「はい、ミッション。それは恋の成就をきっとみつかるカフェのみんなに報告することなんです！！」

「なるほど！それなら私たちにお任せください。亀井堂総本店の名にかけて協力さしていただきます。さあ僕についてきて！」

「（優しくも時に強引…ハァン素敵）さすがプリンス様…」

「おっとその前に、大切な場所に入るから制服を着てくださいね」

「は、はい！」

「帽子をかぶってと。」

「しゃきん！完成です。」

「はい、いい感じですね。それではついてきてください！」

「（え、これはもしかして松井さんの人生にもついていくってこと？ダブルミーニング？落ち着いて、落ち着くのよみなみ。）どこまでもついていきます！」

「…怖い。」

「（もう、シャイなんだから）はい！」

「ここが僕たちの瓦せんべいを作っている大切な場所なんです。」

「なるほど。まさに老舗。全て機械で作っていると思ったら手作業もしているんですね！」

「そうなんです。一つ一つ愛込めなのです！」

（素敵なプリンス様、愛を込めているだなんて…もう好きになっちゃうじゃない…）

「で、ミッションでしたね。ちゃんとここで出来ますよ。文字入れお菓子は知ってますか？」

「文字入れ？」

「そうです。亀井堂総本店の瓦せんべいには文字入れをオーダーメイドできちゃうんです」

「なるほど！！そこに愛込メッセージいれちゃいます！」

「今日は特別に、きっとみつかるカフェのきとにゃもいれましょうか！」

「（だから、す、好きになっちゃうじゃないそんな…すてき。）ありがとうございますみんな喜びます！」

「よかった。じゃあ、言葉なんだけど、なに入れますか？」

あなたが、すきです。【ついに、吐き出した】

「…………」

「キラリン」

「わかりました！では工場のみんなに協力してもらって、入れていきましょう」

「ありがとござます！」

しゃきん！特別に作ってもらったこちら！「きとにゃ あなたがすきです」印！

かわいすぎます。これを私が押させて頂けることに…

そろ～っと。きたきた、生地がきたー！！

ポンポンポン！世界に一つだけのきとにゃ瓦せんべいが完成。

さっそく食べてみた。

ふぉー！愛が相まってる～美味しい～たまらん！これなら誰にあげても美味しいって言ってくれるはず！！