簡単に言えば、国際協力を目的とした募金活動やイベントがメインです。イベントでの収益は全て支援に充てています。夢追人の活動は他団体とは少し変わっていて…自分たちも楽しんだ上で支援を行なおうというスタンスなんです。 

 街頭で募金を募る場合、「お願いします」って支援を頼むのが普通だと思うんですけれど、僕たちはもっとラフな感じで「こんな活動をしているのでよかったらお願いします」という姿勢で活動しています。募金額も一人100円と決まっていて、毎回目標金額と人数をきっちり決めて行っています。

まず協力してくれた人に対しては、募金をしてそこで終わり、じゃなくてその場でニックネーム等お名前を頂戴します。僕たちのFacebookやTwitterもフォローしてもらって。あとで協力してくれた方々のお名前をファイルにまとめて感謝の気持ちを伝えます。募金をしたことすら忘れてしまう、ということになってしまってはせっかく協力していただいてもやはり意味がないと思うので。

あと、支援先に関してなんですが、向こうが本当に必要なものをヒアリングして支援を行うということを心がけています。「押し付け支援」じゃなくて、現地の需要に確実に沿った形の支援をする、ちなみに今はキッチンが要るとの要望があったので、そのための支援金を集めています。

はい、僕たちには理念が4つあります。

「笑顔の先の国際協力」「宇宙一敷居の低い国際協力」「募金じゃなくて協力」「微力は無力じゃない」というものです。募金に関しては金額が一律して100円と決まっているので、誰もが気軽に行いやすい。

3月にマリオランというイベントを企画しているのですが、街をマリオの格好をして走っていると外国人の方達が一緒に写真を撮ろうって声をかけてくれるんですよね。こういう時にも、活動目的の説明をして、写真代の代わりに募金として100円をいただいたり。自分たちの活動をどうやって100円に繋げていくかということを考えて行動しています。

高校二年生の時に『僕たちは世界を変えることができない』という映画を見て。その時に「めっちゃかっこいいな、自分も大学生になったらこういうことしたいな」って思ったんです。

 実際大学に入ってから夢追人を知って入ったんですが、そのとき決め手になったのは活動内容ではありませんでした。”募金活動を通して学校を建てる”という活動をしている他団体さんもある中で、僕が惹かれたのは夢追人の「人間味」でした。国際協力を通しての人の温かさがものすごく溢れている団体だったんです。

将来は青年海外協力隊に入って国際支援を本格的に行う！という子もいれば、イベントの楽しさが好きだから入ったという子や、僕みたいにメンバーの人間味に惹かれて入った子など、本当に様々なタイプの人がいますよ。メンバーは全国で140人強くらいいるので。

しますします！ちょうど真ん中の東海地域に集まって、合同合宿や親睦会をしたり。活動に対しての考え方がそれぞれ違うので、話をするととても面白いですね。夢追人は団体というよりも一つの大きなファミリーのような感覚なんです。

これからは、活動においての”楽しさ”以外にも、自分たちの”成長”という側面に焦点を当てていければいいなと思います。こうした趣旨を盛り込んだミーティングやワークショップなどを積極的に行っていきたいですね。

声を大にして言いたいのは「みんなでバカやろうぜ！」ってことです。クレイジーなことができる、いつでも戻ってこれる居場所と環境がここにはあります。是非一度遊びに来てください！