京都の代表的な観光地として、世界遺産として有名な金閣寺。
しかし金閣寺は、厳密にいえば金閣寺ではありません。
その正式名称は「鹿苑寺」なんですね。
金色に輝くあの建物は「鹿苑寺金閣」といい、舎利殿であります。
（舎利殿とは、釈迦の遺骨・灰塵である仏舎利を安置する建物です。）

雪化粧の施された金閣。
黄金に雪の白がはえ、周りを取り囲む鏡湖池にはその姿が映り……
まさに圧巻。
訪れた人々は皆感嘆の声をあげていました。
その存在感とは裏腹に、私たちにはどこか落ち着けるような安心感を与えてくれます。
これが「和」の心というものなのでしょうか……。
雪がまだ少なかったこともあり、
緑色の木々がうまく雪と金閣を引き立ててくれていたのですが、
一面真っ白な雪景色の時は、
また違った様相を見せてくれるのかもしれませんね。

寺院巡りにはおだんごやお抹茶も楽しみのひとつ。
鹿苑寺は夕桂亭という茶室も構えており、
参拝の時にはお抹茶をいただけるところもあります。

今回、金閣寺をメインで取り上げましたが、
鹿苑寺はそれ以外にも見所満載なお寺です。」

普段の金閣寺ももちろん素敵ですが、
もう行ったことある！見飽きた！
なんて人は是非、「雪の金閣寺」を参拝してみては？