学生ライフ
行列必至!?アイスクリーム博覧会、あいぱくに行ってきた。

残暑厳しく残る夏ですが、いかがお過ごしでしょうか。 

暑さはアイスを食べてぶっ潰す、これが夏の最適解と僕は思ってます。

そんな暑い夏を涼しく過ごすにぴったりのイベントがあったのでサクッと行ってきました。

その名も「アイスクリーム万博(あいぱく)」です。

そんなあいぱくに行ってきました。

第1章、そこは戦場だった。

どうやら酪王カフェラテアイスが爆裂的人気。開店してわずか1時間で完売との情報をキャッチ。

その情報が金曜日のものだったわけです。冷静に考えてください、僕が行った日は土曜日。お休みど真ん中しかも期間中最後の祝日。

一単語で形容するなら戦場です。

ある程度推測はしていたので、阿倍野ハルカスがオープンする前に到着し開店を待つことにしました。

日頃スニーカーなどで早朝の並びに慣れている僕にとってはイージーゲーム。エレベータ前に並ぶというなかなかレアな体験もしました。

開店時間になり動き出すエレベーター、おしくらまんじゅう状態で催事場に到着。

ゆっくりとエレベータの扉が開く。その景色が見えるか見えないかの瀬戸際、真っ暗闇な部屋であれば一筋の光が見えた瞬間だ。再現するならまさにそう

いの一番にその光を遮った人がいた。

 

そうBBAだ

 

BBAたちはそんなわずかな隙間から我先にと飛び出し光速で廊下を駆け抜けて行った。

 

「並びに慣れている」

 

少し鼻を大きく膨らませ、凄いだろうドヤと騒ぎ立ていた僕を恥じたいと思う。穴があったら入りたいし、私は貝になりたい

プロは彼女たちだ、スーパーのタイムセール、チラシで見たあのトイレットペーパー。どのくらいのフィジカルで陣取れば良いのか、その場その場で瞬時に答えを見つけ出せる判断力、鍛えられた彼女たちの嗅覚。彼女たちこそがプロなのだと思い知らされた。

僕は温室育ちのアマだ。

並びと述べたが、ただ店の前で待つ行為を「並び」と呼んでいいのであろうか、店員の言うことに首を縦にふる。言われたことをただひたすらにこなすマシーン化した状態を「並び」と呼ぶべきなのか、自ら考え動く、横入り、抽選番号偽造、窃盗。これは喧々囂々な議論が起きてもいいのではないかと感じている。

ということがコーナを曲がっては消失していく彼女たちの背中が僕に語ってくれたことだ。

いや、そんなこと許したら窃盗やし、お前もさっさと走れよって話ですけどね。

2章、エリートの集う先へ…

出鼻をくじかれた上に、井の中の蛙ということを人生の先人たちから教えられた僕だったが、そこで戦意を失うわけにはいかない。

戦で例えるなら、開戦すらしていない、まだ武器を持って敵陣に乗り込んだ、「よっしゃいくぞ!エイエイウォー!heah!」と意気込んだだけの話だ。

先人たちは周りの目など気にせず走る。やや遅れてオカンが、そして若者が先人の企みに気づき後を追う。

秒数にしてわずか0.3秒にも満たないものだった。これが起因したのはおそらく「意識」の違い。先人たちの方が「意識」において上手だったのかもしれない。

そんなエリートたちの小競り合いが、たくさんの場所で行われると、どうなる?

