ランチメイト症候群とは、学校や職場で一緒に昼食をとる人(ランチメイト)がいないことに一種の恐怖心を抱くことを言います。(Wikipediaより)
これはとある精神科医の方が名付けたコミュニケーションの葛藤です。
大学でご飯を一緒に食べる人がいないと「ぼっち飯やどうしよう……」と不安になったこと、ありませんか?
一緒に食べる人がいないからご飯を食べるのを諦めた、という経験もあるかもしれません。
まさにそれがランチメイト症候群です。
学生や社会人を含む現代の若者によく見られ、比較的女性に多いようです。
学食や教室で大人数のグループになってご飯を食べる女子大生、確かによく見ますよね。
(そのグループの横でぼっち飯してる私の話はやめてください)
ランチメイト症候群は日本だけに限った現象ではありません。
しかし、日本人は特に「世間の目」というのを気にします。「周りからどう見られているか」を常に考えてしまうんですね。
1人でご飯を食べている=友達がいない、寂しく孤独である、といったイメージが定着してしまっていて、そう思われるのを避けるために誰かと一緒にご飯を食べようとするわけです。
また、SNSやスマホの普及によって「常に誰かと繋がっていないと不安」という人が増えていることも原因の1つとされています。
あなたも気づかないうちにSNSやスマホに依存してしまっているかも?
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更に、「コミュ障」という言葉が広まったことで、1人でいる人が「コミュ障」のレッテルを貼られることがしばしばあります。
冷静に考えれば1人でいるだけでコミュニケーション能力がないと言われる筋合いはまったく無いわけで……ほんと失礼な話ですよね!
ランチメイト症候群かも? と思ったそこのあなた。
ぼっち飯、やってみませんか?
別に私はぼっち飯業界の回し者とかではないのですが、ぼっち飯は全然恥ずかしいことでもなんでもないんです。
そもそも「ぼっち飯」は「一人ぼっちで飯を食う」から「ぼっち飯」なわけですが、もうこの名前がまずだめですよね。
「高嶺の一輪の花ランチ」とかにしたらいいと思うんですよね。
まあ別にそれはどうでもいいんですけど(どうでもよくはないんですけど)、
何が言いたいかって、無理して誰かと一緒にご飯を食べる必要なんかどこにもないってことです。
もちろん大勢でわいわいしながら食事をするのが好きな人はそのままで全然問題ありません。
ただ、寂しい奴と思われたくないから、という理由だけでグループに参加しているのであれば、無理してそうする必要はありません。
今は大学の食堂にもカウンター席があったりして一人でも食事しやすくなっていますし、なんならスマホだって音楽プレーヤーだってあります。いや、そもそも食べながら何かする必要はないんですけどね。
それにほら、周りを見渡せばたくさんのぼっち飯仲間が。
ぼっちも集まればぼっちじゃない!
1人で食事することの何が悪いというのか!
広がれぼっち飯の輪!