確か三匹のやぎが、がらがらどんというトロールがいる橋を渡る話だったっけなあ。
まずは最初の1ページ目!
“むかし、三匹の やぎがいました。なまえは、どれも がらがらどん と いいました。”
……え!?
がらがらどんってやぎの名前だったの!?
トロールの名前じゃなかったのか。いきなり記憶違いでしたね。
“はしの したには、きみのわるい おおきな トロルが すんでいました。”
でたでた、トロルだ。気味の悪い見た目ですね。すごく悪そう。
そして一匹ずつ渡っていき、最後の一匹がトロルをやっつけるんですよね。
“「いったいぜんたい なにものだ、 おれのはしをがたぴしさせる やつは」”とトロル。
“「おれだ おおきいやぎの がらがらどんだ!」”と三匹目のやぎ。
よしきた! やっつけろがらがらどん!
“そして トロルに とびかかると、つので めだまを くしざしに、ひづめで にくも ほねも こっぱみじんにして、トロルを たにがわへ つきおとしました。”
“つので めだまを くしざしに、ひづめで にくも ほねも こっぱみじんにして”
…………!!
ええ!? そんなに残酷な倒し方でしたっけ!
仰天しました。こどものころはこれを見てゲラゲラ笑ってたのかなあ。
大人になって改めて読んでみると、やぎたちに対してまだ何もしていないのに残酷な殺され方をしたトロルがかわいそうだと思ってしまいました。
あたり前のことだけど昔と今とじゃ感じ方が違いますね。それも絵本のひとつの楽しみ方のひとつなのかな。
改めて読むと色々なことを思い出しておもしろいですね。
そういえば僕は小学生のときに「三匹のやぎのがらがらどん」の学級劇をしたことがあるような気がしました。していないような気もします。
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