でも、手を出したら絶対後悔する!と思って、過ちを犯さないと心の中で誓いました。ベッドももちろん別にして、早く朝が来ることを願って眠りにつきました。
そう思ったんですよ! 電気も消して、さあ寝ようと。何もしないぞ、と。そしたら夜中、先輩が僕の布団の中に入ってきたんです。もう、僕どうしようかと! パニックですよ!
まさかの先輩からのアプローチ!? え、待ってください! もしかしてもしかするとそのまま…!?
落ち着いて最後まで聞いてください!(笑)僕も唖然として言葉が出なくて。そしたらまあ、先輩に抱きしめられまして…。そこでまあ…軽くチュッと。軽くですよ?
いや、え。軽くとかそういう問題ですか!? いや、というか絶対最後まで…
してません。断じてしてません! 本当です。その後先輩は「誕生日プレゼントだよ」とだけ言って、おしまい、です。
誕生日プレゼントの口づけ!? え、それだけ? 本当にそれだけ???
めっちゃ疑いますね(笑)まあ仕方ないか…。本当ですよ。まじで。
まあ、なんというか。色んな意味で奔放な人ではあったので…。僕の好意にも気づいていて、そういう行動に出たのかもしれません。
今では普通の先輩後輩として、時々連絡も取り合っています。僕の中では貴重な体験をさせて頂いたな、という感じですね(笑)演劇やってる女の子って、役に入ることに慣れてるじゃないですか。だから恋愛でも男子を惑わせるのは得意な子が多いのかもしれないですね…
要は、自分を魅せるのが上手いというか。何かになりきることで大胆になれるというか。そういうエピソードは演劇カップルに多いかもしれないです。
惑わせるだけ惑わせといて、ケロッとした顔してますからね(笑)まんまと騙されてる男の方も単純すぎるんですが。
そりゃあ騙されちゃうでしょう…。コウスケさん、今日は衝撃的なエピソードありがとうございました!
いえいえ。演劇サークルも意外とこんなことありますよ、みなさん(笑)
第2回目「地味サークルの恋愛事情」いかがでしたか?
演劇女子、色々テクニックを持ってそうですね…勉強させていただきたい…
それにしてもコウスケさんの理性に感服です。
では次回もお楽しみに!
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