると、「あ、ディズニーの子だ」という風に、思い出してもらいやすくなります。この前ディズニーの映画を観たという子がいれば、感想を共有できたりするかも。
1つ目でも言いましたが、自分と相手の間で、第3のもの(人でも物でも、もともとお互いが認知しているもの)を共有する方が、やりやすいのです。自分のことをベラベラ話すのが苦手なコミュ障さんは、「ディズニー」などの、相手も認知出来ているもので自分をアピールしましょう。
そう、その後は相手に喋ってもらうのです。
どの場面でも、一歩出遅れてしまうコミュ障さん。
初対面のはずなのに、周りはすぐ仲良くなって、2人1組がどんどんできていく…不安と悲しみと焦りが、同時に襲ってきます… 。
しかしここで、
攻略ポイント③「めげずに、くじけずに、自分から声をかける。」
話しかけられにくいのか、自分からばっかりだなぁ…と思うこともあるかと思います。でも待ってばかりいると、1人でいたいのかな?と誤解を招いてしまうかも。
ちょっとウラ話をすると…
コミュ障さんから見て、コミュ障じゃなく見えるあの人もこの人も、実はコミュ障だったりするのです。そんなわけない!だってあんなにみんなと仲良くしてる!って人でも、まぁ本物かどうかはともかく、自称”コミュ障”であることが多いです。そうでない人がいるのも事実ですけどね。
だから基本的に、話しかけてもらえれば嬉しいものなのです。コミュ障(だと思ってる人)なのは、みんな一緒です!
新入生を歓迎しておこなう、立食パーティーや飲み会…そういった交流の場がたくさんの春。集団にうまく溶け込めなくて、あんまり仲良くなれない… 行かなくても一緒かな… って思ってしまいます。
攻略ポイント④「とりあえず参加する。」
コミュ障さんにとっても嬉しいこんな法則が。
心理学では「単純接触効果」=「繰り返し接することで、好意度が増していく」というものがあります。顔を合わせる機会が多くなるほど、好意的になる。つまり仲良くなれないとしても、そこに参加してほんのちょっとの接触があれば、好きになりやすいのです。
だからうまくいく、いかないは考えすぎないでどんどん参加しちゃいましょう。それだけで効果があります。
なんやかんや試してみたけど、友達が全然出来ない、みんなの輪に入りきれない…。だけど、頑張らなきゃ…!って、ボロボロのハートで必死にしがみつくのは、体にも心にも良くないです。
攻略ポイント⑤「ここだけが自分の居場所じゃない、と思えるようにしておくことが大事。」
一ヶ所にこだわりすぎると、そこで友達ができなかったとき、孤独を感じたり変に焦ってしまいます。
たとえば、学科内で友達ができなかったら、サークルで自分の居場所をつくるも良し。サークルには入らない、というのなら、バイト先でも良し。高校の友達と連絡を取り合うのも、心の支えになるかも。最近では、SNSで遠くの人と繋がることもできます。
最大の秘訣は、焦らず、余裕を持つこと。
攻略なんて言ってますが、人間関係はゲームじゃないです。失敗した、と思っても、時間が経てばなんてことなくなったりしますから。
その余裕からできる隙間から、友達の風が入り込んできます。
いつか、きっと。
がんばれ、コミュ障 新入生!
「きゃりーぱ○ゅぱみゅの話をする。」
「きゃりーぱ○ゅぱみゅ」がうまく言えないのは鉄則。そこを利用して、自然な笑いを誘いましょう。
是非。
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コミュ障に生きる。 |
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