「ゆめいと」は２０１５年９月に発足した新しい団体です。前代表が学生時代の大学生活で何が重要かを考えたときに「主体性を持って行動する」ことだと考えました。大学生になった瞬間にカリキュラムやサークル・部活など自分で決めないといけなくなり、突然主体性を求められるんですよね。大学生活って主体性がないとなにも学べない場所だと思いますし。それだったら高校生のうちにもっと自分で考え決めて行動するという事を意識していくべきだと考え、それを伝えようというのが発足のきっかけでした。

２０１６年１月１４日に明石城西高校で大学生４８人＋高校生３２０人のワークショップを行いました。どのようにしたら高校生が主体性を持てるかというテーマについて９月からメンバーで話し合いながらワークショップの内容を決めていきました。実際に行ったのはモチベーションシートを用意して、「今までで自分のやる気が出た時」を書きだしてもらい、自分がどんな時にやる気が出るのか？を考えてもらうためのワークを行いました。そして最後に自分が「やりたいこと」をひとつ考えてもらいました。
高校時代にそこまで考える経験ってなかなかないので、４８人の大学生スタッフも協力しながらワークを進めていきました。

あまり考えたことのないテーマだと思いますので最初はだいぶ苦労していたかと思います。
大学生スタッフもそのために事前準備を進めてきましたので、フォローに入りがながらワークを行いました。けっこう大変でしたが頑張りましたよ。
高校生に回答してもらったアンケートには、「大学生と触れ合えていい経験ができました！」、「このワークを通して、自分のことが少しだけわかったような気がした」など嬉しいコメントをいただきました。
先生方からも「来年もぜひやってもらいたい」とコメントをいただき嬉しかったですね。

学科のＬＩＮＥグループに先輩がワークショップのスタッフ募集について投稿がありまして、あまり話をしたことのない先輩だったんですが先生を目指していたという事もあり高校生と接する機会だと思いミーティングに参加してみました。
空気感もよく自分自身のためにもなるなと思ってその場では入りました。

内容的には教育っぽいですが、教育関連のメンバーは少ないですね。スタッフは文理問わずいますし他の団体に所属しながらという感じが多いです。
特徴といえば聞く耳をもっているといいますか、意見をちゃんと聞いてくれるメンバーばかりです。元代表は本当に面倒見がよくて、会って２日目でさしで飲みに誘ってくれたり、忙しいのに僕の進路についても相談に乗ってくれたりと本当にお世話になりました。

はい、本当にみんな優しいです。
そんな対応されると僕も後輩にはそうしてあげたいなと思ってしまいますね。

今期のテーマでもあった「主体性」は大事にしながらも、今期は「自己肯定感」というテーマで進めていこうと思います。
世界的にみても日本の高校生は自分に価値があると思っている生徒が少ないんですが、主体的に動くにあたってはまずは自分自身を認めることや前向きになることがとても重要だと思ってます。
僕らから見ても高校生は本当に可能性があると思うんですが、まずは高校生自身が自分の可能性について意識してほしいなと思ってます。
そして将来の事を考えるきっかけになってくれたら嬉しいですね。

二期目は成果をみるという事にも挑戦していこうと思います。
先生方と今の課題感について共有していただきながら、「ゆめいと」に何を求めているかも聞きながら実際の現場に合ったことをしていきたいと思います。
ワークショップを受けて高校生自身がどう変わったのかも知りたいですしね。
自己満足だけでは終わらずにしっかり振り返りを行っていきたいと思います。

二期も年明けのワークショップを検討しています。
実際の「ゆめいと」としての活動も本格的には９月くらいからになるかとは思いますが、興味があればまた一度ご連絡をもらえればと思います。
また新一回生だけではなく、「学生生活の最後になにかをしたい！」という４回生など幅広く募集していますので気軽に連絡ください！