 

 

 

 

こうなる。

朝マックがあと30分で終わるという時間帯に、大の大人たちは小さいアイスクリーム求めて走っている。僕も含め滑稽だと思わないだろうか、

そんな滑稽な人たちをさらに震わせる1大事件が勃発。

酪王カフェラテアイス「桔梗信玄餅ソフト」

どちらに並ぶか問題だ。

 

どちらもあいぱくの目玉的商品(だと思う)。どちらかに並べば1つは並ばないといけないジレンマに駆られるのだ。

こっちは、桔梗信玄餅の並び

僕の解はシンプルだった、「酪王カフェラテアイス」それしか頭にない。

サンドウィッチマンの伊達ちゃんがアメトークで紹介していたアイス。アイスなのにアツいプレゼンに胸が踊ったのだ。福島でしか出会うことがないアイス。それも含め核弾道的人気になっているそうだ。

全国には出荷されない閉鎖的なアイス、全世界発売なんてしないこのガードの硬さに僕はもう買うという行為でしか、彼女を満たすことはできなかった。核爆発なんて怖くない

そんなこんなで僕は「酪王カフェラテアイス」しか見えなかった。

概ねこの判断は正解であった。

さっきまであんなに近くにいた、最後尾のお兄さんが

気がつくとはるか遠くに消えていた。5分もしないうちにだ、写真では伝わりにくいこの恐怖を図に描いてみた。

 

 

何がなんだかわからない。

この時点で最後尾のお兄さんは並んでも帰る確証はありませんと叫んでいた。つまり、1時間で売れたというのは買うのに1時間かかっただけの話で、レジなどの応対を省けば5分で売り切れる可能性があったかもしれないということだ。

恐ろしき福島の秘密兵器。

「あなたは買えたのかい?」と思ったそこのあなた、

安心してほしい。

目の前だ。

3章、あいつとの再会そしてついに。

10分もすればスムーズに本命の目前に迫ることができた。ついに憧れのあの子に出会える、そんな興奮をおせえれていない時にあいつとの再会を果たした。

 

 

ダブルソーダ!ダブルソーダじゃねーか!!

1本が2本になる革命的アイス。噂で生産が終了されていたがこのあいぱくのために期間限定で復活したそう。

きっと、幼き頃は誰しも1度は食べ他であろうダブルソーダ。

それが今、本命と一緒に目の前に…

とうとう来たなぁ!この時がぁ!

4章「酪王カフェラテアイス

並んだ優越感か? それとも味への過度すぎる期待か? わからない、本当にわからない、気がつけばお姉さんに2Twoと告げていた。

2つではなく2Two(フタツゥウー)だ。こう伝えることによって、ドーパミンが分泌され、絵も言えぬ快感には襲われないし、そもそもドーパミンも分泌されない。されないんだ。

舐め回すように見る。そして

美しい褐色。

ついに、お口に

 

 

 

 

お口にさっぱりしたカフェオレがジュワ〜と口の中に溶けていく。カフェオレアイスなので甘いのだと勝手な予想を立てていたらまさかの逆張り、まさにそんな感じ。さっぱりの後に、カフェラテの苦味とバニラの風味があとを引きます…

美味しい…

だが

2Twoは多すぎる。ボリュームたっぷりなので欲張りさんには最高。

4章 欲張りな俺は満足しない

やはりやはり諦めきれないこの思い。

諦めるわけにはいかない、待ち時間が1時間半だとしても、お腹がキュルキュルでも

並んで1時間が経った頃だろうか

ついに、お店を拝むことが

信玄餅…

500円を払って、ソフトクリームが…

降臨…神々しいソフトクリーム。

ソフトクリームと黒蜜の相性の良さやむごとなし。甘さに飽きれば信玄餅を食べれば味変を楽しめる。

これは並んでも食べる価値あり、否食べるべき逸品だ。

他にも、メゾンジブレーのピスタチオアイスもぜひ食べるべき逸品。

控えめな甘さは、くせになる味。気づけば全てが口の中に溶けている錯覚に陥る。錯乱なうまさ、まさにピスタチオ

 

 

 

まさにピスタチオ何言ってるかわかんない

終章、最後に

いかがだろうか、朝の熾烈な戦いを生き残りたくさんのアイスを食したライターであるが、夕方頃から強烈な腹痛に襲われたので、5個も食べるなど愚の骨頂、せめて2個に押さえておくべき。

では、また。

シリーズ

バカ。

 

 

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